電話が嫌いな人の心理と克服法とは? 心理コーディネーターが解説
電話嫌いを克服する方法
電話嫌いの克服方法を知ることで、苦手意識を減らせるかもしれません。そこで、電話嫌いを克服する方法をシーン別に解説してもらいました。
電話をかけるのが苦手。どうしたらいい?
電話嫌いな人の中には、かかってくる電話が嫌いなだけではなく、自分から電話をかけること自体が苦手な人も。電話が得意になる、電話に対する苦手意識を減らすには、何度も電話をかけるショック療法が効果的。何度もかけていくうちに、「電話をかけなければならない」と言った心理的抵抗が少なくなるはず。
また、慣れると自然に口から言葉が出るようになります。言葉が自然に出ないと、一生懸命に会話の内容を考えてしまうため、電話をした後にとても疲れてしまいます。ですが、言葉が自然に出るようになるとその疲労が半減されます。それを繰り返すことで苦手意識があったものが少なくなり、次第になくなっていくでしょう。
仕事の電話を克服するには?
仕事で電話をしなくてはならない人は、定型文を作っておくといいでしょう。「お世話になっております。【自社名】の【自分の名前】と申します。<相手の名前>様いらっしゃいますでしょうか? 本日は<連絡の理由>の件でお電話させていただきました」と一定の文章を読み上げるのがおすすめです。
定型文をスムーズに言えるようになると、電話をかけるハードルが下がり、気持ちが楽になります。自分で定型文を考えて作るのが苦手な人は、かかってきた電話の内容を真似して作成してみるのもいいかもしれません。
プライベートな電話の断り方
プライベートな電話を苦手と感じている人も少なくないですよね。この場合、何も言わずに電話をスルーしてしまうよりも、電話に対し苦手意識を持っていることを相手に理解してもらいましょう。スルーしてしまうと相手は「自分の電話に出たくないのかもしれない」と感じてしまいます。そのようなことを思われないためにも、電話が苦手であるという点をしっかりと伝える必要があります。
また、「電話は苦手だけど、メッセンジャーなら大丈夫」というような言い方をしておけば、相手は「嫌われたかもしれない」と感じずに済むはず。拒絶してしまった理由と、相手のこと自体は苦手・嫌いではないということをよく伝えてあげてください。