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彼ときちんと「お金の話」がしたい。どう切り出すのが効果的?

  • 月に1~2回ペースで通っている料理教室。授業料は全12回で約7万円(入会金込み)。「万一、離婚しても自分のためになるから」と、こけこさん。

花輪 ゆっくり食事を楽しんでいるときなど、リラックスタイムがオススメ。お酒が飲める人であれば、少々飲んでいるときのほうがざっくばらんに話し合えるかもしれません。男性は帰宅してすぐは仕事モードから切り替わらず、ボーッとしている人が多いので、一段落してから話すのもコツです。

編集部 こけこさんは週1~2回ペースで料理教室に通っています。じつはご主人から「(食事が)まずい」と言われたのが通いはじめるきっかけだったとか……。

 花輪 えらいですね。料理に文句を言われたら、「それなら、もう食べなくてもいいわよ!」と突き放す奥さんも多いと思います。でも、こけこさんは前向きに努力している。せっかく習っているのだから、夫を誘って“試食会”をしてみてもいいかもしれません。

編集部 習った料理の復習にもなって、一石二鳥ですね!

花輪 夫婦で一緒に食事をする機会が増えると、ぐっと「お金の話」もしやすくなりますよ。

編集部 2人の料理に関するやりとりを聞いていると、こけこさんのご主人は、思ったことを他意なくストレートに伝えてしまうタイプなんでしょうか……。もし、「今まで家計になんて興味がなかったくせに!」と、とりあってもらえなかったらどうすれば……?

花輪 素直な気持ちを伝えれば大丈夫ですよ。「これまでお金のことをあまり考えずに来てしまったんだけれど、これからちゃんと勉強したいと思うから教えてね」と言えば、喜んで教えてくれるはず。自分で家計を管理するぐらい、マネーに関心があるご主人ならなおさらです。

「お金の話」に焦りは禁物! ゆったりと彼の意見に耳を傾けて

「今夜こそ、思いきって……!」と肩に力が入るとかえって言いづらく、相手も身構えてしまうのが「お金の話」。まずはお互いに本音を伝え合えるような土台作りが必要。相手がリラックスしているタイミングを見計らって、話を切り出してみるのがオススメ。これまでお金に無頓着だった反省の気持ちを素直に伝え、彼に教えを請うのが最初の一歩。「2人のお金」について、ご主人がどんなふうに考えているのかも、じっくり聞いてみましょう。(花輪陽子)

※この記事は2013年03月26日に公開されたものです

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