中古住宅購入者、約7割が「実際に住んでみて、おおむね満足」 『中古住宅に関するアンケート調査』オールアバウト調べ
株式会社オールアバウトは、運営する特設サイト「国民の決断」において、第1弾レポート『中古住宅に関するアンケート調査』を実施し、結果を発表した。対象は1~2年の間に中古住宅を購入した首都圏在住の20歳~69歳の男女146人、調査期間は2014年3月26日~4月2日。
【広さ?間取り?日本とアメリカの住宅の違いってどんなところ?「住宅の寿命が日本短い」】
購入した住宅の形態について尋ねると、6割以上が「集合住宅」と回答。中古住宅を選んだ理由は、1位「中古の方がよりリーズナブルだったから」、2位「新築は価格が高すぎた」、3位「もともと、新築・中古にこだわりがなかった」という結果に。これについて同社は、「購入者の4分の1は新築・中古にこだわりがないと答えており、新築神話一辺倒ではなく、購入者の志向の多様化が見られる」とコメントを寄せている。
リフォーム/リノベーションを行ったかどうかという質問については、6割以上が「行った」と回答。内容については、「壁紙の張り替え」が最多で、以下「システムキッチンやタンク式トイレなど設備の変更」「間取りの変更など、躯体の変更を伴う大きなもの」と続いた。
購入後実際に住んでみて、こうした方がよかったと思う点をきくと、「おおむね満足している」と回答した人が約7割で1位となった。これについて同社は、「一昔前の『お金がないから中古、多少の不便は我慢』という流れではなく、『コストメリットがあるから中古、自分の希望に合わせてリフォーム・修繕』といった流れが少なくない」とコメントを寄せた。