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エレベーターで「閉」ボタンを押す人の特徴とは?「内側に意識がいっている」

「閉」ボタンを押さなくても、勝手に閉まるエレベーター。それなのになぜか、「閉」ボタンを率先して自分が押さないと、気が済まないというタイプの人もいるようです。なぜ「閉」ボタンを人に押してもらう、または待つことができない人がいるのでしょうか? その特徴をまとめてみました。

親切から「閉」ボタンを押す人は、外側の人よりも、内側の人に気持ちがいきやすい

「閉」ボタンを自ら押さないと気が済まない人の中には、いろいろなタイプがありますが、そのひとつが周囲への親切心から押すというタイプです。「閉」ボタンを親切心から押している人は、外側の人よりも、内側の人に意識が集中しやすい傾向があります。なぜなら「閉」ボタンを押すのは、同じエレベーターに乗り合わせた人には親切な行動ですが、降りた人から見ると、自分から一刻も早く離れたがっているように見える行動だからです。

このタイプの人は会社なら会社の内側、つまり職場の同僚や上司には気遣いができますが、会ったことのない会社の外側の人間、顧客やクライアントなどへの配慮が不足しがちな傾向があるかもしれません。ぜひ外側へも親切なふるまいを意識してみてくださいね。

周囲の視線を意識して、「閉」ボタンを押してしまうタイプは

扉が閉まるまでの数秒間が待てずに、つい「閉」ボタンを押してしまうせっかちなタイプの人は、周囲の視線を意識して動くタイプか、もしくはタイム・イズ・マネーの合理主義なタイプといえます。

周囲の視線を意識して動く人は、「自分が『閉』ボタンを押さないことで、乗っている人がイライラする」、つまり「自分が非難される」ことが怖いため、「閉」ボタンを押さずにいられません。逆に言えば、率先して「閉」ボタンを押す役にまわることで、周囲からの評価を期待しているとも言えます。

このタイプの人は、人に迎合することで、自分が評価されるという意識が常に働いているため、評価されないと不平や不満がたまり、愚痴がついて出やすくなります。ドアの押し役に回らず、ときには閉まるに任せてしまったほうが、ストレスが回避できるかもしれません。

タイム・イズ・マネーのせっかちさんタイプは

「閉」ボタンを合理主義から押してしまう人は、論理や数字を大切にする余り、人の気持ちをつい後回しにして考えがちな傾向があります。扉が閉まるまでの数秒に「もったいない」という気持ちが働くなら、たった数秒で失うもの、得られるものを今一度考えなおしてみたほうがいいかもしれません。

「閉」ボタンは、これらの理由以外にも、「細かいところにも心配りを怠らない」という、日本人独特の習慣で行っている場合もあります。気になる人は、気になる「閉」ボタン。もし押さないと気が済まないという人が周りにいるなら、こんなタイプの人かどうか一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

※この記事は2013年11月26日に公開されたものです

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