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婚活で失敗した体験談と失敗する人の特徴とは

大西みき

自分では何が悪いのか分からないけれど、婚活で失敗しやすいと感じている人もいるかもしれません。実は、失敗しやすい人にはいくつか特徴があるのです。今回は婚活で失敗しやすい人の特徴とNG行動について解説します。

結婚相談所やマッチングアプリなどで婚活をしているけれど、なかなか交際に至らないという状況は、回数を重ねるほど気持ちが落ち込みますよね。もしかしたら結婚を焦るあまり、空回りしているのかもしれません。

この記事では、婚活に失敗しやすい人に当てはまる特徴を紹介します。気づかないうちにやってしまいがちな行動もお伝えしていきますので、婚活が失敗ばかりという人は、ぜひ参考にしてください。

やっちゃった。婚活失敗談

まずは婚活で失敗した人のエピソードをいくつか紹介します。(※)

・「顔の好みで選んだら、性格が合わなかった」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

・「結婚相談所に登録するのに30万円以上払ったが、ほぼ活用しなかった」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「子どもがいることを冒頭で言うと、話はすぐ終わってしまった」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「好きでもなんでもない人と食事に何度も行って疲れたり、傷つくようなことを言われたりしてボロボロになった」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

自分の中での優先順位を間違えてしまったり、せっかく高いお金を払って登録した結婚相談所を活用しきれなかったという人がいました。

また、焦るあまり手あたり次第、男性にアピールをすることで、かえって疲れてしまったという人もいます。

【男女共通】婚活に失敗する人の特徴とは

婚活に失敗しやすい人には、性別にかかわらず共通した特徴があります。ここでは、婚活で失敗しやすい人に当てはまる8つの特徴を紹介しましょう。

(1)相手に対する理想が高過ぎる人

結婚相手への理想が高く、条件が多過ぎる人は婚活に失敗しやすい傾向にあります。条件が多いほどぴったり当てはまる相手は少なくなるうえに、競争率は激しくなる一方。たとえ条件に合う相手が見つかったとしても、自分が相手に釣り合うとは限りません。

一生に一度の結婚なため、「できるだけ理想に近い相手を見つけたい!」という気持ちは分かりますが、年齢を重ねれば重ねるほど理想的な男性は見つかりにくくなります。どうしても譲れない条件以外は、譲歩や妥協することも必要です。

(2)自分の価値観を押し付ける人

相手の意見を受け入れることなく、自分の価値観だけ押し付けていませんか? 例えば、「結婚式は海外以外考えられない」「結婚したら仕事を辞めるのは当たり前」など、結婚観や夫婦の役割などに考え方の違いがあっては、そもそもうまくいくはずがありません。

出会いや交際の段階で相手を大切にしようとする気持ちや、歩み寄る態度が見えなければ、どんなにスペックが高い人でも結婚を考える気にはならないでしょう。

(3)プライドが高い人

プライドが高い人も婚活に失敗しやすくなります。自分に自信があるために、相手を見下してしまいがち。若い頃にモテていた人は特に、その気になればすぐに結婚できると考えている場合もあり、相手からのアプローチを待ってしまう傾向にあります。

また、見た目や年齢で相手を選んでいる人は要注意。婚活では「選ぶ側」ではなく「選ばれる側」という意識が重要です。不要なプライドでせっかくの出会いを逃すケースも考えられます。

(4)自分に自信がない人

元々、自分に自信がない、あるいは婚活に失敗ばかりで自信がなくなってきているという場合、相手に対して積極的になれないことがあります。また、恋愛経験が少ない人も同様です。

受け身になりすぎて自分の意見や要望が言えないと、相手側もあなたとの相性を把握できません。ただ待っているだけで積極的になれなければ、せっかくの出会いやチャンスもムダになってしまうでしょう。

失敗して落ち込み、受け身になるからまた失敗するといった負のスパイラルに陥りやすくなります。

(5)断るタイミングや諦めが早い人

1度会っただけで「この人は自分とは合わない」と判断したり、数回の失敗で「この結婚相談所はダメ」と思い込んだり、ジャッジを下すのが早い人も婚活に失敗しやすい傾向があらいます。

過去の恋愛経験から相手の性格や人柄をすぐに判断してしまう人もいますが、1度会っただけではお互いのすべてを理解するのは難しいと思いませんか? 初対面なら緊張感から、本来の自分を出せないこともあるはずです。

恋愛結婚に憧れて、結婚相談所に抵抗を感じている人も実は少なくありません。しかも、婚活を始めると相手とのやりとりやデートなど、普段よりも気疲れする場面が多くなります。

しかし、途中で諦めてしまっては元の生活に戻るだけ。そもそも婚活はかんたんに成功するものではないと考えて、出会いの形にこだわらずに続けることが大切です。

(6)原因は相手にあると考えている人

うまくいかないのは相手に原因があるから、という考え方も失敗しやすい人の特徴です。相手の条件ばかり見ている人にも同じことがいえます。

婚活では相手を見定めようとするため、どうしても減点方式で見てしまいがち。相手の欠点に目がいってしまい、スタートすらしないケースもあります。

しかし、自分だって良いところばかりではないはず。相手の悪いところだけを見るのではなく、自分を省みることも重要です。

お互いの長所・短所を受け入れることが結婚生活では必要になります。すべてを相手のせいにしていては、いつまでたっても次のステップには進めません。

(7)愚痴や文句が絶えない人

せっかくデートを取り付けたとしても、仕事の愚痴や同僚への文句などネガティブな話ばかりする人は、一緒にいて楽しいはずがありませんよね。そんな人は自分を棚に上げ、自分がすべて正しいと思い込んでいるケースも少なくありません。

愚痴ではないとしても負の話が多い人は、マイナスなイメージがつきやすく、印象も良くありません。また、自分の話ばかりする人にも同じことがいえます。婚活ではコミュニケーション能力も重要な要素です。相手の気持ちを考えた会話を心がけましょう。

(8)身だしなみや服装に無頓着な人

場違いな服装や身だしなみに無頓着な点も、婚活に失敗しやすい人の特徴です。ブランド品の高級な服を身にまとう必要はありませんが、清潔感のある服装をし、きちんと身だしなみを整えることは人と会うときのマナーといえます。

ましてや初対面の相手なら、第一印象はとても重要。だらしない印象を与える見た目や、個性的過ぎる服装は控えた方が無難です。TPOに合わせたファッションを選び、女性なら派手過ぎないヘアメイク、男性は寝癖や無精ひげの手入れに気を付けましょう。

婚活で失敗しやすいNG行動5つ

条件に合う相手を見つけ、デートをしても次につながらない場合、好ましくない行動をしている可能性があります。ここでは婚活で失敗しやすいNGな行動について紹介しましょう。

(1)一方的に話や質問をする

相手の話を聞かず、自分の話ばかりしていませんか? 反対に相手のことをもっと知りたいがために、質問攻めにするのもNGです。

質問をすることが悪いわけではありませんが、「イエス・ ノー」だけで答えられる内容は会話が広がりません。「会話はキャッチボール」とも言われるようにお互いに投げかけ、答え合うのが大切です。

会話が広がれば雰囲気も解れて、2人の関係も深まりやすくなりますよ。

(2)自分から話題を振らない

相手から話を切り出してくれるのをいつも待っていると、相手はあなたとの会話を負担に感じてしまいます。これは、自信がない人に多い傾向です。特に女性はリードしてほしいという願望を持つ人も多いため、寡黙過ぎる男性は婚活に失敗する可能性も。

事前にプロフィールなどで相手が興味のあることや、趣味などをリサーチしておきましょう。ネタを用意しておくと、会話が途切れても慌てません。女性もすべてを相手に任せるのではなく、積極的に自分の意見を伝えるようにしましょう。

(3)自己中心的な態度

相手への思いやりがなく、自分勝手さが見えるような態度は、婚活でなくとも好まれるものではありません。飲食店などでデートした時に、店員への態度が横柄なのもNGです。

婚活におけるデートでは、結婚後の生活をイメージして相手を観察していることが多いもの。交際前のデートですら思いやりが見せられない人と、結婚しようとは思わないでしょう。

(4)会話中に相手と目を合わせない

会話中に相手と目を合わせない人は、ネガティブな印象を持たれやすい傾向にあります。恥ずかしいという気持ちも理解できますが、自信がないと思われ、相手からはあまり良いイメージを持たれません。初デートで印象が良くなければ、次にはつながらないでしょう。

婚活で失敗しないためのプロフィールの書き方

婚活で失敗しやすい人の特徴が分かったところで、ここからは失敗しないためのプロフィールの書き方について解説します。

結婚相談所やマッチングアプリでの第一印象を決めると言っても過言ではないプロフィール。実は、相手から交換を持たれるためにはいくつかポイントがあるのです。

(1)適当な写真を使用しない

自撮りやピンぼけした写真は使用しないようにしましょう。プロフィールに掲載する写真は第一印象に関わる大切なものなので、カメラマンに撮影してもらうのもおすすめです。

(2)相手への希望はほどほどに

希望の条件をすべて記入してしまうと「要求が多い」と捉えられ、わがままな印象を与える場合があります。

理想の相手と出会うためには必要な項目ですが、高過ぎる理想は控え、どうしても外せない条件だけに絞りましょう。

(3)キャリアの高さをアピールしすぎない

仕事や保有している資格は、ほどほどにしないと自慢と受け取られることも。アピールポイントがあるのは良いことですが、就活ではなくあくまで婚活なので、キャリアの高さをアピールし過ぎると自己中心的なイメージを持たれてしまうかもしれません。

(4)趣味の書き方にも注意

趣味が多いのは良いことですが、その趣味の種類によっては「お金がかかりそう」というイメージを持たれる可能性も。

あまり高額なお金がかかるような趣味は書くのを控え、代わりに結婚生活をイメージできるような趣味を織り込むと良いでしょう。

相手に求めるだけではなく自分を振り返るのも大事

婚活を失敗してしまうのには何か理由があるはずです。相手への理想や求める条件も大切ですが、アドバイザーや周囲の意見を聞き、自分自身を見つめ直してみることも必要なのではないでしょうか。

今回紹介した特徴や行動を参考にしながら、焦らずにぴったりの相手を見つけましょう。

(大西みき)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年6月7日~6月8日
調査人数:91人(22~34歳の女性 ※婚活経験者)

※画像はイメージです

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