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恋愛に向く男、結婚に向く男。既婚女性に聞いたリアルな本音「最初の違和感は、確実に後から響く」

恋愛と結婚は違う!!……とはよく言われるもの。ですが、一体、どのような相手を選べばいいのでしょうか?恋愛結婚が88%以上を占める現在の結婚事情。結婚で幸せをつかめるかどうかは、自分の“男を見る目があるかどうか?”にかかってきてしまいます。

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今回、結婚して10年程度経つ既婚女性たちと、現代のお見合い事情に詳しい結婚相談所『アークロイヤル』の経営者である大西加枝さんに話を聞いてみました。

結婚して9年目のMさん(37歳)は、今でも夜の夫婦生活が週に1度はある仲良し夫婦。都内高級住宅地在住で、子どもも2人。生活ぶりも申し分なさそうです。

「今だから言えますが、ちょっと物足りないくらいの恋愛だった。ダンナは所謂、イイ人。だから、交際中も連絡がつかなくて不安でたまらなくなったり、好きすぎて苦しいというようなことはなく……。

ただ、安心感や信頼感はありましたし、元々よく知っている人だったので尊敬する部分も多くありましたよ。

例えてみれば、ポテトチップのうす塩味。カラムーチョのような刺激的なものって、毎日は食べられないってことでしょうか」

また、結婚16年目を迎えるKさん(42歳)のケース。中学生から小学生の子どもが3人いて、ご主人が平日に休みを取れる日は、ランチデートをするほどの仲良しです。

「若い頃はリードしてくれる年上の男性と結婚した友達が羨ましかった。でも、頼りないと思っていた同じ年のダンナですが、気を使う事なく何でも話せるし、今となっては10歳とか年上のダンナさんよりずっと若くていいじゃんって思う。

また、社会経験を積んできたためか、頼りがいもでてきた。何より一緒に結婚生活を作ってきたという感じがあるのがいいかな」

また、このほか、こんな既婚女性の意見も結婚生活には大事な気がします。

「世の中には、浮気する男性と浮気しない男性がいて、浮気がイヤだったらしない男性をまず選んだほうがいい。ただ、本気不倫はNGだけど、浮気はOKというなら、経済力のある男性を選ぶといい。夫も罪悪感があるので、妻の多少の贅沢や遊びを許してくれます」(40代後半・結婚歴12年)

「結婚前に『あれ?ちょっと違うかも』って思った違和感は、確実にあとから響いてくる!」(40代半ば・結婚歴14年)

「本人を見ることも大事だけど、相手の親兄弟の性格や金銭感覚、価値観なども非常に大事」(50代前半・結婚歴16年)

結婚は、やはり生活なのだなと思わされますね。ご参考までに!!

結婚相談所に訪れる“優良物件”の見分け方

既婚者のアドバイスを聞いたところで、次は結婚相談所アドバイザーという“婚活のプロ”の意見を聞いてみましょう。

「以前、『盆栽が趣味』と答えた男性がいたのですが、この方は、結婚が早かったですね。この方って、人が早く結果を出したるところを、今、耐えられるタイプの男性なんです。また、今見えている美しいものではなく、未来の美しさが見えている。

こういう方が結婚向きですね」(大西加枝さん)

ちなみに、恋愛向きはこの反対ということでしょうか?

「そうですね。そのとき1番きれいな切り花を愛でるタイプは恋愛向きでしょうね。枯れたら、新しい花を買おうというタイプは結婚には不向き。花ばかりを追いかけるのではなく、植物を育てる過程を楽しめる方ならOKです」(大西加枝さん)

「盆栽が趣味」という男性をピンポイントで見つけるのは、なかなか難しいかもしれませんが……。ともかく、未来の美しさを信じられる男性を選びたいものですね!

(文/中山美里)

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