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はじめて知る「私の食べ方」を診断☆ 食欲コントロール術は?

食欲を抑える定番ランチのオススメメニューは?

A. 旨味、酸味、苦味をフル活用しましょう。

とんかつにはポン酢で酸味をオン。ステーキにはレモン汁や酸味の強いグレープフルーツなどを添えてみて。塩気の強いカレーには酸味の強いチーズや旨味の卵をプラス。塩ラーメンなら事前に抹茶豆乳なんかで食欲を抑えておくのもGOOD。間違っても「塩気の強そうなものに、甘いタレをつける」ことはないように。

サラダのドレッシングには何がオススメ?

A. そもそも味を濃くしている(塩分または糖分を多く摂取)原因は調味料。まずはかけずに食材本来の味わいを楽しむようにしましょう。

「濃い味がやめられない……(汗)」という人でも大丈夫。舌で味を感じる味蕾(みらい)という器管は10日で生まれ変わる。つまり、いくらでも味覚を研ぎ澄ませるトレーニングはできるということ。

スイーツバイキングの賢い選択は?

A. 意外に同じ濃ゆ~い味ばかりだと飽きるのも早い。とにかく甘いものばかりをチョイスしてみては?

塩味×甘味や、フルーツの酸味×甘味は避けよう。

辛味や渋味は食欲を刺激しないの?

A. 辛味や渋味も食欲を刺激します。特に辛味には食欲増進作用があり、これは辛味の刺激で脳の中枢神経の働きが高められて、消化液や唾液の分泌を促すからです。

ただし、舌の味蕾が感じるのは塩味・酸味・甘味・苦味・旨味の5種類だけ。辛味や渋味は味ではなく痛覚や温覚の要素が混じります。

(構成:小池直穂、イラスト:松井晴美)

  • 監修 鈴木隆一 先生
    AISSY株式会社代表取締役社長、慶應義塾大学共同研究員(兼務)。慶應義塾大学院理工学研究科修士課程修了。大学院修了後、慶應義塾大学から出資を得てAISSY株式会社を設立。味覚や食べ合わせの研究を行い、メディアにも多数出演。通称「味博士」。味博士の研究所。著書に「味博士のぜったい太らない食べ方」(日本文芸社)、『「味覚力」を鍛えれば病気にならない』(講談社)がある。

 

※この記事は2013年03月14日に公開されたものです

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