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嫉妬深い彼氏がめんどくさい。彼の心理と安心させる4つの対処法

大塚統子(心理カウンセラー)

かわいいと思っていた彼氏の嫉妬。次第にめんどくさい、うざい、もう嫌だと感じたり、どう対応していいか分からず疲れてしまったり……。最終的に別れるという選択肢もよぎるかもしれません。今回、心理カウンセラーの大塚統子さんに嫉妬深い彼氏の対処法を解説してもらいます。

彼氏が嫉妬深くて困っていませんか? 好きでいてくれるから嫉妬するのは分かるけれど、嫉妬が原因で喧嘩が多くなるのは嫌だし、いちいち対応するのは少しめんどくさいと思うのが本音ではないでしょうか。

なぜ彼がそんなに嫉妬深くなっているのか、その原因である男性心理と、おすすめの対処法を紹介していきます。

あなたの彼は当てはまる? 嫉妬深い彼氏の特徴

たまに嫉妬されるくらいなら、「かわいいところもあるな」と思うだけかもしれません。そもそも、嫉妬深い彼氏とは、どんな人が当てはまるのでしょうか? 3つの特徴を紹介します。

(1)スマホをチェックしたがる

スマホは、交友関係や連絡履歴、思い出の写真などが詰まったプライバシーの集合体です。たとえ恋人関係であっても干渉しないのが一般的です。

ところが、嫉妬深い人は、恋人のスマホの中まで見たがります。「彼女の全てを知っておきたい」という欲求が強いようです。

また、自分以外の人と親密なやり取りをしていないか、元彼と連絡を取っていないか、浮気や心変わりの証拠がないかを確認しないと不安になりやすい傾向があります。

(2)彼女のスケジュールを把握したがる

嫉妬深い彼氏は、彼女のスケジュールを全て把握したがります。

また、彼女が出かけたり、自分以外の人と会ったりするのを、極端に嫌がる傾向があります。異性のいる集まりに出かけるのは絶対禁止にするだけでなく、女友達と出かけている間にも連絡を求めることがあるでしょう。

「自分とだけ一緒にいてほしい」と、彼女の行動を管理・制限しようとすることもあり、彼女は束縛されているように感じやすいでしょう。

(3)自分を優先しないと機嫌が悪くなる

彼からの連絡にすぐに返事ができなかった時や、世間話のつもりで他の男性の話をした時、露骨に怒ったり、すねたりする彼は嫉妬深い傾向があります。

彼女の中で自分が最優先ではないことが許せなくて、嫉妬の感情をコントロールすることができず、不機嫌な態度になってしまうこともあります。

彼氏が嫉妬深くなる原因・心理

「そんなに嫉妬しなくて大丈夫だよ」といくら伝えても、彼氏の嫉妬癖が収まらないと疲れてしまいますよね。そもそも、なぜ彼はそんなに嫉妬深くなっているのでしょう。嫉妬深くなる原因の心理を5つ解説します。

(1)自信がない

「自分は彼女に愛されるのにふさわしい」という自信がないと、「いつか自分は振られるのではないか」「彼女の気持ちが他の男性に向くのではないか」などと不安になるでしょう。

そのため、束縛したがったり、しつこいくらい愛情を確認したがったりすることがあります。

(2)元彼女に浮気されたトラウマがある

過去に元彼女との関係で、浮気や二股をされたトラウマなどがあると、「もう二度と傷つきたくない」と思うでしょう。「また彼女を失うのが怖い」と感じている場合もあります。

その結果、今の彼女の浮気を予防するのに必死になりますし、少しでも疑いがあれば確かめないと気が済まなくなるようです。

(3)彼女のことが好き過ぎる

彼女の魅力をたくさん感じていると、「きっと他の男性も彼女のことを好きになるだろう」と思いやすくなります。彼女がモテモテに思えて、心配になってしまうようです。

好きという気持ちが強過ぎて、「たくさんの男性の中から自分が彼女に選ばれた」という事実を忘れてしまうのかもしれません。

(4)独占欲が強い

「彼女は俺のもの」と支配したがったり、「自分だけを見てほしい」と依存したがったり、独占欲から嫉妬深くなる場合もあります。

彼女を独占するために他を排除しようとして、嫉妬深い態度を取ることがあるようです。

(5)彼氏の側に浮気心がある

自分自身がすぐに異性に心をときめかせる傾向のある人は、「彼女も自分と同じように、他の男性にときめくのではないか」と考えやすくなります。

彼氏の嫉妬深さは、彼氏自身の惚れっぽさの裏返しの場合もあるようです。

喧嘩になる前に。嫉妬深い彼氏の対処法4つ

彼氏の嫉妬深さは2人の喧嘩の原因にもなりやすいものです。とはいえ、彼のご機嫌を取り続ける対策は疲れるし、安心させ続けるのはめんどくさいと思うことだってあるでしょう。彼の嫉妬にはどう対処すればいいのでしょうか。

(1)ストレートに愛情を表現する

「彼女から愛されている自信がない」ことが彼の嫉妬の原因なら、「大好き」「愛している」などのストレートな愛情表現が必要なようです。

なお、彼女側が十分に愛情を伝えているつもりでも、彼氏側にはあまり伝わっていない場合があります。

愛情を伝えられるのには、「言葉で伝えてほしい」「スキンシップで伝えてほしい」など、人それぞれに好む方法があります。彼が最も安心する伝え方を探してみるといいかと思います。

(2)彼だけを特別扱いする

「あなただけ」「他の人にはしないけど」「誰よりも」「一番」など、特別さを表現する言葉を意識的に使ってみるのもいいですね。「2人の関係に他の人が割り込むことはない」と彼が思えたら、嫉妬する理由を減らすことができるでしょう。

また、彼のどんなところが好きなのか、自分が感じる彼のすてきなところなどを積極的に伝えてみるのも効果的です。

なお、毎回違うことを言おうとする必要はありません。同じことを何度も繰り返し伝えることで彼に自信が付くこともあるでしょう。

(3)自分の捉え方を変える

「他の男性と会っていたのでは?」などと彼が質問をしてくるのには、「そんなことないよ」と不安を打ち消してほしいという願望が隠れています。

この時、「彼氏から自分が疑われている」と思うと不快になるでしょう。少し視点を変えて、「彼は不安を否定してほしいだけ」と理解すると、彼のことが扱いやすくなるかもしれません。

嫉妬する彼にイライラしない自分になる、自分側の捉え方を変えるという方法もあります。

(4)別れも選択肢のうち

「彼が嫉妬を感じにくいように」「彼が安心するように」と、彼女の側で工夫して接することはできるでしょう。しかし、嫉妬をしているのは彼なので、根本的には嫉妬をする・しないは彼自身にしか決められないのです。

できる限りの努力をしても無理な場合は、お互いの幸せのために別れることも選択肢に持っておいてもいいのかもしれません。

素直な愛情を伝え合う関係を

嫉妬深い彼には、まずは、彼の好む伝え方でストレートに愛情を表現したり、自分にとって特別な存在であることを伝えたりしてみましょう。

そして、彼の嫉妬を重いと捉えるか、かわいいと捉えるかは、彼女の側の感じ方も影響しています。彼が何を感じるのかは彼自身の責任ですが、自分の感じ方は自分が変えることだってできるでしょう。

「彼が嫉妬するから」と何かを犠牲にする関係ではなく、「こんなに好き」と素直な愛情を伝えられる関係を築いていきましょう。

(大塚統子)

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※画像はイメージです

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