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男性が“最後に選ぶ女性”の3つの特徴 #オンナの敵が教えるオトコの本音

朧(ロマンチックプランナー)

女の敵のような数々の暴言で知られるロマンチックプランナーの朧さんが、男女間の綺麗ごとに斬り込み、オトコ側のエグい本音を大暴露。夢見がちなアラサー女性のための連載「オンナの敵が教えるオトコの本音」、まだまだクレーム覚悟で連載第7回です。

マイナビウーマン読者のみなさまこんにちは。

毎回記事のテーマは編集部から与えられているんですが、今回のテーマは傑作でした。そのまま引用しますね。

「マイナビウーマン編集部内で、朧さんに書いてほしいネタを募集したところ『朧さんみたいなハイスペックでイケてる男性は、どういう女性を選ぶのか知りたい!』という声が上がったのですが、こちらでいかがでしょうか?」

なんというか、意外にも皮肉のキツい編集部でした。何やら読者だけでなく編集部にまで敵を作りつつあるロマンチックプランナーの朧ですが、みなさまいがお過ごしでしょうか。そろそろ秋らしくなってきました。この連載にもそろそろ“飽き”がくるのでしょうか。

最初に断っておくべきでしたが、朧はべつにイケてるわけでもハイスペでもありません。あくまでも読者同様、根拠なき上から目線でジリ貧にあえぐアラサー女性の恋愛についてエラそうな講釈を垂れるものです。

なので、今回は「一般的な男性目線での女性の選び方についてならいくつか持論があるので、それをまとめる感じで論にしますね」という落としどころになっています。

それでは始めますか。今回の記事もまた、ずいぶん長くなりそうです。最後まで読めよババア。

男性が付き合う女性を選ぶ観点

読者のなかに美人のかたはいらっしゃいますでしょうか? そのかたは今回の記事は読まなくて結構ですので、そのままお帰りください。

今回話があるのは、まだ待機席に座り続けているアラサー女性のみなさまです。

実は「男性目線による女性の選び方」という問題設定の時点で、すでに半分以上は答えが出ていることにお気づきでしょうか。

連載の2回目でも書いたんですが、女性が“男性から選ばれる立場にある”ということは、恋愛市場におけるヒエラルキーで女性側が男性側よりも下位にある状態です。

恋愛市場のヒエラルキーを決する要素は多々ありますが、女性の場合「容姿」がまず第一です。この認識をごまかしてはいけません。

どんな男性でもまず、かならず女性の容姿から見てしまうんですが、いわゆる「美人」に属する人 は“選ぶ立場”にあることも多く、「男性が付き合う女性を選ぶ観点」への考察はあまり重要ではないのです。

つまり、「男性が付き合う女性を選ぶ観点」は、それほど美人でもない“ふつうの女の人”が、上位男性に加点してもらうためのポイント、あるいは減点を避けるためのポイントであると理解してください。

ポイントその1「省エネ」

一度正式な恋人になると、途端に手のかかる女の人がいます。正式な恋人かそうでないかの定義は、実は「相手の生活に介入できるか否か」なんですが、正式な恋人の立場を得た途端に束縛が強くなったり相手への要求が重くなったりする人は、言うまでもなく男性としては負担です。

ヒエラルキー下位にある女性に重要なのはまず「省エネ」なのです。なるべく手間やお金がかからない女であることをアピールしましょう。

とはいえ、これは付き合うまえの「男性が付き合う女性を選ぶ観点」です。付き合うと“手間やお金がかかる女の人”になりそうな懸念は、どのように男性へ露見してしまうのでしょうか。

たとえばSNSです。

いまやだれもが利用しているSNSから読み取れる情報はとても多いんですが、そもそも恋人のSNSは知るべきでない知恵はさておき、男性目線の「省エネ」の観点からは以下のようなSNSの使い方は絶対にバレないようにしてください。

(1)やたら顕示的でキラキラしている

いわゆるインスタ映えに命をかけているようなタイプですね。SNSへの投稿がほとんど、行った場所、買ったモノ、わたしの華やかな人脈に溢れ、とにかくまわりから「すごい!」と思われたい承認欲求が隠しきれていない人です。

うっかり付き合うと疲れきることが即座にわかるうえ、自分もSNS映えの道具にされそうな鬱陶しさまであります。女性同士のホモ・ソーシャルでは羨望を集められても、男性としては敬遠してしまうタイプです。

(2)病んだツイートが多い

言うまでもなく男性としては避けたいタイプです。

束縛への対応やメンタルへのケアに手間がかかることが丸わかりで、付き合ったら面倒な地雷と化すことがバレます。

元彼などへの恨みが粛々と綴られているようなツイートや、少女漫画のような恋愛ポエムで埋められたツイートがこちらに該当します。

鍵をかけて厳重に保管してください。読み物としては面白くても、決して見つかってはいけません。

(3)無駄に意識が高い

これはとくにキャリア系の女性に多そうなケースなんですが、SNSの自己紹介につい「おもしろき こともなき世を おもしろく」などの手垢名言や「今まで出会ったすべての人に感謝」などと意識の高いことを書いてしまう感じの人です。

起業系の有名人を中心としたフォローや、ビジネス風の名言ばかりをシェアする使い方からもバレてしまいます。

ただ、これはどちらかと言えば頭の悪さがバレる感じなので、相手も似たようなタイプであれば、むしろ積極的に見せに行く戦略もありです。

(4)やたら投稿が多い

四六時中スマホに触れていないと不安になるタイプで、コミュニケーションへの依存傾向が見て取れます。LINEの既読無視にキレてくる女の人が容易に想像できてしまうばかりか、付き合う相手として見ても、いつもスマホばかり触ってる女の人はちょっと嫌です。

ずっとTwitterに張り付いているなら、秘密の裏垢でやってください。蛇足ですが、無駄にフォロワー数が多い女の人も男性からはビビられます。

こうして挙げてみると、SNSはプラスが見える以上にマイナスが見えてしまう懸念が大きいこともわかるんですが、最近ではもうSNSを通じて男女が親しくなることもふつうで、「SNSをやっていない」説明はかえって怪しいため、この際ダミー用のアカウントを作ってしまうのもひとつの手かもしれません。

では、たとえばダミー用のアカウントにはどのような人物像が表れていればいいのか、それが次に紹介する観点です。

ポイントその2「人としてのまともさ」

これは連載の4回目にも書いたんですが、日常的に観察できる範囲で、「人としてのまともさ」が垣間見えるポイントはまだいくつかあります。あたりまえすぎて意外と見落とされているものから挙げていきますね。

これは恋愛というよりも、むしろ結婚を考える女性に対して男性が見ているポイントかもしれません。

(1)書き文字がきれいであること

説明がダルくなってきたので自分のツイートを引用してしまいました。個人的な経験をふりかえっても、書き文字がきれいな人に部屋が散らかっているひとはいませんでした。

おそらく、「書き文字がきれいなこと」、「食べ方がきれいなこと」、「身のまわりが整頓されていること」、この3つには有意な相関があって、かつ、本人が両親から受けてきた“しつけ”や家庭環境を反映していそうです。

(2)声と話し方、および笑い方

これも自分の観察を引用させてください。

話し出すだけで好意的な注意を集める声は確実にあって、どうやらその秘密は顔の表情にありそうです。これはたぶん、人間の聴覚が話者の表情を無意識に補完するからかもしれません。

話し方や笑い方に関しても、いままで本人が所属してきたグループや価値観の影響が背後に見て取れるため、ここは意識的に注意すべきポイントです。

(3)喫煙者ではない

これは喫煙者と人物の傾向を結びつけて語るよりも、喫煙する女性を避ける男性がまだデータ的には多いことを言うほうが角が立たない気がしました。

実は仕事でマッチングサービスのいくつかを取材したこともあるんですが、裏側で検索条件に「女性の喫煙を許容できる男性」を含めて調べると、一気に半分くらいまでマッチングの候補が減る事実があります。

恋愛ではなく結婚を目的にしている女性は、損得レベルの判断としても禁煙をおすすめします。

(4)子どもや動物に自然と優しい視線を向けられること、ジジイやババアに好かれること

これは比較的偽装が簡単なうえに効果的です。男性は女性に比べると圧倒的に精神年齢が幼いことが多いため、たとえば犬や子どもが上手に甘やかされている姿を見ると、内心では羨ましすぎてヨダレが出ています。

ご老人に好かれることも似たような話です。弱者や困っている人に自然と手を差し伸べられることは、人間としての大切な部分を保証している気がします。

見知らぬジジイやババアから話しかけられ、飴などをもらうようになれば完璧です。街なかで困っているジジイやババアを見かけたら、すべてを差し置いて速攻で助けましょう。

(5)話や道理が通じること

これは書き出すと長い話になるんですが、感情的になった女性には話や道理が通じなくなることがしばしばあるような気がしています。

性差として仕方のない部分はあるにせよ、感情的になったときでも話や道理が通じることは、男女を問わず「人としてのまともさ」を担保する大切な条件です。

ただしこれは外側から推し量るのが難しいポイントではあって、

・言い訳をせず謝れること
・自分の話を盛りすぎないこと
・無理な借金をした過去がないこと
・長い付き合いのある友人がいること
・過剰な自己愛や劣等感がないこと
・言動に一貫性があること

問題に共通する中心部分はまだ言語化できないままいくつかの観察を並べるしかないのが正直なところなんですが、これらは1コがダメだと他もだいたい連鎖的にダメなことが判明する観察ではあり、その根底にあるのはたぶん「自分の嘘に向き合う誠実さ」のような気がしています。

ポイントその3「与える側になる心がけ」

これもまた時代錯誤な考え方かもしれませんが、まともな男性であれば、「女性は守るべきもの」「女性には男性側が多くを与えるべきもの」という古びた考え方をいまでも自分のプライドと一緒に大切にしています。

ところが、こうした男性側のプライドにあぐらをかいている女性もなかにはいて、Twitterでは「奢り奢られ論争」がたびたび再燃しては決着がつかないままです。

女「女性はメイクや服にお金がかかっているから、男性がデートの代金は支払うべき」

男「男性はすべからくデートの代金を支払うべきだが、それはおまえのメイクや服とは関係ないから勘違いするな」

という話ですね。

なので、「女性には男性側が多くを与えるべきもの」という古びた考え方をいまでも大切にしている男性であればなおのこと、女性側の「与える側になる心がけ」には胸を打たれやすいチョロい特徴があります。

あまり精神論を続けても仕方がないので、女性側がテクニックとしても使える具体的な例を2つ紹介しますね。

このケースに出てくる女の子はどちらも20歳くらいの女の子でした。まだ20歳くらいの女の子でさえこの気遣いができるのであれば、こうした小技ひとつ満足に使えないアラサーに勝ち目がないのは明白です。

いいですか、財布を自然に出すマイナビウーマン的なテクニックを磨けと言っているのではありません。基本は喜んで奢られてください。

けれども、男性に「与える側の心がけ」をある程度垣間見せたうえ、男性の遠慮が及ばない部分でこうした心がけを具体化できるところがポイントなのです。

簡単な方法としては、たとえばマッサージなどもひとつの手かもしれません。相互フォロワーのアラサーのお姉さんが去年くらいに結婚したんですが、付き合っている男が寝落ちるまで頭皮マッサージを毎日していたツイートは特に印象に残っています。

マッサージのいいところは男性側が享ける肉体的な安楽もさることながら、女性側の「献身」を具体的な形で表しやすい点にあると思うのですがいかがでしょう。「与える側の心がけ」は、なにも財布の出し入れだけに留まる問題ではありません。応用を利かせましょう。

 

以上、今回も長い記事になってしまいましたが、男性が付き合う女性を見るポイントはまず第一に「好みの美人かどうか」で、そのあとに「省エネ」「人としてのまともさ」「与える側になる心がけ」が見られています。どれも当たり前の話ばかりで恐縮でした。

(ロマンチックプランナー 朧)

※画像はイメージです

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