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「角」がなくなったオセロ!? 進化がハンパない最近のおもちゃ事情

マツコ・デラックスと村上信五のMCでおなじみのトークバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系列)。6月17日の放送では、「おもちゃが驚くべき進化を遂げている件」が話題になりました。

まず、おなじみのルービックキューブ。通常は6面体ですが、最新版の「Petaminx(ペタミンクス)」はなんと12面体で、各面には100個の稼働部、計1200個ものピースが!

また、すっかりおなじみのオセロも、最新版はひと味違います。オセロ勝負では角をとることが肝心になりますが、その角が2カ所欠けており、パネルの配置を移動できてしまうというのです。マツコ・デラックスが「こうなるともう、進化というより別のゲームだよね」と話していましたが同感です…。

そこで、番組内で取り上げられたものもそうでないものも、アラサー、アラフォー世代には懐かしい「昔のおもちゃ」が今ではどう進化しているのかマイナビ編集部でも探してみました!

自動計測のコマ!?

小さい頃はコマ回しやベーゴマで遊んだという皆さん、最近のコマは違います。「ルミノディスク」(バンダイ)は、回転させるとリアルタイムで回転数を計測し、LEDの光文字で表示されるというもの。遊び方も、100回転目でぴったり止める「ジャスト100」や、10秒間に150回転以上回す「10秒トライアル」、「最大回転数チャレンジ」の3種類を用意。ハイテクゴマだけに、ベーゴマのようにぶつけあって遊ぶことはなさそうです。

凧あげもとうとう室内で!

凧あげといえば、風がない日も全速力で走り、なんとか上空の風にのせてあげたものでしたが(そのせいでよく電線にもひっかけましたが)、最近では広い空き地もなく…凧あげもすっかり「昔の遊び」になりました。…と思いきや、きちんと21世紀にも生き残っています。番組でも紹介されましたが、「バイオカイト」(森久エンジニアリング)は微風でもOK。走り回る必要なく、初心者でも200mはあげられるというから驚きです! また、「ホームカイト」(タカラトミー)はなんとお部屋専用の凧。手回し発電により、風のない部屋でいつでも凧あげができます。

夢のラジコンヘリが手軽に!?

男の子であれば、子供の頃にラジコンヘリを持ちたかった人は数知れず。一般家庭ではなかなか親に買ってもらえない高級おもちゃでしたが、今では数千円でラジコンヘリが手に入る時代です。さらに高性能なものでは、スマートフォンで操作できる4翼ヘリコプター「AR.Drone」(パロット社)が話題に! “空飛ぶ円盤”のような抜群の安定飛行が特徴で、最新版では宙返りなどのアクロバット飛行も。HDへの録画機能も搭載されるなど、もはやおもちゃの域を完全に超えています。

パズルも2Dから3D、さらには4Dの時代!?

ジグソーパズルは、老若男女問わず親しんできだおもちゃですが、日本初のジグソーパズルメーカーが送る進化系パズル「4D CITYSCALE TIME PUZZLE(やのまん)は、世界の主要都市をテーマにした地図パズル。立体パズルに、さらに歴史という時間軸をプラスしているというのがウリで、組み立てていきながら都市の発展を学び、楽しむことができます。たとえば東京であれば、まず昭和33年の第1層の平面地図を組み立て、その上に現代の平面地図を組んでいきます。2層の平面地図をつくり終えたら、最後に建設年表を見ながら時代で色分けされた建物模型を立てて完成です。4Dというのでこちらもハイテク系かと思いきや、アナログのよさを活かしたなかなか乙なパズルです。

最近のおもちゃは、従来にはなかった発想や技術が盛り込まれており、調べれば調べるほど驚きの連続。ハマったら大人でも抜け出せなくなりそうな魅力がたっぷりつまっているので、あなたも気になる進化おもちゃを一度試してみませんか?

Petaminx http://magicalcubism.com/

ルミノディスク http://www.asovision.com/

ホームカイト http://www.takaratomy.co.jp/products/homekite/

バイオカイト http://www.biokite.com/

AR.Drone http://ardrone2.parrot.com/

4D CITYSCALE TIME PUZZLE http://www.yanoman.co.jp/product/4DCS/

(齊藤かおり/サイドランチ)

※この記事は2013年06月19日に公開されたものです

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