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すべての出逢いは、必然的なめぐり合わせだと信じています

(C) 2013 「すべては君に逢えたから」製作委員会

人を豊かにするのは人だと思う!
じんわり温かさが伝わる作品に

 

今回6つのストーリーに共通して感じられるのは、「素直な想いを伝えることの大切さ」。玉木さん自身も素直になれないことは多いそうで、「素直になれないときは、人と話さないですね。悩みがあっても、とくに相談もしません。自分で処理して整ってから、外へ出るという感じ」と、昔から何事も自分で解決するタイプなんだそう。でも、素直でありたいという気持ちは、きっと誰もが思っているはずだと言う玉木さん。

「たぶん、踏み出す勇気が必要なんでしょうね。隠すことのほうが意外と簡単かもしれない。素直に生きられたらなとは、僕もよく思います。兄弟関係も関わってくるんじゃないですか? 末っ子は甘え上手だったり、僕は長男なので、しっかりしなきゃと自分自身で思ってしまうので。まぁ、それは逃げだと思いますけどね(笑)」

そんな玉木さんが、今回6つのストーリーを通して、もっとも「ピュアなラブストーリーだな」と感じたのは、東京と仙台の遠距離恋愛の物語だそう。離れていても真剣に彼と向き合おうとするヒロインに対して、「けなげでかわいらしいというか、そういう相手を誰しも望むんじゃないでしょうか。きっといろんな誘惑もあるだろうけど、それでもブレずに、一途にお互いを想い合うっていうのは、すごくステキな心だと思います」と、玉木さん。

そんな読者世代の「遠距離恋愛」や「イヴの恋人」をはじめ、どんな世代にもおすすめのエピソードが詰まった映画だと玉木さんは言います。

「すべての物語が全体でつながっていて、家族の愛について描かれているものもあったり、どの年代の方が観てもじんわり温かさが伝わるはずです。人を豊かにするのは、人だと思う。そんな人の温かさを感じとっていただければ幸いです」

『すべては君に逢えたから』
(配給:ワーナー・ブラザース映画)


舞台は、1日100万人が利用するメガステーション東京駅。女性不信に陥ったウェブデザイン会社の社長(玉木宏)と夢に破れた女優(高梨臨)の出逢いや、仙台と東京の遠距離恋愛中のカップル、気になる先輩に告白できない女子大生、余命3カ月を宣告された新幹線の運転士、母親と過ごすクリスマスを夢みる少女、49年前の果たされなかった約束など、10人の男女が織り成す6つのドラマが交錯する。「素直な想いを伝えたい」「出逢えた奇跡に感謝したい」など、それぞれの想いがクリスマスをきっかけに動き出す、切なくもロマンティックなラブストーリー。

●11月22日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

▼『すべては君に逢えたから』公式サイト
www.kiminiaeta-movie.jp

※この記事は2013年10月31日に公開されたものです

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