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キュートなカップルを演じたあの2人の撮影秘話☆

10のうち4を伝えれば、わかり合える関係

 

1987年、東京。大学進学のために長崎の港町から上京したばかりの18歳の男の子の1年間を描く映画『横道世之介』は、高良健吾さんと吉高由里子さんにとって、映画『蛇にピアス』(08)に続く2度目の共演作。5年前はともに新人同然で「ゼロからスタートした気持ちでした」と吉高さんは振り返ります。

「自分で調節のきかないような状態で、すごい密度がある撮影期間を一緒に過ごしたので、甘えちゃいそうなくらいの信頼関係があって。だから今回、頼もしい主演の人でよかったと思いました」と言う吉高さん。

その言葉を受けて、「きっと、いい意味で楽なんですよ」と高良さん。「お互い、いろんなことを決め決めでやるほうじゃないと思うんです。その場の雰囲気だったり、テンションでやれるから。いい意味で気を使わなくていいし、楽しかったです」と言います。

吉高さんは「全部を伝えなくてもわかってくれる人」と高良さんについて語り、「私たちの会話って、けっこうずれるけど、10個あるうちの4くらい伝えたら、お互い『ああ』ってわかるような感じなんで」と笑います。 >>>「急だね」と言われるところが……

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