防犯専門店に聞いてみた!「盗聴器発見器」っていくらぐらい?「1万円未満でも購入可」

部屋のどこかに隠された盗聴器を発見する「盗聴器発見器」。テレビ番組などで、発見器を使っている光景を見ることがありますが、あの発見器って私たちでも簡単に買えるのでしょうか?
【危険は窓から忍び寄る……夏の防犯対策】
またいくらぐらいなのでしょうか? 秋葉原の防犯専門店、マックスガレージの藤田芳典さんにお話を伺いました。
安いのなら1万円未満でも購入可能!
――盗聴器発見器は一般の人でも簡単に買えるものなのでしょうか?
藤田さん はい、一般の人でも防犯店などで買えますよ。
――価格帯はどれくらいなのでしょうか?
藤田さん 安いものは数千円で買えます。当店で人気のものでは、3,000円や5,000円、また7,000円台のものがあります。
――思ったよりも安い値段で手に入れることができるのですね。その中でも人気の商品はどんなものでしょうか?
藤田さん 『探吉くん』という商品が人気ですね。発光して盗聴器を発見するもので、感度を切り替えることで広い範囲と狭い範囲それぞれを探すことができます。これが7,980円ですね。
――特に難しい操作はいらないのですね。
藤田さん 電源を入れて近づけるだけなので簡単ですよ。
――探吉くんよりも高い値段のもので売れているものはありますか?
藤田さん 『HR-500』という商品が人気ですね。これは盗聴器を発見する機能だけでなく受信機にもなるので、例えば災害時には消防無線などを傍受して活用させることができます。
――発見器以外の使い方もできるのですか。やはりそれだけ機能があるのなら値段も高いのではないでしょうか?
藤田さん これで1万9,800円ほどです。プロも使っているモデルですが、そこまで高いものではないですよ。
――一般の人でも手に入れやすい価格ですね。
藤田さん もちろん、物によっては高性能で高いものもあります。『バグチェイサープラス』という高性能の発見器は4万5,000円くらいです。高性能の商品にありがちな複雑さはないので、プロだけでなく主婦の方なんかも購入されます。
――盗聴器発見器というのは、お手ごろな価格のものでも高額なものでも扱いやすいものばかりなのですね。
藤田さん 素人の方でも使いやすいものばかりです。盗聴器発見器だけでなく、最近では「盗撮カメラを発見するアイテム」も売れていますよ。
――盗撮カメラを発見するにはどのようにするのですか?
藤田さん 例えば『盗聴・盗撮カメラ発見機』という商品では、盗撮カメラのレンズにLEDの光を当てて反射させ、カメラがどこにあるか探すことができます。盗聴器も盗撮カメラも発見できるので人気です。
――なるほど。盗聴器だけでなく、盗撮カメラも気を付けたい人にはもってこいの商品ですね。
「盗聴器発見器」と聞くと、なかなか手に入らないようなイメージがありましたが、意外と簡単に購入できるようです。数千円でも買えるので、購入して一度身の回りのチェックをしてみるのもいいかもしれませんね。
(貫井康徳@dcp)
※この記事は2013年09月28日に公開されたものです