今すぐ教えて!! 「結婚したい男性」の特徴と心理
恋愛アドバイザーのやっちです。昨今、結婚に消極的な男性が増えているようですね。50歳で結婚歴がない人の割合を示す生涯未婚率に注目すると、2015年の国勢調査で23.4％。約4人にひとりの男性が1度も結婚歴がないのが現状です。結婚したくてもできなかった人も含まれますが、もともと結婚願望のない男性も増えているように感じます。
結婚願望のある女性にとって、付き合ったあとにもともと結婚する気のない男性と知るのは悲しいものです。そこで今回は、結婚に前向きな男性の特徴とその見抜き方についてお話します。
結婚に前向き！ 「結婚したい男性」の特徴
まずは、結婚したいと思っている男性の年齢層や行動の特徴を見ていきましょう。
男性が結婚したいと思う年齢
男性は「30代にできたらいいかな」ぐらいでぼんやり考えていることがほとんどです。なぜなら、男性は女性ほどまわりの環境のプレッシャーを感じないですし、出産を意識して逆算した時期を考えることもありません。しかし誤解されがちですが、結婚を全然考えていないわけではないのです。女性との最大のちがいは、緊急度の高いきっかけがあるかないかなのです。
「結婚したい」と思っている男性の行動
結婚したいと思っている男性が取りがちな行動をご紹介します。
出会いを期待して趣味のイベントに参加する
自分の趣味をとても大切にする男性は多いです。結婚したあともパートナーと趣味を一緒に楽しみたいと考えており、興味のあるイベントや趣味コンで出会いを探そうとします。趣味を通じてなかよくなった人とは、結婚を意識したお付き合いをすることが多いようです。
身の回りの整理をしている
仕事も遊びも全力投球で乱れがちだった部屋や心の整理をしている男性は、新しいものを受け入れる準備をはじめていると言っていいでしょう。「そろそろ落ち着きたいと思っている」などの話題が出る男性は、結婚も視野に入れ始めているのかもしれません。
女性と会う機会を増やしている
グループでの行動はもちろん、女性と2人きりで出かけることがあったとしても、すぐに付き合いまで発展しない男性がいます。これは、結婚を前提にお付き合いできそうな女性を探していることが理由のようです。女性が男性を見定めるように、男性も静かに将来をともにできる人かどうかを見ています。
婚活アプリに登録する
アプリに登録する男性は遊び目的なんて言われることもありますが、「結婚したい」と考えていて結婚相談所には行かずにアプリに登録している男性は多いです。男性は結婚願望があってもコントロールされることを嫌うので、自由に出会い、自分の意思で決められるネット婚活やマッチングアプリは活用しやすい傾向がある様子。コミュニケーションが苦手な男性が増えていることもあり、今後もこの流れは増えてくると思います。
結婚願望のある男性の特徴
続いては、結婚願望をしっかり持っている男性に共通する特徴を紹介します。
経済的に安定している
経済的に自立し、同僚や友人との時間や、自分の趣味にお金を使えるようになると、今度は生涯をともにできるパートナーのことを考えるようになるのは自然なことです。自分だけで生活できるようになると、心が安定し家族がほしくなる衝動があるようです。
仕事が落ち着いている
現在では共働きが当たり前ですが、それでも男性の結婚についての意識は、安定した暮らしを自分が支えていけるかどうかです。相手を支える自信がない場合、結婚を先送りにしがちなのも男性の特徴。仕事が定着し安定してくると自信がついてきて、結婚にも前向きになります。
友人関係に恵まれている
私見ですが、孤独だからこそ結婚願望が芽生えるかというと実はそうでもなく、友人関係に恵まれている人ほど、結婚願望も強いようです。これは、人の繋がりや関係づくりを大切にしている人だからこその特徴。いつもそばで支え合える関係を、結婚でも築きたくなるのも納得ですよね。
寂しがり屋である
昨今ではシェアハウスなど共同で暮らせる場所で心の安定をはかる人も多いようです。ひとり暮らしのときはたくさんの女性と付き合っては別れてを繰り返していた人も、シェアハウスに引っ越して安定した人も私の相談者にはいました。それほど、人との繋がりを毎日感じていたい寂しがり屋さんは、結婚への憧れも強く、結婚願望を抱きやすいのではないでしょうか。
結婚したい男性の心理と見抜き方
結婚したい男性の特徴がなんとなく見えてきましたか？ それでは、結婚したい男性の心理やその見抜き方について考えていきましょう。
結婚したい男性の心理
まずは、結婚したい男性の心理を解説します。
帰る場所がほしい
傷ついても、疲れ果てても、癒してくれる場所があったらどれほど幸せなことでしょうか。物理的に一緒に暮らしている場所に帰るという意味もありますが、心の拠り所となる我が家に帰るということは、男性を元気にしてくれるのです。そういう場所がほしくて、男性は結婚したいと思います。
仕事をさらに充実させたい
仕事に夢中な人が家庭をほったらかしにして、「結婚した意味があったのだろうか」などと言われることがあります。しかし、結婚をしたことで仕事への意欲が加速し、活躍を促しているのが実情です。家庭の経済を夫が守り、家庭の循環を妻が守る役割分担で、仕事に集中させてくれる環境づくりを整えたい男性はまだまだ多いですね。
誰にも取られたくない
結婚とは、国から公にカップルとして認められた正式な契約です。ずっと近くで彼女のことを支えるのは自分でありたいと願う男性は、結婚への意欲が高まります。本能的に備わっている独占欲が結婚に繋がっているのではないでしょうか。
子どもがほしい
本能的に子孫を残したいということももちろんありますが、子どもに関心のなかった人でも、「この人との子どもであればほしい」と思う男性は多いです。親戚や友人の子どもと遊んでいるときなど、そう思わせてくれるきっかけが何かあれば、プロポーズされるのも時間の問題です。
初対面で結婚したい男性を見抜く方法
出会った男性に結婚願望があるかどうか、付き合う前から気になる女性も多いことでしょう。続いては、初対面で見抜く方法を紹介します。
将来の話題を持ち出す
結婚願望のある人は、将来抱いているイメージに結婚生活を感じられます。「いつか子どもと一緒に登山がしたい」、「奥さんになる人とは毎日2人で晩酌したい」など、その言葉自体よりも、彼が考える未来に結婚生活があるかどうかを読み取ることが大切です。
合コンの主宰や紹介してくれる友人に聞く
合コンや友人の紹介などで出会った男性であれば、まわりの人から情報収集をしてみましょう。本人の耳に入らないか心配なこともあるかもしれませんが、むしろ「もしかしてオレのことが気になっている？」と思わせていたほうが今後の関係のきっかけ作りになるのです。
子どもが集まるイベントへの興味を量る
家族イベントや陶芸教室、リアル脱出ゲームなどの子どもが集まるイベントに行く独身男性は、家族を作りたい願望が強いと考えていいでしょう。そういった場所に行ってきた、あるいはこれから行こうとしているなどと話す男性がいたら、おそらく結婚願望を抱いているはず。自分から「こんなイベント興味ない？」などと、話を向けてみましょう。一緒に行く約束をしてみてもいいかもしれませんね。
付き合っている男性が結婚したいときに出すサイン
初対面では結婚願望の有無がわからなくても、付き合ったあとなら知る方法はいろいろあります。ここでは、付き合っている男性が結婚したいときに出すサインを紹介します。
同棲の話をする
これは王道ではありますが、結婚のサインである可能性としてはかなり高いでしょう。気をつけなくてはいけないのは、結婚したい気持ちと実際にプロポーズをするかどうかは別ものであるということです。1年ほど同棲しても何も言ってこない男性には、女性からプッシュしてOK。男性はプロポーズするまでがマリッジブルーなので、背中を押してあげることが愛情です。
引越しの予定がある
同棲の話にも繋がりますが、引越しを検討していて住む家について具体的に話す男性は、将来をともにしたい思いの表れです。タイミングによっては、そのまま一緒に暮らすことを検討していることもあります。彼の引越しの際には一緒に暮らす選択肢もあることを示してみてもいいですね。
転職を考えている
低収入であったり、時間の拘束が激しい仕事をしている男性がもう少し落ち着いて仕事をしたいと考えるとき、転職を検討するようです。結婚を考えたときに男性が考えるのは相手を経済的にも支えられるかどうかなので、収入も時間も配慮した転職を検討しているなら、サインのひとつとして受け取っていいでしょう。
過去の話3割、将来の話7割で話す
初対面の人と結婚を意識した話をする際、どのような人が好きか、どのような経験をしてきたかなど、過去の話になりがちです。また、仕事や趣味、休日の過ごし方などを聞くことも多いと思います。しかしそれらは過去と今を並べているだけであり、結婚願望を確かめる材料としては弱いです。結婚は、2人が経験したことのない世界に勇気を持って飛び込むもの。だからこそ、将来描いている姿を話し合うことで、結婚への意欲が見えてくるものなのです。付き合ってみないとわからないことがあるのももちろんですが、将来の話を通して結婚に対する意欲の度合いを確かめることで、結婚へのステップがスムーズになるはず。結婚への温度感にズレのないお付き合いをしたいものですね。
（やっち）
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