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入社2年目で社内教育の担当に! ベテランスタッフ相手の講義で生み出した“対策”って?

◆講義の相手はベテラン男性……生み出した“対策”は?

大学卒業後、電気機器の製造やコンピューターシステムの開発などを行う日本NCR株式会社に入社した高村さん。

「男性の多い職場なので、私が講師を務めることに驚かれることもありました」と高村さん

入社から1年はSEとして働きましたが、2年目からインストラクターとしてエンジニアへの講義を受け持つことに。社内で教育を担当するポジションにちょうど空きがあり、教育学部卒で教員免許を持つ高村さんに声がかかったのです。

教育免許を持っているとはいえ、もともと文系で、システムについてはまだ分からないことばかり。さらに「生徒」として講義を受けるのは全国から集まったベテランの男性スタッフたち。講義の方法について迷いもあったと言います。そこで高村さんの生み出した“対策”は?

「私が説明をする時間をできるだけ少なくし、演習の時間を多くとるようにしました。そして、演習の時間に会話をしながら補足説明。私が教えるというより、教えてもらっているという意識でした」

謙虚な気持ちで挑んだことが功を奏したのか、1週間の講義が終わるころには男性スタッフたちと打ち解け、「打ち上げをしよう」と誘われることもしばしばあったそう。

海外にも多く拠点を持つNCR。もともと英語への関心が高く、学生時代はカナダに留学していたこともあるという高村さん。海外のスタッフと交流することで刺激を受けることもあると言います。そのエピソードとは?

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