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婚活で「いい人だけど好きになれない」と思ったときの対処法

E子

婚活をしていると、「条件は満たしているのに、どうしても好きになれない」という事象が発生しがちですよね。それは、なぜなのでしょうか? その実態を、婚活・恋活を趣味とし活動しているE子さんに詳しく教えてもらいます。

婚活をしている女性がみな、声をそろえて言うセリフがある。

「いい人だけど好きになれない」「あの人を好きになれたらどんなにいいか」。

私も何度も思ったことがある。理想的な相手な上に、自分のことを好きと言ってくれている。なのに、私はどうしてもその人のことを好きになれない。こんなとき、どうしたらいいのか。

婚活で出会う相手のことを好きになるのは難しい?

なぜ、婚活で出会った理想的な相手を好きになれないのか。それも一度や二度ならず、何度もそんな壁にぶち当たる。周りの婚活女子と話してみても、みな同じことを言う。「もしかして、婚活で男性と出会ったところで、相手のことを好きになれない仕掛けがあるのではないか」そう思うほどである。

実は、これにはきちんと理由があるし、その問題さえ解消すれば、出会った相手を好きになれる可能性はぐっと広がるのである。

婚活で出会った男性を好きになりにくい理由

婚活というシステムが、多くの「恋愛」の可能性をつぶしてしまっている。私はそう感じる。

現代では出会いを求める多くの異性と知り合う機会があり、お互いの目的も「結婚」と明確。「結婚」に向けて、探したい相手を絞り込んでいくことになる。

全員と会うわけにはいかないし、せっかく検索ができるのだから、好みの条件でソートをかけることに。年収1000万円以上、25歳から35歳、身長175cm以上、都内在住、次男……。条件は完璧である。

しかし、実際会ってみるとどうか。なんと、人当たりも良く、誠実そうで清潔感がある。非の打ち所がない。なのに、不思議なことに好きになれない。

なぜなら、「条件」で選んだ相手であり、あなたが「恋」に落ちた相手ではないからだ。

恋をすれば、条件なんてどうでもよくなる

過去、好きになった人を思い出してみてほしい。一緒にいて楽しくて、毎週末でも会いたいと思っていた彼のことを。

年収は1000万以上だったか? 身長は175cm以上だったか? 次男だったか……? きっと、すべての条件を満たしているなんてことはないはずだ。本来、人は「条件」をクリアしているから、相手に好意を抱くのではない。

「直感」で恋に落ち、理由は後付けしていくのだ。「趣味が合ったからいいなと思った」とか、「動物に優しいところを好きになった」とか。

とはいえ、本当に譲れない条件もある

しかし、「恋心」で譲歩できる条件と、絶対に外せない条件というものがある。何が絶対に外せない条件なのかは、意外とみな自覚していないものだ。

例えば私は、「頭が良くて向上心のある人が好き」とずっと言っていたが、本当に一番こだわっていたポイントは「長身」だった。どれだけ頭がキレて向上心のある魅力的な男性でも、身長が170cmに満たないだけで眼中になかったのである。

しかし、本人の努力とは一切関係のない身体的特徴で相手を選ぶなんて、とても聡明な女性のすることとは思えない。恥ずかしいことである。そういった思いから、私は自分のこのこだわりに、自分でも気付かないようにしていた。

いかに私が、自分の本当の嗜好をひた隠しにし、適当な「条件」を述べていたかが分かる。

努力で好きになれるケースもある

「本当に重視する条件」は、前述の通り正しく自覚できていないケースが多い。

これをあぶり出すためにも、とにかく「偏見なく多くの男性と会う」ことが大切だ。第一印象で、「絶対こいつと恋仲になることはないワ」と思ったからといって、その日その人との会話を無愛想に雑に乗り切るのではなく、とにかく「仲良くなってみよう!」と前向きな気持ちで向き合ってみてほしい。

中には、1時間しゃべろうと、3回デートしてみようと、「やっぱり第一印象通り、イマイチ」という相手もいるだろう。しかし、デートの時間をできるだけ楽しいものにしようと努力して取り組むと、「あれ? この人といるのがなんだか楽しくなってきた」と、感情が変化するケースもあるのである。

誰とでも恋に落ちる可能性はある

「条件の完璧な人」を見つけて、その人を好きになろう、愛そう……とすると、なかなか難しく、疲れてしまう。しかし、第一印象や偏見をなくして「誰とでも」仲良くなる姿勢で取り組むと、チラホラと気の合う相手が見つかったりもする。

大事なのは、「完璧な人を見つける→恋をする」という手順をやめること。恋をしてから、相手の条件について考える。こういった、少年少女の頃のようなプロセスを踏んだほうが、可能性は広がるのかもしれない。

(E子)

※画像はイメージです

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