【お悩みガールズ白書】ご祝儀ラッシュに頭を抱えるあなたへ
◆招待されたからって全部行かなくてもいい!?
ジェーン 私ね、かつて「招待されたから」と、真顔で、全部行っていた時期もあったんですよ。
豊田 ええ。
ジェーン 仕事の関係とか、席を用意してくれたから……みたいなのもあるから、披露宴だったら行きますけど、8,000円から10,000円くらい払って、立食みたいなパターンもあるじゃないですか。
豊田 あー! ありますね。
ジェーン あれって、けっこう数合わせじゃないけど、片っ端から声かけているわけ。
豊田 うん、うん。
ジェーン そうなると「ご招待いただいたから」って行ったときに、誰ひとり知り合いがいないみたいなのが何回かあって。
豊田 アウェイっていうね。
ジェーン 10,000円払って、30分ひとりでモリモリ食べるわけにはいかないじゃないですか!?
豊田 いかないですね。
ジェーン 30分ちょこちょこっと食べて、「おめでとぉー!」とか言ってる人たちの間で、ジュース2杯くらい飲んで、「写真撮りましょうか?」、「シャッター押しましょうか?」って言いながら、骨董通りをトボトボと帰った覚えがありますけどね。
豊田 さびしい……(苦笑)。やっぱり、友だちとの近さ次第ってところでしょうかね。
◆ジェーン・スーより
財布と人間関係には、リミットがある。そんなに親しくない方からのご招待なら、お金のあるなしに関わらずお断りしてもいいんじゃないのかなと、大人げなく思います。出席が必要な仕事関係なら別ですが……。お祝いしたいって気持ちが出てこないときに無理しても、あとから元を取りたくなっちゃうからね。
<番組情報>
◆週末お悩み解消系ラジオ『ジェーン・スー 相談は踊る』
毎週土曜日 19時~21時生放送
出演:ジェーン・スー
http://www.tbsradio.jp/sd/
<ジェーン・スー>
東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、ラジオ番組、テレビ番組など幅広く活動中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社刊)。2014年7月24日(木)に2冊目の著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)が発売。
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2015年01月20日に公開されたものです