お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

“一生モノ”の出会いにめぐり会うコツ→「既婚者グループに紛れてみる」

恋愛、転職、結婚、出産……、さまざまなライフイベントに、マネーの悩みはつきもの。なかなか人には相談しにくいお金とライフプランのお悩みを、編集部が読者に代わり、FP花輪陽子さんにガチンコ相談!

お金の価値観が合う人に出会えずにいるのが悩みという、まなさん。FP花輪陽子さんがオススメする方法は「まずは自分のお金との付き合い方を棚卸しすること」。生活習慣の見直しは、望む出会いをゲットする第一歩。さらに将来につながる出会いに巡り会うための秘訣を聞いてみました。(取材・文/島影真奈美)
※まなさん前編はこちら

  • コーヒーが好きで1日2~3杯は飲むというまなさん。スタバで1日1回飲むほか、自宅からも淹れて持っていくとか。写真は自宅で愛用しているコーヒーカップとシュガースプーン。

編集部 周囲に計画的に貯蓄をしているような男性があまりいないという、まなさん。もっとちがう相手と知り合ったほうがいいだろうという思いもありつつ、なんとなく一緒に過ごす状態が続いているそうです。

花輪陽子(以下、花輪) 普段、一緒に遊んだり、食事をしたりする相手はどういった方が多いんでしょうか。

編集部 会社の同僚の方たちですね。平日は会社がある六本木近辺で飲むことが多く、予算は1回あたり5,000円ぐらい。ただ、プライベートも結局、同僚と遊んでいることが多いとか。

花輪 会社の比重が高いんですね。まなさんの家計の状況を見ると、外食費1万円、交際費3万円と“お付き合い”にかけているお金が少々高め。でも、満足いく出会いがないということであれば、できるだけ早く投資先を見直す必要がありそうです。

編集部 「お金遣いが荒いな」と感じながらも、気心の知れた同僚との飲み会は断りづらくもあり、気楽でもあり……というところもありそうですね。

花輪 自分が幹事を引き受けて、今よりも手頃な金額で飲める店を探すのも手ですし、飲み会に参加する頻度や参加する時間帯を見直してみるのもいいかもしれません。現状、未婚の同僚グループに本腰を入れて参加しているぶん、ほかのグループと交流するお金・時間が捻出しにくくなっていそうです。別グループの、たとえば既婚者の人たちがどう振る舞っているかを観察するのも参考になりますよ。

編集部 まなさんによると、「社内結婚をしている共働きカップルは子どもを保育園に預けて出社。時短なのに仕事が終わらず、お迎えの時間に遅れてしまうという状況が大変そう」とのことでした。もしかしたら、「既婚者チームはハナから飲み会に参加しない」という暗黙の了解があったりするのかも……。「まわりはお金遣いが荒い男性ばかり」という状況を変えるために、今すぐできることはありますか?

【次ページ】余裕がないように見える人こそ、シッカリ貯蓄!?

次のページを読む

SHARE