今年の帰省時にぜひ食べたい！　東京駅の人気駅弁10選

■隠れた人気のすし系！

・『えび千両ちらし』（新潟駅 税込価格：1,200円）
弁当のふたを取ると、4切れの厚焼き卵が敷かれているだけ。しかしその下に「うなぎの蒲焼き」「蒸した海老」「酢でしめたコハダ」「佐渡一夜干しイカ」の4つの具材が隠されている、なんとも不思議な駅弁です。酢飯も、レンコン、かんぴょうが混ぜ合わせてあり、具材に負けない味のバランスになっています。ファンの多い駅弁です。

・『伝承 鯵の押寿し』（大船駅 税込価格：1,200円）
大正2年4月に発売以来、今年で100周年を迎えた、大変に伝統のある大船軒の駅弁です。小鯵からわずか2切れしか取れない身を酢でしめ、関西風に押しずしにしてあります。撮影所があった大船では、映画関係者からも大人気だったそうです。

■子どもも喜ぶおいしい駅弁たち！

・『ポケモン弁当』（税込価格：1,100円）
子どもに人気の『ポケモン』をモチーフとした駅弁。デミチーズソースをかけたチキンハンバーグ、アメリカンドッグやポテトフライなどが盛り付けられており、味だけでなく、彩り豊かなことにも目を引かれます。オリジナルの「巾着」が付いているので、駅弁を食べた後にも活用できます。この駅弁の販売は土日祝日限定なので、お求めの際はご注意を。

・『チキン弁当』（税込価格：800円）
懐かしさを感じるトマト風味のご飯と、鳥のから揚げがセットになった駅弁。1964年に最初に販売されて以来、来年で50周年を迎える東京駅で一番のロングセラー駅弁です。子どもはもちろん、大人にも人気で、有名人にもファンが多いそうです

■賢い駅弁売店の利用法

今回紹介した駅弁は、東京駅構内にある『駅弁屋 祭』で取り扱われています。駅弁屋 祭は、全国各地の駅弁を170種類以上取りそろえているので、どのお弁当がいいか迷うこと必至。駅弁選びから旅ははじまっているといっても過言ではありません。祭に来たら余裕をもって駅弁を選ぶと新しい発見があるかも知れませんね。また、店内2箇所にある「ライブキッチン」で作っているできたて駅弁にも注目。約2週間ごとに、各地の駅弁製造会社がイチ押し商品を提供しているので、要チェックです。

また、ゆっくり駅弁を選ぶ時間がないという人にうってつけなのは、新幹線の中央乗換改札口前の『駅弁屋 踊』がおすすめ。東京駅の人気駅弁から、各地の有名駅弁、新作駅弁など厳選商品を取りそろえています。対面販売のため、素早く駅弁を買うことができるので、時間がないときなどにはピッタリの駅弁屋ですよ。

今年の年末は、ぜひ今回紹介したおいしい駅弁を食べながら帰省してみてください。

駅弁屋 祭
http://www.nre.co.jp/shop/db/detail_00609/

駅弁屋 踊
http://www.nre.co.jp/shop/brand/odori/

（貫井康徳＠dcp）

※この記事は2013年12月26日に公開されたものです