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「荒らし」のネットでの意味とは? 使い方も紹介

武田 麻希

ネット上で「荒らし」は、ネガティブな意味でよく使われます。この記事では「荒らし」の由来や使われ方を紹介します。

「荒らし」とは、インターネット掲示板などでよく使われる表現です。

掲示板のテーマとは関係ないことを書き込んだり、その場にいる人を嫌な気分にさせたりする人のことやその行為のことを指します。

しかし、「荒らし」の意味や、どんな行動を「荒らし」というのかについては意外と知らない人が多いのではないでしょうか。

この記事では、「荒らし」の意味や由来、使い方を紹介します。


「荒らし」とは

「荒らし」には、このような意味があります。

荒らし(アラシ)

(1)無法な行いや強引な振る舞いなどで、損害を与えたり迷惑をかけたりすること。また、その者。
(2)電子掲示板・チャット・SNSなどインターネットを使ったコミュニケーションの場で、そこに集まる人々が不快に思う妨害行為を頻繁に行うこと。また、その人。

(『デジタル大辞泉』小学館)

上記のように「荒らし」は、人に不快な思いをさせたり迷惑をかけたりすることやそういった行動をする人物を指す、ネガティブな意味の言葉です。

他の人に不快な思いをさせることで優越感に浸ったり、反応を楽しんだりするなどの特徴があります。

荒らし行為とは

インターネットでの荒らし行為には、さまざまなものがあります。

・人を困らせたり、怒らせたり悲しませたりする

・嫉妬で足を引っ張るようなことばかりいう

・他の荒らしをあおる

など

自発的に荒らし行為をしている場合もあれば、他の荒らしをあおる場合や無自覚に荒らし行為をしていることもあります。

「荒らし」の使用例

「荒らし」という言葉の使用例を見ていきましょう。

例文

荒らしは徹底的にスルーした方が良いよ。

・またこの荒らしが来たよ。懲りないな。

・この掲示板こんなに過疎ってるのに荒らしがくるとは思ってもみなかった。

このように、インターネットでの出来事に対して「荒らし」という言葉が使われます。

「荒らし」はネットスラングとして浸透している言葉

今回は、インターネットスラングの「荒らし」が「インターネットを使ったコミュニケーションの場で、そこに集まる人々が不快に思う妨害行為を頻繁に行うこと」という意味であると紹介しました。

特に5ちゃんねるなどの電子掲示板やチャット、SNSなどで荒らし行為や荒らしを行う人は時折現れます。

自覚して行っている場合もあれば無自覚な場合もありますが、スルーしてやり過ごすことが効果的です。

不特定多数の人が利用するインターネットでは荒らしは避けられませんが、もし遭遇したら必要以上に刺激を与えないようにしましょう。

(武田 麻希)

※画像はイメージです

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