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どうすれば「お金の価値観がしっかりした男性」と出会えるの?

花輪陽子

花輪 “カフェマネー”は案外、あなどれません。一度習慣になると、パトロールのように通わずにはいられなくなるので注意が必要。毎日のコーヒー代は、たばこを1日1箱吸っている人と同じくらい、と考えるとハッとさせられますよ。カフェは単にコーヒーなど飲み物を飲んでいるだけではなく、お金を払って場所を借りているという感覚を持ち、その必要があるときに利用するといいかもしれませんね。

編集部 そう考えると、テイクアウトで飲むのはちょっともったいないんですね。店内で飲むのと値段は変わりませんし……。

花輪 休日にカフェでのんびりするのはいいと思うんですが、平日に会社や自宅で飲むぶんには、セルフドリップ式のものなどを上手に取り入れてみるといいかもしれません。有名店のものもいくつか出ていますし、あれこれ試してみるのも楽しいですよ。

編集部 現在、まったく貯蓄していないというまなさん。貯蓄をはじめるとしたら、いくらくらいからスタートするのがいいでしょうか。

花輪 賢い貯め方としては、手取り月収の10%を貯蓄にあて、それとは別に臨時出費用に、手取りの5%をよけておくという方法があります。結婚式に招待されたなど思いがけない出費は臨時出費用のお金でケア。貯蓄には手をつけないことが大切です。

編集部 今の家賃を払いながらだと、相当難しくなりそうですね……。

花輪 毎月貯蓄しようとすると、月々の収支が赤字になってしまう場合は、ボーナスの半分を貯め、残り半分を臨時収入として取っておくという方法もあります。何はともあれ、月々の赤字をなくすことが先決です。

生活の余裕も左右する家賃。慎重に検討を!

「家賃は手取り月収の3分の1以内に」がセオリーだとわかっていても、気に入った物件が見つからないなどの理由で、つい予算オーバーしてしまうケースが少なくありません。でも、住居にお金をかけすぎたばかりに、貯蓄もしづらくなり、日々の生活も余裕がなくなってしまっては本末転倒。たとえば、「バス・トイレ別にこだわる代わりに駅から離れていてもOK」や「便利だけれど、人気のない沿線を選ぶ」など、もうひと工夫を心がけて。(花輪陽子)

※この記事は2013年06月25日に公開されたものです

花輪陽子

ファイナンシャル・プランナー。OL時代は借金200万円の“貯まらん女”だったが、2009年に「夫婦同時失業」を経験し、ファイナンシャル・プランナーに転身。『夫婦で一生に必要なお金がしっかり貯まる本』(PHP研究所)、『大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術』(朝日新聞出版)、『貯まらん女のお金がみるみる貯まる魔法のレッスン88』(マガジンハウス)、『貯金ゼロ 借金200万円! ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)など著書多数。 http://yokohanawa.com/

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