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食物繊維のとりすぎはNG! ストレスが原因の便秘「けいれん性便秘」の対処法

トイレ日々、便秘に悩まされているという方は多いはず。便秘だけならともかく、それに伴う肌荒れやニキビなどの吹き出物、肩こりや頭痛などが起きてくるのは悩みどころです。排便は回数にこだわるのではなく、気持ちよく出ているかどうかがポイント。排便後すっきりしなかったり、お腹が張っていたりしているようなら、それは「便秘」かも。
便秘にはいろいろな種類がありますが、中でも「けいれん性便秘」は強いストレスを受けている人に多いといわれており、特に働く女性に多いようです。
この「けいれん性便秘」の症状や対策、予防策について、松島ランドマーククリニック院長 松村奈緒美先生にお話をうかがいました。

便秘の種類は豊富! 「けいれん性便秘」とは?

そもそも、便秘にはどのような種類があるのでしょうか?

「まず、食物繊維の少ない食事や食事制限などで便の量が少なくなることによって、大腸が刺激されにくくなったり、腹筋や大腸の筋力が低下し、動きが悪くなることで便を十分に押し出せなくなったりして起きる“弛緩性便秘”があります。

また、仕事や外出先などで便意を我慢しやすい女性に起こりやすい“直腸性便秘”、そしてストレスや更年期などで自律神経が乱れることで起きる“けいれん性便秘”などがあります」(松村先生)

便秘といってもいろいろな種類があるようですね。では、この中でストレスが原因という「けいれん性便秘」とはどのようなものなのでしょうか?

「けいれん性便秘は、働く女性に多く見られる便秘です。ストレスによって自律神経が乱れると、大腸のぜん動運動に連続性がなくなってきて、大腸の壁がけいれんするような動きになってしまい、その結果、排便異常を引き起こします。便秘も症状としてありますが、下痢になることもあり、現象としては、食後におなかが痛くなる、便がうさぎの糞のようになるなどがあります」(松村先生)

けいれん性便秘、どう対処する?

もしけいれん性便秘になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?

「けいれん性便秘の場合には、腸が働きすぎていることが問題なので、強い便秘薬の使用は避けましょう。また、便秘というと食物繊維を積極的にとろうとする方も多いですが、けいれん性便秘の場合には野菜などの硬い繊維の刺激も腹痛の原因になります。市販のお薬を使う場合には、便を軟らかくする作用のある便秘薬や、腸内環境を良くする整腸薬で腸の乱れを整えましょう」(松村先生)

ではこのけいれん性便秘を防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか?

「けいれん性便秘は、やはりストレスの影響による自律神経の乱れが原因だといわれているので、日常生活では自律神経のバランスを崩さないような生活を送るのが前提です。その上で、ストレスや過労を避けて十分に休息する時間をつくることや、質の高い睡眠をたっぷりとって睡眠不足をなくすこと、1日の中でもリラックスした状態をつくる時間を必ずとることなどが大切です」(松村先生)

あなたにも、思い当たる節がありませんか? もし自分の便秘がストレスが原因の「けいれん性便秘」だと思ったら、食べ物や薬に頼るより、まず自分の生活習慣を見直したほうが良さそうですね。

(取材協力:松村奈緒、文:石原亜香利)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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