パートナーに求める「帰省時のフォロー」6つ
結婚するとどうしてもついてくるのが親戚づきあい。自分の親戚ならまだいいのですが、なじみのない相手の親戚だとどう接していいのか難しいですよね。そこで、夫関係の親戚づきあいや実家に行くとき、パートナーがフォローしてくれるとありがたいことは何か、女性と男性の両方に聞いてみました。
妻の場合
●会話のフォロー
・「話題がないときに話題提供をしてほしい。場の空気を和ませてくれると助かるから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「会話の話題提供。共通の話題がどこにあるか、自分も相手の親戚もよくわかっていないと思うから」(27歳女性/学校・教育関連/その他)
・「義母が私を責めたりしたときにかばってほしい」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
夫の実家での会話というのは気を使いますし、どんなことを話していいかわからないもの。会話をフォローしてくれると助かるという意見は多く見られました。また子作りのことなど、あまり触れられたくない話題になったときにもすかさずかばってくれるとうれしいのだそうです。
●手土産選び
・「おみやげをどこかで見繕って買ってきてくれるとうれしい」(26歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「会話。手土産などのチョイス。どのようにふるまえばいいかなど」(28歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「手土産は私にわざわざ持たせてくれる」(28歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
相手の好みを知らないと手土産を選ぶのも難しいですよね。手ぶらで行くというわけにもいかないので、好みをよく知っている夫自身が選んでくれると助かるという意見も多数。また、あえて妻に持たせてくれることで、気の利く妻であることをアピールさせてほしいのだとか。
●帰るタイミングを作ってくれる
・「帰るタイミングを自分では言いにくいのでそろそろ帰ろうと言ってもらえるとありがたい」(29歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「なるべく長居しなくて済むように適当に切り上げるように仕切ってくれると助かる」(35歳女性/医療・福祉/専門職)
・「お酒好きな義父はいつまでも飲もうとするが、さっさと切り上げてくれるとうれしい」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
自分の実家であれば好きなタイミングで帰ることもできますが、夫の実家となるとそうもいきません。盛り上がっているところにくぎをさすのもいけませんし、なかなか帰るとはいいだせませんよね。帰るタイミングは夫の方で作ってくれて、長居をしなくてもすむようにしてくれると本当に助かります。
夫の場合
●祝いなどのやり取り
・「両親の誕生日や父の日、母の日のプレゼントを用意してくれる」(35歳男性/その他/技術職)
・「お中元やお歳暮などをしっかりやってくれること」(28歳男性/医療・福祉/専門職)
・「冠婚葬祭などでの親戚付き合いで率先して動いてくれるとすごくうれしいし、ありがたい」(39歳男性/印刷・紙パルプ/技術職)
母の日や父の日、敬老の日などの行事ごとや、冠婚葬祭のマナーなどに疎いという男性も少なくありません。またそんなときに何を送っていいのかも男性にとっては難しいのだそう。そんなときに妻のセンスで、何も言わないうちにやってくれていると助かるという意見が多く見られました。
●子どもを連れてく
・「自分が仕事で行けないときでも子どもを連れて行ってくれる」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「定期的に子どもを連れて帰省し、付かず離れずの距離を保つ」(34歳男性/医療・福祉/専門職)
・「子どもの成長報告なんかをしてくれていて助かります」(39歳男性/その他/販売職・サービス系)
夫の両親からしても大事な孫の様子は知りたいもの。自分の両親に子どもの様子を見せに行ったり、時には実家に預けて子守をさせてあげてほしいのだそう。またいつのタイミングで様子を見せに行くかというのも妻の方で決めてくれると助かるという意見も見られました。
●夫を立てる
・「自分を立ててくれる振る舞いをしてくれる」(38歳男性/商社・卸/営業職)
・「夫として、子どもたちの父親として立ててくれること」(38歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「自分が、家では亭主関白じゃなく家事を手伝ってくれてると話してくれる」(37歳男性/自動車関連/その他)
自分の身内相手にでも見栄を張りたいという男性は珍しくありません。両親や親戚の前でウソでもいいので、仕事をがんばっているむねや家事を手伝っていることをしゃべって立たせてほしいのだとか。特に、子どもがいる場合は子育てにも協力的だということを言ってほしいのだそうです。
まとめ
親戚づきあいを円滑に進めるためにはお互いの協力はどうしても必要になってきますし、パートナーには自分の親戚とも仲よく会ってほしいですよね。なかなかに面倒くさいことは多い親戚づきあいですが、夫にも協力をあおぎ、自分自身も妻としての気遣いをしっかりと発揮することが大切なようです。
(ファナティック)
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マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年9月21日~9月26日
調査人数:487人(22歳~39歳の男女)