共通の敵を作る? 先輩女子が「お局扱いされないためにすること」
仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!
新入社員を迎えてもうすぐ二週間。先輩となる女子たちは、教育係としての役割も求められます。そんな今、心配事のひとつとして挙げられるのが、新人女子からお局扱いされて嫌われること。今さら仲よしごっこをしたいわけじゃないけれど、仕事がしにくくなるのだけは避けたい! そこで、後輩や部下を持つアラサー女子に、彼女たちと接するうえでお局扱いされないように気をつけていることを聞いてみました。
■頼みごとをするときの言葉遣い(29歳/出版)
「資料作りやコピーなどの雑用を頼むときは、必ず『ごめんね、明日までに会議資料を頼んでいい?』『悪いんだけど、コピー頼めるかな?』など、言葉を選んで慎重にお願いしている」
雑用を頼まれると嫌な顔をする新人もいないとはいえません。こんなときは、やや下からお願いするくらいがちょうどいいのかも。
■若者の話に付き合う(32歳/団体)
「隣の席で新人同士がスイーツ店の話で盛り上がっていた。正直この歳で流行りものには興味がないし、早く手を動かせとも思うけど、『なになに? その店おいしいの?』と、一回は乗ることにしている」
ジェネレーションギャップを感じさせない努力も必要なよう。あくまでも「今度連れてって!」などと踏み込みすぎないのがコツです。
■あえてダメなところを見せる(27歳/IT)
「前の会社で男関係がだらしなかった私。新人女子が入るたびにあえてその話をおもしろおかしく聞かせている。これまでよそよそしかった子とも距離が縮まる気がする」
とっつきにくいと思っていた女性の先輩が、ダメな身の上話をさらけ出してくれると親近感がわくのかもしれません。
■別のお局を仕立て上げる(30歳/商社)
「私がお局にされる前に、自分より先輩の女子社員をお局にしてしまう。『あの人本当にキツいよねー』と同調したり『昔は散々イヤミいわれたけど最初だけだから』となぐさめたりして、新人を取り込んでしまう」
共通の敵を作ると団結力が高まると言いますが、くれぐれもそのお局さんにバレないように注意が必要です。
■週一でランチをおごる(31歳/IT)
「うちは何もなければほとんど社員同士が話さない職場なので、勤務年数が長いというだけでお局にされやすい。意思疎通をはかるためにも週一でランチをおごっている。お財布事情は厳しいけれど、背に腹は変えられない」
おごってくれる先輩というのは好感度大。しかも「あなたたちと話したい」という姿勢が見えれば新人も心を開きやすいようです。
今は仕事ができなくてイライラしても、ジェネレーションギャップにがくぜんとしても、いずれ新人女子に助けられる日がくるはず。そんなときのためにも、今から味方につけておくのが賢いやり方かもしれませんね。あなたはお局扱いされないようにするため、心がけていることはありますか?
(立原麻里+プレスラボ)
※この記事は2013年04月11日に公開されたものです