肉食系女子とは？ 10個の特徴と肉食系女子を目指す上での注意点
肉食系女子とは、簡単に言うと「恋愛に積極的で、自ら行動を起こすタイプの女性」を意味します。今回はそんな肉食系女子の特徴について、自身も自他共に認める肉食系女子だという、元人気ホステスでコラムニストの二宮ゆみさんに教えてもらいました。
こんにちは。独身時代、週4回以上の合コンをこなし、毎晩のように食い散らかし（ダブルミーニング）ていた、自他共に認める肉食系女子、二宮ゆみです。
草食系・肉食系、とカテゴリー分けされるようになって久しいですが、「肉食系とは？」の定義について私は……「来ないなら、こっちから行っちゃうぞ♡ 肉食系」と掲げたいと思います。
今回は、そんな肉食系女子の生態について紹介していきますね。
肉食系女子は「自ら狩りに行く女性」のこと
まずは、私の考える「草食系女子」「肉食系女子」がどんな女性なのかを簡単に紹介します。
「いいな、と思った男性からのアプローチを、草むらで今か今かとじっと待つ」。
これが一般的な草食系女子だとすると、私が考える「肉食系女子」とは以下の通り。
・相手からのアプローチを待たない
・自ら狩りに行く
たおやかさ、はかなさに欠ける面もあるので、相手の男性から「積極的なんだね……」と引かれる可能性も無きにしもあらず。
が、そこはほら、さじ加減ですよ、さじ加減♡
肉食系女子の特徴10選
続いて、肉食系女子には具体的にどういった特徴があるのか10個挙げます。
（1）女子の先頭に立つ
合コンなどでは、女子側にボールが投げられた時、割と高確率で最初に投げ返すのが肉食系女子です。
自分から動いて結果を出したいというタイプが多く、強気な人に見られがち。
恋愛においては男勝りって感じですかね。
（2）外見の良さに惑わされない
肉食系女子はいろんな意味で「人は話してみないと分からない」と知っています。
だからでしょうか、外見の良さに惑わされない人も多い気がします。
草食系男子にとっても、第一印象だけではなく、交流してみての面白さや話しやすさなどの人柄を見てくれる彼女たちは、ありがたい存在にもなり得るのでは？
ただ残念なことに、肉食系女子は積極的なので、ぐいぐい来られるのが怖いという草食系男子の場合、そんな彼女たちに最初はおびえるという傾向にありますが（笑）。
（3）相手との距離感が近い
相手との距離が近いのも特徴です。
「えっ近くない？ もうちょいで触れそうじゃない？ 触れられそうだけど、あーでも触ったらダメだよなぁ～！」
と、よくありがちな男女の距離感を詰めるか否かゲームを楽しむ暇もなく、肉食系女子の場合は相手にぐっと近づいて、ボディータッチもさらっとペタッと気軽にできちゃいます。
展開早めを熱望する男性からしたら願ったりかなったりなんでしょうけど。
（4）ドラマのような色仕掛けをナチュラルにする
耳元でささやくとか、太ももらへんに手を乗せるとか。
そんな「現実ではやらないよね」っていう、ドラマで見るような色仕掛けを、肉食系女子はナチュラルにしています。
彼女たちは生活の中で目にした「面白いな」「楽しそう」と思ったことを自分の中に取り入れ、そのテクニックを無邪気に披露してくれます。
なので、付き合っていて普通に楽しい人が多いのも特徴です。
（5）次の約束を取り付けるのが早い
例えばその人とのデートが楽しかったら。肉食系女子は誘われるのを待ちません。
その日に次の約束をするか、次の種をまく。
「今日楽しかったー！ 久しぶりにこんなに笑った♡ また遊ぼ」と、さよならの前か、お礼LINEの時にすぐに伝えます。
「そっか！ 良かった！」と、好意的な反応が返ってきたら即座に、「次いつ遊ぶ？ 週末？ それとも明日？♡」
と、光の速さで次のデートに自らこぎつけます。
そうやって次の約束を取り付けるハードルを自分から下げてくれるので、男性側はすごい楽。結果、どんどん会えるので恋愛関係になるまでが早い。
「グッとくるLINEのテクニックより、会って話す方が早い」と知っている肉食系女子ならではの行動です。
（6）相手の喜びそうなことが自然にできる
手をつないでみるとか、体を少し寄せてみるとか、そんな、草食系男子ならデートを数回重ねて意を決した後にやっと踏み出せるような境地に、出会ってまだ数時間で女性の方から到達させてくれたりもします。
肉食系女子の中には、自分が気になる相手のためなら、その人が思わず喜ぶようなことを呼吸するかのようにしてあげられる人もいます。
ガツガツ攻めていっているようで、攻めるべきポイントを見定める冷静さも兼ね備えているからこそのテクニックなのかもしれません。
（7）分かりやすいサインを送ってアシストする
自分から誘ったり告白したりという、日本では古くから男性がリードすべきとされているようなことを、肉食系女子は自分からやってしまうという印象かもしれません。
しかし、彼女たちはその前段階に、すごく分かりやすく「誘ってオッケーだよ」「告白して？」「私も好きだよ」というサインをじゃんじゃんバリバリ送っています。
なので、決して空気を読めないわけじゃない。「告白は男からだろ！」な硬派男子のプライドもきちんと守ってくれる淑女でもあるのです。
（8）デート後の「うち来る？」がスマート
デートで自宅まで送ってもらった後、「上がってく？」的な誘いをさらっとスマートにできてしまうのも肉食系女子の特徴です。
男性的には、「えっ！ こんなスムーズに進んじゃっていいの!?」と、喜びしかありません（笑）。
肉食系女子って、個人的な所感では総じて割といいお家に住んでいたり、普段から部屋の片づけをしていたりするので、見せても恥ずかしくないっていうのもあるかもしれません。
（9）自分の意志はしっかりと伝える
肉食系女子は、何をする、何が好きといった意志をしっかり伝えるのが上手で、自分の土俵で勝負する人が多いですね。
ただ、お相手にとっては彼女の好きなものについて悩む時間が減る反面、恋愛関係に発展した後、自分の考えや好みに歩み寄ってもらいたい場合、多少時間がかかるということも……。
（10）酒はガソリン
最後は、単なる経験則兼ソースは私なのですが、肉食系女子にはお酒好きな人が多い気がします。
酒の力を自分の力に変えて狩りに出かける。
酒癖さえ悪くなければ、恋愛関係に至った後も、恋人ではありながらも飲み仲間のように楽しく過ごせるので、そういう関係性が理想だという男性には向いているかもしれません。
肉食系女子とは、「恋愛に積極的で、自分からアプローチするタイプの女性」という意味。あなたの肉食系女子度を10の質問で診断します。
肉食系女子を目指す上での注意点
この記事を読んでいる人の中には、「恋愛に奥手だから肉食系女子を見習って積極的になりたい！」という人もいるかもしれません。
しかし、以下で挙げるようなことは本当の意味での肉食系女子ではないので、やってしまわないように注意しましょう。
（1）過剰な露出をしない
肉食系女子の多くは自分の良さをよく分かっているので、過剰な露出をしたりはしませんが、世の中は「肉食系＝よく露出させてる」みたいなイメージありますよね。
胸をすごく強調したいのか、胸元が大きく開いた服を着てきたり、そんなに暑くないのにジャケットを脱いでノースリーブになっちゃったりとか。
男性が本当に好きなのって、「本来なら見えないものが思いがけず見えてしまうこと」なので、その辺を勘違いして、痛いことにならないようにしたいものです。
（2）身の丈に合わない誘惑をしない
誘惑とか色仕掛けって、高度な自己分析力や、やらかした時の見極めとそれをごまかすテクニックなど、本当に色々なスキルが必要なので、安易には使わない方が良いです。
芸人が自分のキャラをしっかりと立てて、ウケるネタを準備してやる。それでもすべった時は、それをネタにごまかす……そんな感じです。
（3）飲み会の場でロックオンし過ぎない
飲み会の場で「この人！」と決めたらずっとそばを離れなかったり、物理的な距離があるのにその人の会話にだけ反応したり……。
他の人の目もあることを意識できない人は、年齢にもよりますが、常識がないと思われがち。
ロックオンした相手とだけ交流するのではなく、周りとのコミュニケーションも忘れない。そういった点も少し気に掛けるといいかなと思います。
（4）執拗な行為は繰り返さないこと
積極的な行動もエスカレートすると、それはストーカー行為です。
例を挙げればきりがないのですが、キーワードは「繰り返さないこと」。
ちょっと際どい行為をしてしまったとしても、一回だけなら奇跡的な偶然として済む場合もあります。
この時代、LINEの連投やロングメッセージでさえ煙たがられるのだということを認識すれば、間違いも少なくなるかも。
（5）自分を知らないままキャラ作りしないこと
めっちゃ童顔なのに杉本彩さんのような色気キャラで攻めるのはギャップが激しいし、めっちゃクールビューティー系なのに深田恭子さんみたいなふわふわして気持ちいいよ的なキャラも少し違和感。それが自分自身の天然のキャラなら話は別として。
自分の強みを知って、きちんとセルフプロデュースする。これ、大事です。
（6）体の関係を先行させない
これは完全に肉食系女子というより、ただの捕食者です。
友達から「それセフレじゃん！」とか言われてハッとすることがないよう、自分を大事にしましょう。
自ら動いて結果を出しに行く肉食系女子たち
肉食系女子は自ら動き結果を出している人なので、何もしない人より結果が出て当たり前、ともいえるのですが、あなたはどう考えますか？
私だって、「歌舞伎町で一番の美女だね！」って褒めちぎられるような女であれば、男性から来るのをただ待ってます。
待っていたいし。ほんとは選んでほしいし。
でも、オファーが来るより自分が動いた方が早いから、動いているだけ。
ただ待って、いたずらに時間が過ぎるのがイヤなだけです。
のんびり構えていられるあなたはゆっくり草を食んで、「私には時間がないのよ！」という効率重視の方は一歩前へ出る。
こんな選択もありだと思いませんか？
（二宮ゆみ）
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