お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

シングルのうちに備える! 結婚を現実化する10の質問

恋愛部長

■身も心も「奥さんモード」の女性には、男性も結婚後の生活を想像しやすい

昔の人は、結婚が決まる前から、嫁入り前の女子は「花嫁修行」と称して、料理、裁縫、お茶、お花……とあれこれ習ったものですが、おそらくは何も考えずにできるようになる、つまりそれらが「手につく」状態にしておくためにやっていたんだと思うんです。

結婚に向けて具体的に努力しておくと、身体も心もすべてが結婚に対して準備されていきます。そして、そういう女性には、男性も、自然と結婚後の生活を想像しやすくなるんですね。たとえば、いっしょに歩いていて、素敵なマンションを見たときに「こんなところに住みた~い」と無責任に言うよりは、「この場所でこの値段はずいぶん高いね。駅に近いわけでもないのにね」などと言われたほうが、具体的にいろいろ考えるきっかけになりますし、頼もしいなと思ってもらえるもの。男性って、結局「家を任せられる」女性と結婚したいという本音があると思うんです。それに応えることができる女性になるのは大切なことです。

そして、こうやって、結婚を“見える化”していくと、無意識に結婚を引き寄せることができます。どこかで夢のようにぼんやりと思い描いていた結婚が、急に現実のものに思えてくる。それが、大事なんです。脳みそは、具体的にイメージできればできるほど、それをかなえようというふうに無意識下で働きはじめるもの。「思考は現実化する」です。

私自身、長年結婚したいしたいと言いながら、なかなか結婚できなかったんですが、その間、部屋にはモノがいっぱいで、とてももう1人ぶんのスペースなんかなかったし、仕事も毎日深夜までで、料理は週末くらいしかしていませんでした。そんな状態では、結婚のほうから逃げて行ってしまうというものです。

あるときふと、結婚のための努力を具体的にしていこう! と決めて、部屋の古本やガラクタを片づけたり、料理を毎晩遅くからでもつくれるように、いろいろなストックをつくってみるなどの工夫をしたりしはじめました。部屋も、なるべくいつ誰が来てもいいように、居心地をよくするように整えて。ひとり住まいですが、だれかもう1人住んでもいいようなスペースをつくりました。その一方で、マンションを買うのだけはかたくなに避けました。どうしても、家は、結婚した人といっしょに買う! って決めていたので(笑)。

結局、ある日出会った人と、結婚を前提に付き合うことになり、彼がうちに入り浸って、あっという間に結婚することになりました。もしも、付き合い出してからあれこれ用意していたのでは、とても間に合わなかったと思います。

この「花嫁修行作戦」がいいのは、結局誰と結婚することになっても役に立つ、ということです。そして、「絶対に、いつかは誰かと結婚する」と強く信じて行動することに意味があるんです。

【次ページ】「結婚したいのにできない」本当の理由とは?

次のページを読む

SHARE