お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自意識過剰な女性の特徴5つ~男性が嫌う勘違い女から脱却する方法

高見綾(心理カウンセラー)

「もしかして私って自意識過剰なのでは」「もっとまわりの目を気にしないでいられたらいいのに」と思ったことはありませんか?自意識は悪いものではありませんが、過剰になると自然体でいることが難しくなり、生きづらさを感じてしまうこともあります。

そこで今回は、自意識過剰になってしまう心理や恋愛における影響、自意識過剰を改善するための心がけについて説明します。

そもそも自意識過剰って? 自意識過剰になる心理

自意識過剰とは、他人から自分がどう思われているのかを過剰に気にしている状態のことをいいます。自意識過剰な人は自分に対する理想が高く、注目されたいという思いを強く持っています。その根底にあるのは自分に対する自信のなさ。自信がないと、自分に対する周囲の評価を異様に気にしてしまいがちです。

そして、自分が期待したような評価を得られていないと感じると、それが大きなストレスになります。自意識が過剰になりすぎると、緊張する、傷つきやすくなる、思い込みが激しく自己中心的になる、という傾向があります。

「自意識過剰な女性」の特徴

自意識過剰な女性にはどのような特徴が見られるのでしょうか。よくある特徴を挙げてみます。

(1)鏡をしょっちゅう見る

自意識過剰な女性は、見た目にこだわります。

少しでも自分をよく見せたいという思いから、メイクや髪型などを気にして頻繁に鏡をチェックすることも。こっそりやる分にはいいのですが、誰かと一緒にいるときでも構わずに鏡を見ているとひんしゅくを買うおそれがあります。

(2)写真写りを異様に気にする

ほかの人と一緒に写るとき、少し後ろに下がって小顔に見えるようにするなど、写真写りにこだわるのも自意識過剰な女性に多い特徴のひとつ。

きれいに写る顔の角度を熟知していて、常に同じ角度でしか写らない、という人も。アプリなどを使って顔色を調整したり、シミやシワを飛ばす加工をしたりと、修正機能をフル活用します。度が過ぎて、本人とは別人になってしまうこともあります。

(3)声をかけただけで気があると思い込む

自意識過剰な女性は、勘違いしやすいという特徴も。

みんなが自分のことを見ていると思っているので、異性が声をかけただけでも、「私のこと好きなのかもしれない」「私のことを気にしているのね」と思い込んでしまう傾向があります。

また、自分に対する理想や期待も高いため、失恋しても振られたことを受け入れられないこともあります。

(4)ちょっとしたことでも嫌われたと勘違い

まわりにいる人が誰かの噂話をしていたり、ちらっと目を向けられたりしただけでも、「私の悪口を言っているのではないか」と必要以上に気にしてしまいます。

(5)ちやほやされないと気が済まない

注目されたい願望が強いので、特別扱いをしてもらえないと不機嫌になります。自分以外の人がちやほやされているのが気に入らないなど、大人げない面を見せることも。それをまわりから指摘されると「私は悪くない!」と逆ギレすることがあります。

恋愛で不利!? 男性が「自意識過剰な女性」に抱く印象

まわりからのよい評価がほしい「自意識過剰な女性」ですが、男性からはどう思われてしまうリスクがあるのでしょうか。

(1)単純に「イタイ」

自意識過剰タイプの女性は、地に足がついていなく、自分の内面としっかりと向き合うことを避ける傾向にあります。そのため、年齢を重ねてもそれを認めたがらずに年相応でない格好や発言をしてイタイ人だと思われてしまうケースが多いです。

(2)付き合ったらめんどくさそう

自意識過剰な女性は、思っていることを素直に表現せずに、遠回しな言い方をする傾向があります。「私なんて……」と言いながら、「そんなことないよ」と否定してもらいたいという気持ちがあるのです。男性からは「はっきり言えばいいのに、めんどくさいな」と思われてしまいます。

(3)一緒にいると疲れる

「今の発言、大丈夫だったかな」「髪型が乱れていないかしら」など、とにかく自分のことばかりを気にしがち。相手のことよりも、自分がどう思われるかばかりに気が向いている女性と一緒にいても、男性としては楽しくないのも当然。むしろ安らげず疲れてしまいます。

(4)関わりたくない

目が合った、隣に座ったなど、ちょっとしたことで「私のことが好きなのかもしれない」と思い込んだり、誰かがおしゃべりしているのを見て「私の悪口かしら」とすぐに疑ってしまったりすると、自意識過剰だなと思われてしまいます。

思い込みや勘違いが激しい人とは、話が通じないので、そもそも関わりたくないと思われてしまうことがあります。

生きづらさから脱却! 自意識過剰改善のための心がけ

恋愛が遠のく原因にもなる「自意識過剰」。すぐに直すのは難しいかもしれませんが、考え方や普段の行動を変えてみることで改善も可能です。どのような点を心がければよいのでしょうか。

(1)それほど他人は自分に興味ないことを認識する

自分の人生の主役は自分ですが、同様に、他人の人生の主役は他人であり、みんな自分自身のことに一番興味があるものです。

「まわりの目」というのは、自分の思い込みが作り出したもの。他人を見てよい悪いと評価する癖をやめると、「まわりの目」は気にならなくなるものです。

(2)自分の短所を自覚し認める

自意識過剰な人は、プライドが高いために自分の非を認めることが苦手です。

同様に、短所も受け入れることができません。自分の短所を認めることはつらいことではありますが、短所を自覚して受け入れることで、客観的に自分を見つめなおす直すことができます。

(3)メイクチェック・メイク直しは化粧室でこっそりと

常によい状態の自分でいられると、精神的に安定して自信が持てるようになるものです。しかし、誰かといるときも頻繁に鏡を見るのは考えもの。相手からすると、自分の存在を無視されているように感じられます。と同時に、「自意識過剰な女性」のイメージもしっかりついてしまいます。メイク直しは化粧室でこっそりやるようにしましょう。

(4)自分と人を比較するのをやめる

自意識過剰な人は、自分と他人を比較しがちです。その比較が過剰になると、自分が生きづらくなる原因になりますし、結果として恋愛がうまくいかなくなることもあります。

誰かがうまくいっていることと、自分の幸せは本来関係がないものです。「あの人の幸せと自分の幸せは関係がない」と自分に言い聞かせ、比較する癖を直すよう努めましょう。

(5)いつも自分の味方である

自意識過剰な人は、根底では自信がありません。

他人から認められると一時的には安心しますが、すぐに「もっと評価されたい」と思うようになります。そんなときは、自身が認めてあげましょう。うまくいっているときはもちろんのこと、うまくいっていないときでも、自分で自分の味方になってあげることができると、精神的に安定します。

どんなときも自分を受け入れてあげよう

「他人からよく思われたい」という気持ちは人間であればみんなが持っているものです。ですが、そういった自意識が過剰になると、さまざまな思い込みが生まれ、恋愛をはじめとした人間関係に影響が出やすくなります。

人と比べすぎずに、「自分は自分」と受け入れられるようになると、精神的にも落ち着いてくるはず。誰といても自然体でいられるよう、どんなときも自分の味方になって受け入れてあげるところからはじめてみましょう。

(専門家)

※画像はイメージです

SHARE