お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【ビジネスNGワード】「絶対~です」失礼に当たるし自分に自信がない

「絶対」と言い切られてしまうと「よほど自分の発言に自信があるのね」と思いがちですが、実は逆。自信がないから、発言に力を持たせようとしてこう断言しているのです。

【取引先との正しい距離感って?「メールは敬語で丁寧に」「SNSは多少フランクでもOK」】

実は根拠ナシ

一見、自信満々に「絶対~です!」と言い切っている目の前の人。思わず「はぁ、そうですか」と納得しそうになりますが、ちょっと待って!相手の発言にそこまで断言できるほどの根拠はありますか?

こういう言い切り型の発言をよくする人は、本当は自分に自信のない人です。本当に実のある話ができないので、自分の発言に価値を持たせるために強く言い切ってしまうのです。

また、現実と向き合うことができず、「きっとこうであるはずなんだ」と現実逃避している場合もあります。

場合によっては失礼な発言にもなる

このように「絶対~です!」と言い切ってしまうのは、時と場合によっては大変失礼な行為にあたります。たとえば、取引先や上司の前では「根拠もないくせになんて傲慢な発言だ!」と思われる可能性が高いです。

そして、「ではなぜそう言い切れるのか説明してくれたまえ」などと突っ込まれてしまうと、もちろんそんな答えは用意していないので、途端にしどろもどろになってしまうのです。ちょっとみっともないですね。

自己主張も大事だけど相手を立てるのはもっと大事

どんな場合でも、自分の主張はひとまず置いておいて、まず相手の話を聞くという姿勢は大切です。聞かない場合、常識がない、失礼、無神経、傲慢・・・など、とんでもないレッテルを貼られることにもなりかねません。

自分の意見を話したいときは、まず相手の意見を一通り聞いた上で、「私はこう思うのですが・・・」とやわらかく切り出すのが常識。「絶対~です!」と言い切ってしまうのは、相手の意見や考えを真っ向から否定しているのと同じことです。

※この記事は2013年09月04日に公開されたものです

SHARE