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婚約指輪っていつつける? タイミングとマナーを専門家が解説

澤口珠子(婚活・女子力アップコンサルタント)

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婚約指輪をもらったら、どんなタイミングでつければいいのでしょうか。彼とのデートのときだけでなく、職場でもつけていいのかどうか、マナーに迷う女性も多いですよね。婚約指輪をつけるシーンやつけてはいけないタイミング、結婚指輪と重ねづけする時のポイントなどについて、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに聞いてみました。

<目次>

婚約期間中の婚約指輪のつけ方

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彼から婚約指輪をプレゼントされたら、どの指にどんなタイミングでつければいいのでしょうか。まずは婚約期間中の婚約指輪のつけ方について、解説します。

婚約指輪はいつからつけていい?

澤口:婚約指輪をいつからつけるかについては、明確なルールはありません。ただし、もともと婚約指輪は「婚約記念品」。結納の場で正式にお披露目をしてから、女性へ贈るものとされています。そのため、本来は結納のあとに婚約指輪をつけるのが正解です。

ただ、今の時代は結納を行うカップル自体が少なくなってきているため、基本は自分がつけたいと思った時につけて問題ありません。もし結納前に婚約指輪を贈られた場合は、「プロポーズの際に贈っていただきました」などと言い添えて、身につけている婚約指輪をお披露目するようにしましょう。

婚約指輪はどの指につけるべき?

澤口:一般的には、結婚指輪と同じ左手の薬指につけます。中には、「婚約指輪を右手、結婚指輪を左手」と分けている人もいるので、厳密なルールはありません。ただ、よほどの理由がない限りは、左手の薬指にはめるのが一般的で世界共通の認識であると言えます。

婚約指輪を職場につけて行ってもいい?

澤口:職場での着用は慎重にしたほうがよいでしょう。婚約指輪のデザインは華やかなものが多いので、業務内容や職場の雰囲気にそぐわなかったり、社則で禁止されている場合もあります。もし社則で禁止されていなくても、一度会社の上司や先輩、同僚が婚約指輪をしているかどうかチェックしてみてください。周りにしている女性がいない場合は、婚約指輪の着用は避けたほうがよいでしょう。

会社の女性全員が結婚しているわけではありませんし、結婚していても婚約指輪をもらっていない女性もいます。不用意な反感ややっかみを招く行為は避けたほうが無難です。ただ、職場がお祝いムードであれば、婚約の報告も兼ねてつけていってもよいでしょう。

婚約指輪をつけたほうがいいタイミング

澤口:婚約指輪をつけたほうがいいタイミングは5つあります。

彼と会う時

彼と会う時は必ずつけるようにしましょう。贈った彼も、婚約指輪をつけているあなたを見る度に「婚約した」という実感が湧いてうれしくなりますよ。

自分の両親や彼のご両親と会う時

両親と会う時もつけるようにしましょう。ご両親は婚約指輪をつけて幸せそうなあなたを見て安心するでしょう。また、彼のご両親と会う時につけると、二人の仲のよさや彼から贈られたものを大切にしている姿勢をさりげなくアピールできます。

結婚式の準備をしている時

ウェディングフェアなど結婚式場の下見や打ち合わせの時はぜひ、婚約指輪をつけていきましょう。式場に訪れているカップルのほとんどが婚約指輪をつけているはずです。

フォーマルなシーン

友人の結婚式、ドレスコードのあるレストランやコンサートなど、華やかな場所では婚約指輪が大活躍します。積極的に婚約指輪をつけていってくださいね。

女友達と会う時

あなたの婚約をよろこんでくれる女友だちと会う時もぜひ。幸せな気持ちをおすそ分けしてあげましょう。

婚約指輪をつけないほうがいいタイミング

澤口:お葬式などのお悔やみごとの場です。人が亡くなり喪に服する場ですから、婚約指輪はもちろん、光り物の貴金属はすべてNGです。着けてもいいジュエリーは真珠や黒真珠などの輝きが控えめなネックレス、イヤリングだけ。指輪は結婚指輪ならつけても大丈夫です

結婚後の婚約指輪のつけ方

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結婚後には婚約指輪をしまってしまう女性も多いようですが、せっかくならアクセサリーとして使い続けたいですよね。結婚指輪と婚約指輪のつけ方について、澤口さんに聞いてみました。

結婚後も婚約指輪をつけていい?

澤口:もちろん大丈夫です! 結婚後は婚約指輪をしまってしまう女性が多いので、むしろ、積極的につけてください。せっかくの婚約指輪なので、たくさんつけたほうが旦那さんもよろこびますよ。

一番つけやすいのがフォーマルなシーン。友人や親戚の結婚式、子どもの七五三、入園式、入学式、卒業式などにつけていくのがおすすめです。結婚記念日のデートなど、少しおしゃれして旦那さんとデートをする時もぜひつけていってください。婚約した頃の気持ちを思い出し、改めてお互いの大切さを認識し、感謝の気持ちがわいてくるでしょう。また、旦那さんの実家に帰省する時や職場関係の人と会う時など、夫婦円満をアピールしたい時につけるのもおすすめです。

結婚指輪と婚約指輪を重ねづけする順番

澤口:左手の薬指に結婚指輪をつけ、その上から婚約指輪を重ねます。重ねづけの順番に決まりやマナーはありませんが、「外側から婚約指輪をはめる事で、結婚指輪(永遠の愛の証)にフタをする(ロックする)」という意味があると考えられています。夫婦の愛が永遠に続く願いが込められているのでしょう。

結婚後に婚約指輪をするときの注意点

澤口:婚約指輪は普段からつけていいものですが、立て爪のデザインは引っかかりやすいので、家事をしている時は十分注意してください。洋服を着替える時も、生地をほつれさせたり、傷つけてしまう可能性があります。また、赤ちゃんや小さい子どもといる時は、肌を傷つけてしまう恐れがあります。保育園の送り迎え、ママ友と会う時もつけないほうが無難でしょう。

まとめ

せっかく彼からもらった婚約指輪。必要最低限のマナーを守りながら、ぜひ積極的につけてください。また結婚後も、結婚指輪と重ねづけすることでフォーマルなシーンで着用できます。婚約指輪を見て、彼にプロポーズされたときのうれしい気持ちを思い出し、ぜひ幸せな家庭を築いていってくださいね。

(監修:澤口珠子)

※画像はイメージです

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