気になる人が女たらしかも……。特徴と本命彼女になる3つの方法
気になる男性の周りに女性の影がちらほら。もしかして、彼は女たらし？ そんな悩みを抱える女性に、恋愛コラムニストのウイさんが「女たらし」な男性の特徴と攻略法を教えてくれました！
「女たらし」とはどんな人でしょうか。何となく「女遊びがすごい人」とか「隙あらば口説く人」とか、そんなイメージがありますが、改めて考えてみると少しぼんやりしている気もします。
試しに辞書を引いてみましたが『女性を言葉巧みに誘惑する男性のこと（日本語俗語辞書）』とありました。口が達者な詐欺師みたいですね。
でも、何となくその語感から「すごくモテる人」という印象も受けます。「女にだらしない男性」というニュアンスで使っている人もいますが、「口が達者」と「女にだらしない」は厳密にはイコールではないようにも思えます。ちょっと複雑ですね。
今回はそんな「女たらし」について書かせていただきます。
女性から見た「女たらし」のイメージ
世の女性たちは「女たらし」にどんな印象を持っているのでしょうか。マイナビウーマンで実施したアンケート（※）を見てみましょう。
・「女性を見たら、とにかく口説きにかかる人」（29歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「やたらと女性を褒める人は、女たらしなんだろうなと思う。誰か引っかかればいいなと思ってそう」（30歳／機械・精密機器／事務系専門職）
・「どんな女性にも優しくて甘え上手。女性の母性本能をくすぐるから」（27歳／情報・IT／事務系専門職）
・「女性慣れしていて自然にボディタッチをしてくる男性。モテ男だなと思うから」（22歳／自動車関連／事務系専門職）
・「携帯に女性の連絡先が多数。かつ女性比率が多い人」（34歳／金融・証券／営業職）
どの意見を見てもあまり好意的ではありませんね。どれも正解だと思うのですが、そうすると矛盾が生まれます。なぜなら、「モテないと女たらしになれない」ということです。
このアンケートを見る限り、好意的に思われていないのに、女たらしになるためには女性からモテないといけないわけです。この矛盾の答えは、彼らの行動を見ると分かるはずです。次で解説していきましょう。
「女たらし」な男性の特徴
アンケートを見ると嫌われ者の象徴である女たらし。でも、モテないと女たらしになれない。その秘密を探るため、彼らの特徴を見てみましょう
（1）口が達者
辞書にあった通り、言葉巧みに女性を誘惑できないといけません。何の躊躇もせず、まるで天気の話をするように自然に女性を褒めることができるのが女たらしの絶対条件です。
（2）マメ
女たらしになるためには絶対にマメさが必要です。ろくに連絡もしてこないのに、週末や連休中にだけ突然「久しぶり！ 元気!? 飲みに行こうよ！」って連絡をもらっても、誘いに乗ろうとは思えないですよね。
女たらしはそのことを知っているので、常日頃からマメに連絡をしてきます。
（3）性欲が旺盛
女たらしのモチベーションはセックスです。彼らがマメで、優しくて、聞き上手で、言葉巧みなのは全てセックスのため。下心が彼らの原動力なのです。
（4）恋人は作らない
女たらしの多くは恋人を作りません。単純に自由度が減るからです。ただ、口癖のように「恋人が欲しい」と言います。そう言った方がモテるからです。
上記の特徴をまとめると「女性の扱いに慣れ、性欲が旺盛ゆえに複数の女性と関係を持ち、でも誰とも付き合わない男」ですね。ひどい。ここまで書くと良いところが見当たりません。
でも、これらの条件を言い換えると「マメで、女性をよく褒め、エロくて、恋人が欲しいと言うフリーな男性」になり、それは「モテる条件」でもあるのです。
では、そんな女たらしな男性を好きになってしまったらどうすればいいのでしょうか。他にもデートしている女性が複数いる場合、どうすれば一人勝ちできるのでしょうか。
次頁からは戦略を書いていきます。
女たらしな男性の本命になる3つの方法
よく「女遊びもいつかは落ち着く」という意見を聞きますが、無意味だと思います。落ち着くまで何年かかるか分からないし、いくつになっても若い子を連れている、モテるおじさんだっています。
つまり必要なのは「待つ」ことではなく、駆け引きなのです。
女たらしの男性は明確なストライクゾーンを持っていて、時間と資源を有効に使うためにストライクゾーンから外れている女性のことは絶対にデートに誘いません。つまり、誘われている時点で脈があることは確実なわけです。
そこからいかに「たった1人の本命」になるかが重要なのです。そのための駆け引きをいくつか紹介します。
（1）絶対に付き合う前はセックスしない
女たらしのゴールはセックスです。当然、付き合う前にセックスしてはいけません。かといって鉄壁のガードでもいけません。やれそうで、やれない。そんなポジションをキープするのです。
飲めば互いに軽いボディータッチもする。目も合わせるし、顔だって近づける。だけど、絶対にさせない。そうやってキープするのです。
間違ってもホテルや旅行に行ってはダメです。そこまで行ってセックスを断ると「めんどくせっ」で終わります。
（2）無礼な扱いには乗らない
いきなりのデートの誘いには乗らないでください。予定が無くても断ってください。
「あ、この子は週末予定無いんだ。他の男の影なし。そして急に誘っても許してくれるタイプね」という判断をされます。ちゃんと前もって誘われないとデートには行かないことです。
（3）メリハリを付ける
一緒にいる時は最高に楽しんでください。世界一大好きな人と一緒にいるくらいのテンションで楽しんでください。たくさん笑い、彼からプレゼントをもらえば感動してください。
何でもない日のささやかなギフトも効果的です。「あなたと一緒にいない時も、あなたのことを思い出していました」というメッセージを込めるんです。好意丸出しでOKです。
でも、重要なのは、お泊りはせずに帰ることです。
自分も、きっと相手も物足りないと感じているんだろうな……くらいで帰ってください。重要なのは「この子、絶対に俺のこと好きだと思うんだけど、なんか他の子とは違うんだよな」という印象を持たせるのです。
以上、本命になるための方法を書きましたが、重要なのは「追わせてあげる」ということなのです。結局、女たらしは「追っている時」が最高に楽しいのです。その追っている時間が多ければ多いほど気持ちが高ぶり、それが好意になるのです。
女たらしな男性は「寂しがり屋」である
ここまで女たらしの悪口ばかり書いてきましたが、彼らが女たらしである理由は「寂しがり屋」だからという切ない一面もあるのです。彼らは、間違いなく孤独で、もれなく全員が寂しがり屋なのです。
仕事や趣味は充実していても、いつもどこかが満たされていなくて、その満たされない部分を埋めるために女性を追って、セックスをして、いつも誰かにそばにいてほしくて、承認欲求を満たしてほしい。そんな自分を俯瞰して見ていて「いい加減にしないとな……」とも考えてもいるのです。
だからこそ、1度本気で好きになれば1人の女性にのめり込むのが女たらしな男性。本気で好きになってもらえれば、あなたには幸せな未来が待っているかもしれません。
（ウイ）
※マイナビウーマン調べ／調査日時：2016年12月5日～2016年12月25日、調査人数：104人（22～34歳の働く女性）
※画像はイメージです
