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明治と金沢工業大学、ホットミルクで「ホッとする」生体反応を実験で確認

画像はイメージ

明治は、同社の食品開発研究所と金沢工業大学感動デザイン工学研究所と共同研究により、ホットミルクを飲んだときの?ホッとする?状態の生体反応を科学的に確認した。

一般的によく知られる「ホットミルクを飲むことにより、身体があたたまりリラックスする効果」には、牛乳中に含まれるメラトニンをはじめとするさまざまな栄養成分の関与が報告されているという。

今回同社と金沢工業大学は、ホットミルクの飲用の有無により、実際にヒトの心と身体がどのような状態になっているかに着目。20代男性10名を被験者に計算課題を3分間解答させ?ストレス状態?にした後、「60℃のホットミルク」を飲んだ場合と、「ホットミルクと等カロリーになるように?ショ糖?を添加した60℃のお湯」を飲んだ時の違いを比較した。

感覚や感情の強度を評価する際に用いられる「VAS(Visual Analog Scale)」を使用した「主観評価」では、ホットミルクを飲んだ時のほうが緊張やイライラの度合いが低く、心理的にもストレスが緩和されていることが判明。また、心電計測およびサーモグラフィによる顔面温度測定では、ホットミルクを飲んだ場合の方が、統計的に交感神経活動指標が低い状態(=副交感神経活動が高い状態)、すなわちリラックス状態であることが明らかになったとのこと。

※この記事は2013年09月09日に公開されたものです

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