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一番好きな漫画を教えて! 『花より男子』『失恋ショコラティエ』『潔く柔く』

今まで気にはなっていたけれど、“詳しくは知らない”、“どんな内容なの?”と疑問に思っていたさまざまなエンタメ情報をご紹介! スキマ時間に読んで、女子会や飲み会での話題にも♪

漫画の魅力は、ページをめくった瞬間から、別世界にトリップできるところ。仕事で疲れたとき、単調な毎日に刺激がほしいとき、恋をしたいとき……私たちの願望と世界を広げてくれます。特に、お気に入りの漫画ならより夢中になれますよね。そこで、「今まで読んだ中で一番好きな漫画」を働く女子に聞いてみたところ、たくさんの漫画の名前が挙がりました! 今回は、その一部をご紹介。

◆『花より男子』(神尾葉子著)

・「高校のときに好きすぎて、授業中ずっと読んでいました」(31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「ああいう格好よくて何があっても守ってくれる人にあこがれる」(30歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「貧乏な子と金持ちの男の子との恋愛が、どのような展開になるか楽しかった。花より男子はテレビでも流され、自分が漫画を読んで想像した世界とのちがいが楽しかった」(27歳/電機/技術職)

漫画も実写化もみごとに成功した作品。その人気は国内にはとどまらず、海外でもドラマ化されています。実写版には、松本潤さん、小栗旬さん、松田翔太さん、阿部力さんのイケメンが勢ぞろい。毎週テレビにくぎづけになっていた人も多いのでは?

◆『SLAM DUNK』(井上雄彦著)

・「何かに一生懸命になれる10代、というのは二度と戻ってこないから。アニメ放送もあって、バスケ部の部員数が急増した」(30歳/生保・損保/事務系専門職)
・「『あきらめたらそこで試合終了だよ』の名言は今でも使います(心の中で)」(28歳/自動車関連/技術職)
・「スラムダンクは、主人公の桜木花道だけでなく、それ以外の登場人物一人ひとりにもドラマがあっておもしろい」(31歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「最終巻を授業中に読みながら号泣してしまった」(24歳/小売店/販売職・サービス系)

連載終了から17年経つ今でも、その人気は健在。この漫画でバスケや青春、人生を学んだ人も多いはず。赤髪がトレードマークの桜木花道をはじめ、クールな天才肌・流川楓や低身長ながらも名ガードとして活躍する宮城リョータ、「安西先生…!! バスケがしたいです……」のセリフが有名すぎる三井寿など、湘北高校にはスター性のある選手が勢ぞろいしていましたね。また、桜木軍団の水戸洋平など、選手以外にも魅力的なキャラクターがズラリ。

◆『ONE PIECE』(尾田栄一郎著)

・「誰もが読んでいる漫画。異性との話題にもなる」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「仲間の絆がインパクトのあるセリフで示されている」(28歳/医療・福祉/専門職)・「友情、仲間、いろいろと考えさせられて、とてもおもしろいから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「電車で読んでいて号泣した」(29歳/食品・飲料/事務系専門職)

『ONE PIECE』は性別問わず人気があり、男子とも共通の話題として盛り上がれます。大人になっても「ワクワク」できて、童心に帰れる漫画は貴重ですね。

多くの女子から支持を受けた作品には、少女漫画よりも少年漫画が目立ちました。男友だちや彼氏の影響が強いのでしょうか。読みはじめたきっかけが気になります。

◆『彼氏彼女の事情』(津田雅美著)

・「恋愛だけでなく、家族関係のトラウマからの再生を描いていて奥が深かった」(25歳/商社・卸/事務系専門職)
・「心の底にある闇について深く描きながら、楽しいところは楽しく描かれているから」(28歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)

『LaLa』にて、1996年~2005年まで連載されていた作品。1998年には庵野秀明監督でテレビアニメ化されました。「カレカノ」の通称でおなじみですよね。

◆『トーマの心臓』(萩尾望都著)

・「心情が繊細に描かれておりすごいと思うため。友だちの家で初めて読み、とても気に入って、遊びに行くたびに読ませてもらっていた」(27歳/学校・教育関連/専門職)

1974年に発表された、萩尾望都の代表作。「人間の愛」とは何か、考えさせられる作品です。『トーマの心臓』や『ポーの一族』から、萩尾ワールドに入り込んだ人も多いよう。

◆『オルフェウスの窓』(池田理代子著)

・「ストーリーがロマンチック。同年代でこの作品を知っている人が少ないので、隠れた名作を読んだような気がする。音楽系の漫画が好きなので、音楽をモチーフにした作品を探して行き着いた覚えがある」(29歳/生保・損保/事務系専門職)

「オルフェウスの窓」から男性が地上を見下ろしたとき、一番はじめに眼界に入った女性と宿命的な恋におちるという、ロマンチックな伝説からはじまるストーリー。著書は『ベルサイユのばら』の池田理代子。戦争などの歴史的な背景は、大人になった今のほうがわかるかも?

◆『天は赤い河のほとり』(篠原千絵著)

・「少女漫画としてのドキドキ感もあり、ファンタジーとしてのおもしろさもあってすごく読み応えがある。『天は赤い河のほとり』を学校に持っていって、みんなで回し読みしてみんなでハマっていました」(29歳/建設・土木/事務系専門職)

1995年から『少女コミック』で連載された作品。主人公の女子中学生・鈴木夕梨が、古代オリエントの強国、ヒッタイト帝国へタイムスリップする大型歴史ロマン。壮大なスケールだけに、読み応えがありますね。

◆『純情事情 春と修羅』(早稲田ちえ著)

・「本当に素晴らしい作品。また漫画を描いていただきたいです。子どものころ、『なかよし』で早稲田ちえさんの作品がすごく印象的で、高校生~大学生になって、古本屋さんで早稲田ちえさんの作品を探して、購入しました。『純情事情 春と修羅』は新刊で買いましたが、少女漫画なのに、人がしっかり描かれていて、大好きです」(29歳/その他)

2000年に『なかよしはるやすみランド』で掲載された作品。独特のセンスやテンポを持つ早稲田ちえの作品は格好いい登場人物も魅力です。読者を引き込むストーリーは、ファンから絶大な支持を受けています。

◆『ロリータの詩集』(山中音和著)

・「シュールな絵と内容だが心に響くものがあった」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

言葉にコンプレックスを抱く主人公が、ある少年との出会いをきっかけに「詩」を残すことを決意します。登場人物の悩みや心情が巧みに描かれている作品です。

◆『クローバー』(稚野鳥子著)

・「初めて大人の世界を知ったような気がした。今まで知らなかった世界に飛び込んでしまった感じがした」(27歳/医療・福祉/専門職)

OLの沙耶を中心とした社内恋愛ストーリーなので、学生時代に読んだ人はちょっぴり大人の世界をのぞいた気持ちになったのでは? 社会人になると、好きな男性のいる職場は楽園のよう。仕事に張り合いが出て、毎日が楽しくなります。

◆『潔く柔く』(いくえみ綾著)

・「いろんな人の人生がみえるから。同じ出来事に対しても、とらえ方や気持ちが人それぞれちがい、さまざまな角度から物事を考えさせられる。『潔く柔く』が映画化されたので、観てみたい」(31歳/学校・教育関連)

1979年のデビュー以来、変わらない人気を誇るいくえみ綾のオムニバス形式で描かれた作品。教師に恋する女子高生や、就活目前の女子大生など、等身大の姿が描かれています。2013年秋には、長澤まさみ・岡田将生のW主演で映画化されました。

◆『失恋ショコラティエ』(水城せとな著)

・「感情移入してしまう。失恋経験がある人ならハマる」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

失恋しても相手を一途に想いつづける主人公・爽太。あきらめたくてもあきらめきれない片思いに、おもわず感情移入してしまいますね。2014年1月には、松本潤さん主演でドラマ化も決定。独特の世界観を持つ水城せとなさんの作品は、読みはじめるとやみつきになります。

ここで紹介している漫画すべてを読んでいる人は、かなりの漫画通かも。巻数があるものでも、電子書籍化しているものもあるので、ダウンロードして読んでみてもいいかもしれませんね。

(Mina/OFFICE SANGA)

※『マイナビウーマン』調べ。2013年10月にwebアンケート。有効回答数276件(22歳~34歳の働く女性)。

※この記事は2013年11月18日に公開されたものです

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