彼女との結婚を意識するときに見られる彼氏のサインとは?
彼氏との付き合いが長くなるにつれて、意識してしまう“結婚”の二文字。しかし、肝心の彼氏はどうなのでしょうか。もし結婚を意識しているのが自分だけだとしたら、将来のビジョンにも不安がよぎりますよね。彼氏が彼女との結婚を意識するのは、どんなときか、また彼氏が発する見逃せないサインとは何か解説します。
縁あって男性と出会い、交際へと発展すると、なんとなく思い浮かべてしまう“結婚”の二文字。そしてそれは年齢を重ね、付き合いが長くなるにつれて、意識してしまいますよね。
しかし、肝心の彼氏はどうなのでしょうか。もし結婚を意識しているのが自分だけだとしたら、将来のビジョンにも不安がよぎります。
彼氏が彼女との結婚を意識するのは、どんなときなのでしょうか。また彼氏が発する見逃せないサインとは、どんなものでしょう。
彼氏が彼女との結婚を意識するキッカケ4つ
彼氏の性格や育った環境によって、彼女との結婚を意識するタイミングには個人差があると思いますが、多くの男性に見られるキッカケをご紹介します。
肉体的・精神的に弱ったとき
大きな災害が起こったあとに結婚率が上がった、という実際の現象があるように、人は肉体的・精神的にダメージを受けると心細くなり、誰かと寄り添い合いたい、支えがほしいという気持ちが湧きやすくなります。
災害ほどの大きなショックでなくとも、たとえばつらい風邪をひいたとき、仕事で大きなミスをしたときという日常的にあるダメージでも心の動きは同じ。
彼氏が肉体的または精神的に打ちのめされて心細さを感じたときに、彼女が温かく接してくれると、「この人と一緒に生きていけたら安心だな」「つらいときもこの彼女がいてくれれば乗り越えられそう」と感じ、身近にいてくれる“彼女”という存在が大きな支えになるのです。
昇進・転職などで経済的余裕が出てきたとき
国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査における最新の2015年の結果では、男性は43.3%が「結婚資金」を結婚の障害としてあげており、経済的な面がネックで結婚できないと考えている男性が多いことがわかります。
この結果からも、男性は“結婚=家族を養う”という意識を強く持っています。今は共働きの家庭が増えていますが、出産などで直接体に負担のない男性側が主に経済面を支える機会が多くなるもの。男性は自分の経済力がある程度の水準までないと、結婚生活を不安視する傾向が強いのです。
しかし逆に言うと、経済的余裕が出たときは“結婚”を意識します。昇進やキャリアアップの転職で給料が上がったときに「これだけもらえれば人数が増えても生活できる」「彼女に自信をもってプロポーズできる」と思えるようになるのです。
親しい人が結婚したとき
親友や親しい兄弟が結婚したときに、“結婚”を意識する男性は多いです。
よく知る人間が結婚することで、自分の中にリアルな結婚像が想像できるようになるため、「結婚っていいな」「俺もあんな結婚生活をしたいな」と思うようになります。
また、いつも一緒に遊んでいた友人が、結婚してなかなか今までのように気軽に遊びに行けなくなったときも、男性が結婚を意識するタイミングになる場合も。「じゃあ俺も家族を作ろうかな」と覚悟を決めるキッカケになるようです。
女性からモテなくなったと感じたとき
今まで付き合う女性に困ったことがないという男性に見られることが多いですが、若いころのように女性からモテなくなった、と感じると「今の自分を大切にしてくれる彼女と結婚しよう」と思うようになります。
人は誰でも、年齢を重ねると見た目の印象が低下したり、遊ぶ活力も落ちてきたりするもの。若いフリをしても、逆に「無理をしている」と思われ、女性から特別な目で見てもらえなくなります。
その瞬間を悟ったとき、「独身も潮時」「彼女だけが自分を大切にしてくれている」と感じ、身を固める覚悟を持つようです。
彼氏が彼女と結婚を意識しているときに見せるサインとは
彼氏が彼女との結婚を意識するにはさまざまなキッカケがありますが、自分の彼氏にその兆候があるかどうかはわかりにくいもの。
一般的に、彼氏のどんな行動や発言を確認したら「彼女との結婚を意識している」とわかるのでしょうか。
彼女が存在する前提で将来の話をする
近い未来か遠い未来かはわからなくても、将来の話の中に彼女の存在がある場合は、結婚を意識しているといえるでしょう。
たとえば「俺もいつかマイホームがほしいな。でも家を選ぶとき、君はすごいこだわりを見せてきそうだよね」とか「子どもとピクニックに行くとか憧れるよね。あ、お弁当作るなら玉子焼き入れてね!」というように、サラッと発言する将来像に彼女の存在があれば、少なくとも共に生きる対象として見てくれている可能性が高いです。
家族や友人など信頼している人に紹介する
彼氏が自分の彼女を信頼している友人や家族に紹介する場合は、その女性のことを身内的な感覚で見ていると思われます。
親しい間柄の人に「自分を悪く見せたい」と思う人はいません。やはり自分という人間をもっと知ってもらいたい、よく見せたいと思うため、自信をもって人前に出せる人しか紹介しないはず。
また、人は自分のテリトリーにより安定感のある人間関係を作りたいと考えるため、信頼できる人同士をつなげて安心感を得ます。彼女をその親しい関係性の中に入れるということは、やはり身内的感覚に近いといえるでしょう。
そこまで近い存在にとらえているならば、将来の結婚も視野に見据えているはずです。
友人の結婚式の話をする
一般的に、男性は結婚式に対しての思い入れが少ない傾向にあるため、結婚式に参列しても自分ごとにとらえにくいところがあります。
しかし、親しい友人の結婚式で感動したり、自分が「いいな」と思う式を経験したりすると、結婚に対して前向きに考えやすくなることも。
しかもその体験を彼女に話すようであれば、結婚式で感じた思いを共有したいという証。それはかなり彼女との結婚を意識している可能性が高いです。

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間違えないで! 結婚サインと勘ちがいしがちなNGサインも……
基本的に彼氏と結婚に対して前向きな会話をしていれば、彼女との結婚の意識はゼロではないはず。しかし中には一見OKサインのように見えてもNGだったというサインも。
結婚サインと勘ちがいしがちなNGサインをご紹介します。
結婚した未来も自分のことしか想像できない
2人で結婚したときのことを話していても、自分だけのことばかり話す彼氏は、まだ結婚する気がないかも。
「俺は結婚しても自分の部屋がほしい派だな」「夫婦でも自分の趣味の時間が取れないとつらいよね」など、彼女と一緒にいる空間よりも自分のことしか想像できないような発言しかしなければ、そもそも結婚願望がない可能性があります。
話は聞くが結婚観が他人事
2人で結婚の話はするものの、「結婚って大変だもんね」「夫って聞くと大人って感じだよね」など、どこか他人事のように話すようだと、彼女との結婚願望は希薄なよう。
当事者としてとらえられていないということは、結婚をまだ遠くに考えているということ。しかも結婚の話を避けずに他人事として聞き続けるなら、本気で自分と関係のないことだと思っているかもしれません。
根拠のない「ずっと一緒にいようね」
一見、「ずっと一緒にいようね」という言葉は「将来結婚したい」という意味にとらえられそうですが、彼氏の普段の態度や考え方にその布石が見られないようであれば、ただ単に「別れたくない」という意味だけの可能性が。
「一緒にいたい」というわりに、具体的な将来のビジョンがなかったり、お金を貯めている様子がなかったり……。言葉だけならいくらでも素敵なことは言えます。もしかしたら、ずっと彼氏と彼女として恋愛を楽しみたいだけかもしれません。
その気がない彼氏……。彼女との結婚を意識させる方法とは
では、その気のない彼氏に彼女との結婚を意識させるには、どうしたらよいのでしょうか。
半同棲生活をしてみる
彼が結婚を意識できないのは、具体的な結婚生活の想像ができない、もしくは自分だけの思い込みがあるからかもしれません。
完全に同棲するのは手間がかかるので、週の半分だけ彼氏と一緒に過ごして、結婚生活のシミュレーションをしてみましょう。
誰かと暮らすことに慣れると、思っていたより快適に感じるかもしれませんし、半同棲生活をすることで彼女としても結婚へと進めていいかを判断できます。
“自分と結婚するといいこと”をプレゼンする
結婚にメリットを感じていないと、なかなか意識しにくいもの。自分から「私と結婚するとおいしいものが毎日食べられるよ」「明るい家に帰ってこられるよ」など、“結婚すると起こるいいこと”をプレゼンして、その気にさせましょう。
あまり一度にたくさん言いすぎると押しつけがましくなるので、彼氏が自分といて楽しそうにしているタイミングにサラッと言うといいかもしれません。
胃袋をつかむ
常套手段ですが、やはりリアルに生活の基準となる衣食住にかかわるところでメリットを感じると、人はプラスにとらえやすくなります。
とくに食事のクオリティが高いと一日の満足感も高まりやすいので、彼氏の好みの味つけをマスターしたりレパートリーを増やしたりして、胃袋をつかみましょう。
「彼女のご飯を毎日食べたい」と思わせれば、自然と結婚を意識するようになるはずです。
彼女との結婚を意識させるために彼氏へ「やってはいけないこと」
付き合いが長くなればなるほど、結婚を意識していない彼氏をその気にさせるため、ついつい必死になってしまいがち。ですが、やり方によっては逆効果になることも。
彼女との結婚を意識させるために彼氏へやってはいけないこととはどんなことでしょうか。
結婚する気があるのか尋問する
結婚したいという気持ちが強くなりすぎて、彼氏に結婚する気があるかどうか問いただすのは、逆効果になりやすいです。
優柔不断や気の弱い彼氏だと、こちらから強く言うことで覚悟をすることもありますが、基本的に男性はプライドが高い人が多いもの。「結婚する気あるの!?」と尋問のような強い口調で言われると、うんざりしてしまうかもしれません。
自分の希望ばかり押しつける
彼氏に結婚像を想像させるのはいいのですが、「結婚したら○○したい」「いい旦那さんってこういう人だよね」と、自分の理想や希望ばかり話していると、彼氏は「この彼女と結婚したら大変そうだな」と逃げ腰になってしまうかも。
相手の結婚観もしっかり聞いて、お互いの価値観のすり合わせをしながら“結婚”を意識させるようにしましょう。
脅迫する
「結婚しないなら別れる」「あなたのほかにも私と結婚したい人がいる」など、なんらかの条件や彼氏が不利になるようなことを引き合いに出して脅迫するように結婚を迫ると、相手はあなたに対して反発心や不信感を抱きます。
煮え切らない相手を前にするとついつい言ってしまいそうですが、人間関係を壊してしまう可能性もあるくらい逆効果な行為なので、発言の仕方は十分に注意しましょう。
誘導ではなく自然に意識させるほどの“素敵な彼女”を目指して
いくら手練手管を費やしても、結婚は“ご縁”。無理な誘導で相手が引いてしまうくらいなら、自然に任せたほうがいいこともあります。
とはいえ、結婚を意識していない彼氏に貴重な時間を費やすのも納得いかないもの。まずは自然と彼氏に「この彼女と結婚しよう」と思われるような素敵な女性を目指しましょう。
人として魅力的ならば、仮にこの彼氏とうまくいかなくても、別の男性があなたとの結婚を意識するかもしれません。
ただ、彼女との結婚を意識するサインを確認したら、時間を置かずにクロージングへと進めましょう。“鉄は熱いうちに打て”という言葉があるように、結婚はそのときの勢いも大切なのです。
(凛音)
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