見習いたい? ドン引き? 実録・上司への巧妙なゴマすり術5つ
仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!
実力社会とは言っても、いかに上司に気に入られるかが出世への近道になることも。しかし、上司に取り入るためにゴマすりをしたことがない人にとっては、その方法がわからないものです。働く男女に、実際に目撃した上司への巧妙なゴマすり術について聞きました。
学閥を作る
「部長と同じ高校出身のAさんは、何かにつけて地元トークを繰り広げます。部長がカッコいいことをやると、必ず『さすが○○高校の星!』とヨイショする。部長は地元愛の強い人だけに、Aさんを後輩としてかわいがっています」(33歳/男性・金融)あからさますぎるゴマすりですが、効果があるというから驚きです。
謙遜して定時帰り
「うちの会社はサービス残業が当たり前で、徹夜をする人もいる。しかし『やっぱり課長のメンタルはすごい。俺みたいな半人前にはとても真似できません』と上司を褒めながら、さりげなく定時に帰る同僚がいる」(29歳/男性・IT)「こっそり帰る」というのは誰でも一度はやることかもしれませんが、上司の評価をまったく下げないまま定時退社というのはうまいやり方です。
美人だからこそ?
「厳しいマネージャーに対して、中途入社してきたばかりの女性社員が『○○マネージャー、いい匂いしますね。耳のうしろの匂い、かいでもいいですか』。その手はずるい。美人な女性しか使えない」(30歳/男性・メーカー)相手がドキッとしてしまいそうなこの発言。好意を持たれていると勘違いされないといいのですが……。
怖いもの知らずの勢い
「取引先もいる場で酔っ払ってしまった新人女子が、その場にいる目上の方をタメ口でヨイショしまくりました。『話がわかるぅ』とか『さすがひと味ちがう!』とか。ヒヤヒヤしたけどおかげでかなり盛り上がり、彼女はそれ以来同席していた営業部長のお気に入りです」(34歳/女性・サービス)後輩が急にクライアントにタメ口になったらヒヤヒヤしてしまいそう……。これは彼女のキャラだからこそ受け入れられたものかもしれませんね。
たまに褒める
「ふとしたときに『○○さんって仕事がていねいですよね』とか『言葉選びがうまいですよね』とほかの同僚を褒める同期。頻繁じゃないし、言っている内容も『確かに』と思えることばかりなので、聞いていて嫌な気がしない」(26歳/女性・広告)しょっちゅうではなく、実際そう感じたときにたまに言うのがポイントですね。これが毎日だと、嘘っぽく聞こえてしまうものです。
会社でいいポジションを得るためには、多少の社内政治は必要。しかし、周囲に嫌われるようなゴマすりは避けたいものです。あなたはどんなゴマすりを見たことがありますか?
(小野川奈美+プレスラボ)