かかわりたくない! 同僚からの他人の悪口・陰口の対処法4つ
職場でありがちなワンシーン。同僚がその場にはいない他の社員の悪口や陰口を言っている。そこにいる人たちはみんな一様にうなずく、または同調する、まれに「悪口はよくないよ!」と反論する人もいる。そんなとき、あなたはどう対処していますか? うまくかわす方法を、社会人の女性に聞いてみました。
■聞き流す
・「流してその場から去る」(32歳/学校・教育関連/営業職)
・「『そうなんだー』と話は聞くが同意はしない」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
どうしていいかわからないときは聞き流すに限ります。ここで注意しなければいけないのは、絶対に同意はしないこと。流されて同意しようものなら「○○(自分)さんもこう言ってた~」などと今度は自分が矢面に立たされてしまう場合もあります。
話題を変える
・「自然に話をちがう方向に持っていく」(23歳/自動車関連/技術職)
・「よくわからないからと言って、ほかの話題をふる」(30歳/医療・福祉/専門職)
「そう言えば」という言葉がこんなに便利な瞬間はありません。ここは強引にでも、たとえ「自分のことばかり話してる」と思われようとも話題を変えてしまいましょう。あくまでもその場から立ち去れない場合の逃げ道です。
注意する
・「ある程度は聞き流すけど、言い過ぎだったり、言いふらしすぎの場合は、わが身を振り返るように促す」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「悪いところがあるなら直接いってください。と言う」(23歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
正義感あふれる人はだまってはいられません。そこにいる人たちが、そろって不快な顔をしていたらこんな思い切った発言もアリです。悪口を言っていた人との仲には亀裂が入ることは覚悟の上で言いましょう。
自分の立ち位置ははっきりと
・「自分は公平な立場を貫く」(26歳/運輸・倉庫/営業職)
・「さらに毒舌で話す」(31歳/建設・土木/事務系専門職)
中には自分の立ち位置をはっきりさせないと気が済まない人もいます。少なくとも悪口を言っている人は立ち位置がはっきりしているのです。それに対抗するには自分も毅然(きぜん)とした態度で臨まなければいけません。
さまざまな対処法がありますが、基本的にはこういう人とはかかわりたくないと思う人が多数なのではないでしょうか。他人の悪口を言っている人を見たら、自分も知らず知らずのうちに同じような言動を取っているかもしれないとわが身を振り返るいい機会だと思いましょう。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数110件(22歳~34歳の働く女性)
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