返信が来ないのは終了サイン? 女の脈なしLINEと挽回方法
返信が遅いのは脈なし? 既読スルーやスタンプのみの返信は? LINEからわかる女性の脈なしサインをコラムニストのマドカ・ジャスミンさんが解説。男性に知ってほしい、LINEにまつわる女性の本音を紹介します。合コン後、飲み会後、復縁などシーン別脈なし例も。
スマートフォンの普及により、キャリアメールからメインコミュニケーションツールの役目を取って代わったLINE。
今ではメッセージ交換や通話はおろか、ニュース配信、キャッシュレス決済機能や保険など生活に根づいた一大サービスとなっている。
そして、現代の恋愛においても神器となっているのは言うまでもない。
このツールを通してさまざまな恋愛が育まれ、散り、また育まれている中で、問題として浮上するのは「脈なしLINE」と言って違いないだろう。
好意をLINEではかるのは、何も女性だけではなく男性もそうだ。
女性の脈なしLINEとは?
距離を縮めることもできるが、逆に距離をマリアナ海溝以上に隔ててしまうのもLINEだったり……。
女性に比べ男性は、文字情報だけで感情を読み取りにくいと言われている。
実際、女性から見れば圧倒的に脈なしとしか思えないLINEを見て、「これはいける!」と顔を綻ばせる男友達に頭を抱えた経験も指の本数以上にあるのだ。その脈なしLINEの例をいくつかまとめたので見ていただきたい。
(1)スタンプのみでの返答
私自身も、連絡がしつこい男性に時折やってしまうのがこれ。
便利なことにLINEでの会話は、膨大な数あるスタンプによって成り立たせることができるのだ。テキスト内容を考えず、条件反射で返答。そうするとスタンプの往来になるので、ある程度したら送るのをやめる。
既読放置しても、これだと険悪なムードにもならないため自分も相手も平和な世界が作れる、というのが女性の本音だ。
(2)既読スルー
鉄板中の鉄板。数日間は既読でやり過ごし、送られてきた話題や誘いが発展しないタイミングでスタンプのみを送れば、これ以上は何も起きないし、起こさせない。
たまに「おーい」「生きてるー?」といった様子の追撃を送ってくる男性もいるが、考えてみてくれ。相手が佐藤健なら秒速で返信をするだろう。用途不明の着信にもすぐ出る。当たり前だ。……だから、そういうことなのだ。
(3)もはや未読スルー
既読をつけても、追撃が面倒くさい。それなら、最初から既読をつけなければいいじゃない! 女性へのLINEが未読のまま時間が経っているのは、残念ながらそういうことです。
LINEがおかしくなったなどのイレギュラーな事態は除くとして、やっぱり考えてみてほしい。神木隆之介なら瞬間的に既読をつけるし、光の速さで返信しないか? つまりは……想像の通りだ。
(4)「奢る」という誘いには即レス
「奢るからご飯いかない?」には「いつにするー?(。-_-。)」と即レス。
意訳はこうだ。
「お前には興味ないけど、お前の財布は大好き。あ、でも、店選びは私の一任で。あと、友達も2人ぐらい連れていくね。そっちは誘わなくていいから」ということ。
(5)気づかぬうちにブロックされている
(4)の奢るという誘いで返信はおろか、既読すらつかないようであればブロックされている可能性が非常に高い。潔く諦めよう。
シチュエーション別脈なしLINE
次にさまざまなシチュエーション別の脈なしLINEを見ていこう。
自分が「脈ありだ!!!」と確信したあの返信も、実は女性が真顔で打っているLINEだとしたら……? 本当にあった怖い脈なしLINEをどうぞ。
シーン1:合コン後の脈なしLINE
個人LINEをしたらスタンプのみ、もしくは合コン後に作られたグループチャットにシンプルなあいさつかスタンプのみだと脈なしと考えられる。
もし、相手があなたに興味を抱き、個人LINEを待っていたようであれば、スタンプのみの返信は有り得ない。後者は、もはや合コン自体に脈がないだろう。
シーン2:会社の飲み会後の脈なしLINE
これも合コン後とほぼ同じ。最低限のあいさつや社交辞令のみだと、脈は一切ないと判断できる。
逆に個人、グループ関係なく、「また近々行こう!」と盛り上がりを感じたなら、脈が大きくなる予感が……! 焦らず慎重に脈を打たせていくが吉。
シーン3:婚活パーティ後の脈なしLINE
デートの話に発展しないのであれば、それはもう脈なし認定。
婚活パーティにいた女性=男性との出会いを求めている女性なのだから、少しでも脈があれば、ランチやお茶でもいいからデートに行こうとなるはず。
前提条件から考えれば、一番わかりやすいとも言える。
シーン4:元カノの復縁脈なしLINE
既読スルー
未読スルー
ブロック済み
以上だ。
どうしても返信がほしい。脈なしを逆転する方法
そもそも論として、あなたはそのLINEを送っている相手ときちんとした交流を持っているのだろうか。普通の友達ならば、脈なしLINEばかりになることもない。もしかすると、相手に恋の万歳アタックを繰り出し過ぎているのではないだろうか。
下心は相手を遠ざける
いくら仲の良い友達だとしても、いきなり下心を丸出しでアタックされたら反射的にガードしたくなるのが女性だ。
それが大して仲良くもない男性から、連続でやられてみたとしよう。バイオハザードでしかない。ショットガンで撃つレベル。
SNSなどのオープンなツールで距離を縮めよう
自分の感情だけではなく、相手の感情も想像する。そして、LINEというクローズドなツールが駄目ならば、徐々にTwitterやInstagramなどの比較的オープンなSNSで仲良くなれるよう試みるほかない。
急ぐのはいいけど、焦るのは事故の始まりだと心に留めておこう。
所詮LINEは補助輪
最近の若者は勘違いしているが、LINEとは単なる補助輪でしかないのだ。補助輪だけでは前に進めないし、自分のポテンシャルを最大限に発揮できない。では、どうしたら、恋愛の車輪を動かせるか。
直接会って、話す。以上。
その行為を重ねていくことで、初めてLINEは補助輪の機能を果たしていける。
恋愛において何が大事なのか、何を大事にしたいのかを自分でよく考えてみてほしい。そうすれば、自ずと脈なしLINEに一喜一憂する前にすべきことがわかってくるから。
(マドカ・ジャスミン)
※画像はイメージです