【夜キュン男子#番外編】俺たちの夜キュンどうだった? 劇団番町ボーイズ☆座談会
「朝キュン男子」大好評につき、続編が決まった人気連載「夜キュン男子」。男性演劇集団・劇団番町ボーイズ☆のメンバーが、さまざまなシチュエーションと役柄で、働く女性に癒やしを与えるメッセージを考えてくれました。今回は「夜キュン男子」総集編! 企画にも登場してくれたメンバー5人が集合し、連載の裏話や恋愛観などについて語ります(※「夜キュン男子」連載一覧はこちらから)。
劇団番町ボーイズ☆「夜キュン座談会」参加メンバー
堂本 翔平(23):おいしいものを食べるのが好き。ラーメン禁止令を出されるも、気にせずに食べ続けている。
安井 一真(23):劇団番町ボーイズ☆の「☆」的存在。みんなを明るく照らしている。
千綿 勇平(26):人見知りだけど、メンバー全員とコミュニケーションをとるように心がけている。
二葉 勇(26):最近はナイーブになりつつあり、いろんなことに悩み続けている。
西原 健太(23):ギャガー(ギャグ担当)。出演中のラジオ番組では、毎週新ギャグを披露している。
みんなの「夜キュン男子」どう? メンバー同士で総評価!
――「夜キュン男子」に参加してくださってありがとうございました! 実際にやってみてどうでしたか? 堂本さんから教えてください!
堂本:普段僕たち自撮りをSNSで載せることが多いんですけど、自撮りを誰かにメールで送ることはしないので、めっちゃ恥ずかしかったです(笑)。文章考えるのも難しかった!
二葉:付き合う前の甘酸っぱい感じが伝わって、いい感じだよね。
――堂本さんは“会社の後輩男子”という設定でした。この写真、Twitterでもファンの方々から「かわいい!」とコメントが来ていましたよね。
堂本:実はこれ、裏話があって。この前日むちゃくちゃ飲んでいて、目が真っ赤だったんですよ。だから目を閉じてるの。ちなみにこのパジャマは私物で、モコモコしているんです。あと長い抱き枕も買いました。
西原:この「抱き枕ぎゅー」はなんで入れたん?
堂本:モテるかなって……。
千綿:打算的すぎる!(笑)
――では続いて、安井さん。“仲のいい男友だち”という役柄ですが……。
安井:これ、相手がメッセージで告白してきた設定なんですよ。告白されたから、その返事をしたんです。でも僕は好きな子には自分から告白したいタイプなので、新鮮でしたね。
二葉:この一真、かわいいですよね。「昔から遊んでた公園で待ってる」って、俺だったら「じゃあ今メッセージで好きって言うなや!」って思う(笑)。
安井:電話だと味気ないなって思って。でも「昔から遊んでた公園で待ってる」って、今思うとめっちゃ恥ずかしい!
堂本:俺、一真のこのアイコン好き。なんかぽわんとしてる。
安井:自撮り写真じゃなくてアイコンのほう!?
――でも、自撮り写真もかっこよくキマってますよね。
堂本:一真、マジで自撮りうまいんですよ。
安井:撮り慣れているというわけじゃないんですけど……うまく撮れちゃう(笑)。
――続いて、千綿さんはいかがでしたか?
千綿:これ、俺だけテーマが“結婚”なんですよ。相手と婚約している設定なんです。婚姻届を出しに行く前夜のメッセージで、僕自身は婚約したことないので、頭の中で考えました。
堂本:「明日の朝迎えに行く」って、なんかいいな。
西原:めちゃくちゃいい笑顔してる。幸せそうでいいね。
堂本:文章と写真が合っているのもいいよね。
二葉:ツッコミどころがない、いい文章。高得点!
――かなりの高評価ですね。続いて西原さんの役柄は“同じマンションに住む年下彼氏”、喧嘩して3日目の夜というシチュエーションで、かなり難しかったとは思いますが……。
二葉:文面めちゃくちゃ謝ってるのに、なんでタンクトップなの?(笑)
西原:これは聞いてほしい。一番ラフ感を出したかったの。
安井:でも俺が男だったら、謝りまくる男って嫌だな。本気で謝る気ゼロでしょ!
西原:喧嘩して3日ぶりに送るメッセージだから、どうしても重くなるねん! 相手が男性と飲みに行って、それは仕事の付き合いだったんだけど、俺が感情的に怒っちゃって、3日間口きいてないの。で、大人げなかったなって謝って、自撮り送った。
二葉:これタンクトップでビール飲みながら、ふと思い出してメッセージ送ったみたい(笑)。
――最後に二葉勇さん。双子の弟・要さんとのグループメッセージ、今回はいかがでしたか?
二葉:今回もめっちゃ難しかったです。俺と要が幼馴染の女の子を取り合う設定で、グループメッセージでやりとりするの。
安井:いいなー! あだち充のタッチみたい!
二葉:注目すべきは俺の文章じゃなくて、要の文章が気持ち悪いってとこ(笑)。
堂本:「まったく隅におけないなぁー」(手を頭の後ろで組みながら)
二葉:文章はめちゃくちゃ要らしいねんけど、あいつが「隅におけないなぁー」なんて言っているの聞いたことない(笑)。
堂本:でも、文章も写真も合ってるね。88点! 勇だけ顔文字使ってるのもいいよね。普段、勇からのメッセージでも、よくこの顔文字見るよ。
好きな人にどんなメッセージを送る? メンバーの駆け引きテク
――みなさんは好きな女性に送るメッセージで、駆け引きをするタイプですか?
安井:俺ダメなんだよね、メールとかすごく苦手で、駆け引きできないかも。好きな子にはすぐ返信しちゃうから、逆に踊らされる。たとえば、相手は俺が寝るか寝ないかのタイミングで返信してくるの。翌日に俺がそれに返信すると、その日の夜くらいまで返ってこない。メッセージを続けるために、わざと日をまたぐというか。駆け引きされちゃう側です。
二葉:千綿も駆け引きしなそうなイメージあるな。
千綿:俺も全然しないです。学生時代も好きな人がいたら、好意がわかりやすいような連絡をしていましたね。ストレートにご飯や遊びに誘ったり。
堂本:俺は中高生くらいまでは駆け引きしてた。それこそさっき一真が言ってた、次の日にメールの続きを持ち越すテクニック。
安井:まさにそれ! 俺が惑わされてたやつ!
二葉:俺は駆け引きをまちがえていたことがある。高校生で野球やってたとき、女子から連絡先を聞かれて。ほんまは連絡とりたいんだけど、断るのがかっこいいと思って「野球しか興味ないから」って断り続けていたら、どの女子とも連絡先を交換せずに高校生活が終わった(笑)。
西原:俺はけっこう肉食やねん。ガンガン誘うよ。
二葉:どんな感じでアプローチするの?
西原:絶対に、相手が家出るときと帰るときは「気をつけて」って送る。テレビかなんかで見たんだけど、人間は「気をつけて」って言葉を聞くとちょっと気をつけるの。事故率減るの。だから好きな人には毎回送っていた。
一同:え!?(爆笑)
二葉:健太の駆け引きって、「気をつけて」って送ること? そうすることで、相手がだんだん健太のこと好きになるの?
西原:いや、事故率が減る。それによって、長い付き合いになる。イコール、恋愛できる。ちがう?
二葉:あーもう、せっかくおもしろいワードが出たのにおもしろくなくなった。
西原:ガチなダメ出しやめて!(笑)
この中で“ずるいメッセージ”を送るのは誰?
――メンバー間でもメッセージでやり取りをすることは多いんですか?
西原:よくメッセージしますね。今朝も翔平から「健太くん今どこいる?」って来て、渋谷だよって言ったら、「千綿くん見つけたからもういいや~」って。俺、フラれた感じになった。あれなんやねん!?
堂本:俺、プライベートでメンバーにめちゃくちゃメッセージ送るんですよ。酔っ払って電話かけたり。
千綿:たしかに翔平からよく来ますね。今日もスタジオ来るときに「今どこ?」って。
西原:お前、千綿にも送ってたんかい!
堂本:一気に5人くらいに送る。
二葉:俺、来てなかったけど……。あー、またナイーブになってきた。
堂本:でも勇には酔っ払ったら電話するんですよ。で、気持ちよくなって寝る(笑)。
千綿:メンバーだけのグループトークがあるんですけど、真面目な話とかしてると、勇とか健太とか翔平は真面目に意見を出すんですけど、一真だけ絶対に入ってこないでスタンプで終わらせるんです。みんなの意見がまとまりそうになったところで、「俺もそう思う!」ってスタンプだけ。ずるいんですよ~。
安井:ここで俺が入ったら、わちゃわちゃしちゃうかなって思うの。だから大人になって、「あとはよろしく~」ってスタンプ送る。
堂本:勇は絵文字と顔文字をめっちゃ使ってくる。
安井:そう、勇は会うとお兄さんタイプ。でもメッセージの文面はかわいい。
二葉:文面って、伝わりにくい部分がけっこうあると思うんですよ。特に俺は関西人やし、メッセージでもボケたりツッコミ入れたりしたいんですけど、文面だと相手の受け取り方がちがうことがあるから。絵文字とかを使って、やさしさを出していきたいです。
安井:だとしたら千綿くんのメッセージは、マジでそっけない!
千綿:スタンプはまだいいとして、絵文字とかつけるのが苦手で。
安井:僕たち舞台『クローズZERO』で兄弟役をやるんですけど、稽古の休憩中に僕のスマホで2人で写真を撮ったとき、俺が千綿くんに送るのを忘れていて。そしたら「写真送って」って来たから、写真送るじゃないですか。そこから一切返事なし。
堂本:botみたいだね。
安井:ほんとbotみたい。千綿bot。
千綿:いや正直、電話のほうが好きなんですよ。だからすぐ電話しちゃうけど、基本みんな出ない。話したほうが感情が伝わりやすいのに。
二葉:電話嫌いやわ~、長くなるやん。最近どうなのとか聞かれたら「あ~もう、また俺のおもろい話しなきゃならない~」って。そこでまたナイーブになる(笑)。
5人が出演する舞台『クローズZERO』の見どころは?
――みなさんは舞台『クローズZERO』にも出演されますよね。ご自身の役柄と見どころを教えてください。
西原:僕は田村保っていうオリジナルキャラクターで、田村忠太というキャラクターの弟役。今日かけているメガネも、役でかけるんです。『クローズZERO』って“黒”のイメージがありますけど、僕のキャラクターは“白”なんですよね。そんな白の部分を舞台の作品の中で見せられたらいいな。
二葉:僕が演じる戸梶勇次という役は、クールで狡猾で、どちらかというとローテンションのキャラクターだと思われがち。だけど今回は舞台版ということで、僕の明るい性格を活かした、クールなだけじゃない新しい戸梶勇次を演じたいです。
千綿:僕は一真の役と双子の、三上学という役を演じます。高校生のときに映画版『クローズZERO』を観たんですけど、今でもその映画を思い出すと、三上兄弟のインパクトが強い。それだけの役を演じさせてもらえるのはうれしい話ですし、舞台でも映画版の三上兄弟をなぞるだけじゃなく、僕と一真で“観てくれる人にも愛される兄弟”を演じたい。
安井:三上豪役を演じます。言いたいことは千綿くんが言ってくれたんですけど、僕たちは芹沢軍団のムードメーカー的存在かなと。僕たちが舞台に出たら、こわいだけじゃなくて、みんなも笑ってくれるようなキャラになりたい。それをあと1カ月で千綿くんと一緒に作り上げていきたいです。
堂本:僕は芹沢多摩雄役をやらせてもらいます。喧嘩の強さはもちろん、人間力の強さが魅力だと思うので、みんなを引っ張っていける大将のような存在になれるように役作りをがんばります。舞台ならではの殺陣とか、映画とはまたちがったおもしろさが伝わればいいな。ぜひ楽しみにしてください。
――ありがとうございました!
陰と陽、2つの魅力を持つ「劇団番町ボーイズ☆」
クールなファッションに身を包んでスタジオに現れたメンバー5人。撮影中も、少しニヒルでかっこいい表情を見せてくれました。しかし座談会に移ると、場の空気は一変。笑いを交えながらテンポよく進む会話に、メンバーの仲のよさが垣間見えました。次回の舞台『クローズZERO』は、劇団番町ボーイズ☆にとってもひとつの節目となる大舞台。彼らの輝く勇士を目に焼きつけよう!
▼『クローズZERO』チケットプレゼント応募はこちらから!
【読者プレゼント】舞台『クローズZERO』(5組10名様)
※応募締切:2017年11月26日(日) 23:59まで
(取材・文:高橋千里/マイナビウーマン編集部、撮影:為広麻里)