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ライターが2週間挑戦「目指せ-2kgダイエット」

「プチ糖質オフダイエット」Q&A

 

夜に糖質を抜けない場合、朝もしくは昼に糖質を抜くやり方でも大丈夫?

A.寝る前に糖質を抜くのがベストですが、一日トータルで糖質の量をコントロールできればOK

理論的には、一日トータルの糖質量を制限できればやせることができます。夜に糖質を抜くことをオススメしたのは、夜の運動量が日中に比べて少ないためです。私の場合、夜にお腹がすいたときは、白ワインにチーズ、生ハムを食べて、そのまま気持ちよくなって寝ちゃいますよ(笑)。だから、帰りが遅くなった日には、しっかり糖質をオフすれば夜食を食べたってOKです。

 

生理前はどうしても甘いものががまんできない! どうしたらいいですか?

A.食後15分以内に有酸素運動をして応急処置を。

摂取した糖質は体を動かせば消費されます。食後15分以内に血糖値が上がってくるというデータがありますから、食べてしまったあとはなるべく早いうちに体を動かして、糖質の消費に努めましょう。オススメは、“ながら運動”ができる『ステッパー』を使った足踏み運動。自転車を漕ぐより、血糖値が下がりますよ。

 

フルーツや野菜を使ったスムージーはダイエットにオススメですか? 繊維質が壊れてしまうという話もありますが……。

A. 生フルーツや生野菜は、ビタミン補給にGOODです。

新鮮な野菜からビタミンをたっぷりとれますから、スムージーでいいと思いますよ。ビタミンは熱に弱いため、生でいただくのはいいことです。ただし糖質を含みますから、飲むなら朝にしましょう。

 

なかなか「プチ糖質オフダイエット」の効果が出ないのはなぜ!?

A.まずは食材の見直しからはじめましょう。それでも効果が出ない場合は、“炭水化物中毒”かも!?

大丈夫だと思っていた食材や調味料に、実は糖質がたくさん含まれているということも。たとえばノンカロリーの調味料は、味を調節するために糖質をたくさん含んでいます。自分のイメージだけで糖質量を判断せず、一度、食材の糖質量を徹底的に調べてみましょう。

 

それでも効果が出ない人は、“炭水化物中毒”の可能性があります。これはニコチン中毒と一緒。炭水化物を抜くとイライラしたり、食べたあとに眠くなったりする人は要注意。一度、三食完全に糖質を抜いて中毒から脱出することが必要です。そこから徐々に「プチ糖質オフダイエット」に移行して体重維持に努めてみましょう。最初はしんどいですが、体は必ず慣れていくもの。健康のためにもがんばって!

参考/炭水化物中毒のチェック項目

 

三食すべて炭水化物を摂らないと満足できない

炭水化物を摂らないと落ち着かなかったり、イライラする

食後2~3時間すると、無性に炭水化物を食べたくなる

慢性的に疲労感、だるさを感じる

炭水化物を食べると幸福感を感じる

?上記に3個以上チェックがついた人は、要注意!

?(制作:オフィスノベンタ、イラスト:松井晴美)

牧田善二(まきたぜんじ)先生 糖尿病専門医/ AGE牧田クリニック院長

1979年に北海道大学医学部卒業後、ニューヨークのロックフェラー大学研究員、久留米大学医学部教授などを経て、2003年、糖尿病を中心とした生活習慣病の治療を行うAGE牧田クリニックを開業。『牧田式糖質オフ健康ダイエット』(主婦と生活社)、『糖質オフ!でやせるレシピ』(成美堂出版)など「糖質オフダイエット」に関する著書多数。AGE牧田クリニックホームページはこちら

※この記事は2013年02月14日に公開されたものです

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