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高良健吾 Special Interview

(C) 2013「武士の献立」製作委員会

安信は子どもっぽくて不器用
でも、気持ちはわかります

 

映画『武士の献立』で高良健吾さんが演じる舟木安信は、由緒ある“包丁侍”の舟木家の跡取りでありながら、料理は大の苦手。安信の父の意向で、料理上手の出戻り娘・春(上戸彩)と結婚し、ぶつかり合いながらも夫婦二人三脚で成長していく姿を描きます。安信の印象については、「子どもっぽくて、すごく不器用」と話す高良さん。

「でも、気持ちはわかります。春と結婚したのは自分の望んだことではないし、家族のために夢や好きな人を諦めなきゃいけなかったり。安信はそういう想いが態度や口に出てしまって、不器用なんだけど、すごく素直だと思います」

そんな安信を演じる上で、見せ場となるのは数々の料理シーン。それまで、ほぼ料理をしたことがなかったという高良さんは、クランクインの2カ月前から料理の練習を行ったそうです。

「教えてくれた先生がすごくいい方で、かならず1回は失敗させてくれるんです。何も言わずに見ていてくれて、自分が止まったり、あれ? と思ったときに、なぜこうなったかというのをわかりやすく教えてくれて。僕はその先生が好きだったから、料理が好きになれたし、一緒に練習していて楽しかったです」

その成果もあり、魚をさばくシーンもカッコよく披露されていましたね!

「思ったより難しかったけど、苦手意識はなくなりました。僕が思うに、安信はセンスがあると思うんです。それは家柄や血筋なのかもしれない。でもそこに対して向き合わなかったからできないわけで。ちゃんと向き合ったらできる。それは人に対してもそうだし、自分の夢に対しても同じだと思うんです」


>>>ちゃんと会話がある夫婦っていいなと思いますね……

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