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すべての出逢いは、必然的なめぐり合わせだと信じています

(C) 2013 「すべては君に逢えたから」製作委員会

和樹はどこか寂しい人間だと思った
前半戦はイヤな人間を演じています

 

舞台はクリスマスの迫る東京駅。遠距離恋愛中のカップルや、母親と過ごすクリスマスを夢見る少女、気になる先輩に告白できない女子大生、余命を告げられた新幹線の運転士、49年前の果たされなかった約束など、6つのストーリーが織り成す映画『すべては君に逢えたから』。玉木宏さんは「人の大切さや、ありがたみ、あたたかさ、っていうものを感じていただける映画だと思います」と、愛情あふれる作品の魅力を語ります。

玉木さんがメインエピソード「イヴの恋人」で演じるのは、過去の苦い経験から近づいてくる女性はみんなお金目当てだと思っている、ウェブデザイン会社社長・黒山和樹。女優の夢を諦めて故郷に帰ろうとする佐々木玲子(高梨臨)と偶然出逢うものの、和樹は傲慢で失礼な態度をとってしまい……。

「和樹は社長である以上、相談者もいなくて、唯一のはけ口がDVD観賞。どこか“寂しい人間”という部分が出せればと思いました。いくつものストーリーが同時に描かれている作品だから、途中で『あれ、この人何だっけなぁ?』とならないように、より印象づけないといけないと思い、感情を誇張して、怒るところは怒る。前半戦はとことんイヤな人間を演じています(笑)」

そんな気むずかしい和樹が、玲子に対して心を開いていく変化は、見どころのひとつかも。そして、今回注目の舞台は、来年で開業100周年を迎える東京駅。撮影は、JR東日本の全面協力のもとに実現したそう。

「終電が終わった深夜1時以降の撮影だったので、何日かはしんどい思いをしましたね。でも、僕らのパートは6月頭の撮影で、ほかのみなさんはもっと暑い時期にコートを着込んで大変だったはず」と、ほかの出演者を気づかう玉木さん。そんな大勢の努力の結晶、きらきらとしたイルミネーションに彩られる、東京駅のクリスマスシーンは必見です!


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