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高良健吾 Special Interview

(C) 2013「武士の献立」製作委員会

ちゃんと会話がある夫婦って
いいなと思いますね

 

高良さんは、安信の妻・春を演じる上戸彩さんの印象を、「やっぱりプロですね。スイッチのオンオフもすごいし、現場でのあり方も堂々としていて。イヤなことも修羅場も、半端なくくぐり抜けてきている方だと思う」と、感服された様子。

そんな上戸さん演じる春は、料理上手で安信の4歳年上、しかもちょっぴり気が強い出戻り娘。安信を一人前の包丁侍にすべく、積極的に料理指南をしていきます。「女性が男性につっかかるなんてことは、昔だったらあり得ないですよね。でも、この映画の中ではありなんです」と笑う高良さん。そんな春と安信の夫婦像を、高良さんはこうとらえたそうです。

「お互いを埋め合っている感じがするし、とにかく安信が春に支えられている感じがすごくします。僕は、楽しさが一緒というよりも、寂しさが一緒というのがすごく大切だと思う。この夫婦にも、それがきっとある気がします。自分で演じると客観的になれなくて、『安信はステキな嫁さんもらったなぁ』という感じですね」

では、高良さんご自身の理想の夫婦像とは?

「会話がある夫婦。会話は、たくさんしゃべればいいとかではなくて、ここはちゃんと話し合わなくてはいけないというときにちゃんと話し合いができたり、互いに話を聞いてほしいときには聞いてあげたり。そういう会話がある夫婦が理想です」

安信と春の会話では、ときに「ナツ殿」「ハルです……」なんて、くすっと笑ってしまうユーモアもたっぷり。高良さんも「ステキな嫁さん」と語る春の姿からは、奥さんとしてのヒントがもらえそうです。


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