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老舗ロシア料理店「スンガリー」の絶品ロールキャベツに感動!Cセットがお得―新宿駅2分

まろやかなチーズのようなクリームがたっぷりかかった、ロシア風ロールキャベツ

ソチ五輪が開催されるなど、今年は何かと注目を集めているロシアだが、大国でありながら、その素顔や文化はあまり日本では知られていない。ロシア料理を食べたことがあるという人も少ないのではないだろうか。都内には、本格的なロシア料理を出すお店が、多くはないが何軒か存在する。

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中でも60年の老舗として知られるのが、新宿駅の東口と西口に店を構える「スンガリー」。確かな味が口コミで評判を呼び、日本人にも、日本在住のロシア人にも愛されてきた。そんな「スンガリー」では、西口店のみでお得なランチセットを提供している。

一度ロシア料理を試してみたい!という人は要注目だ。

●洋食とは一味違う、絶品ロールキャベツ
「スンガリー」西口店は、JR新宿駅西口から徒歩2分のビル地下にある。店内はこぎれいだが、アットホームなビストロ風で入りやすい。この店で、新宿界隈で働く人たち中心に人気を集めているのが、平日限定の「ボルシチランチ」。

メイン料理にボルシチ(赤かぶ風味のスープ)、ミニサラダ、ライ麦パンがセットになったもので、A、B、C、Sの4種ある。

一番人気は、「ゴルブッツィ」というロシア風ロールキャベツがメインのCセット(1,130円/限定20個)。ロールキャベツと言えば日本人にも知られた洋食メニューだが、こちらはあくまでロシア(ウクライナ)のお料理。

●おなじみのロールキャベツとは一味も二味も違う
まず大きく違うのは、トマトクリームソースがかかっている点。クリームの食感はふわっとしていて、濃厚な中にチーズのような酸味も感じられる。料理長の久保さんによると、独特の風味の秘密は、「スメタナと呼ばれるサワークリームを使っているから」だそう。

もうひとつの大きな違いは、料理法にある。「洋食のロールキャベツは煮込んで作るのが一般的ですが、ゴルブッツィは、オーブンで煮込み焼きにして作ります」。出来たてゴルブッツィのこんがり焼けた様子と食欲をそそる香りは、オーブン料理ならでは。

クリームのくせになる味わいに、お肉のしっかり詰まったロールキャベツ。ボリュームも十分で、食べ終わると幸せな気分になる。

●実は親しみやすいロシア料理
ボルシチランチの中で、Cセットのほかに人気があるのが、グリビー・ヴ・スミターニェ(つぼ焼きクリーム煮)がメインのAセット(1,010円)。どのセットにもつく定番料理ボルシチのさっぱりした味わいも魅力だ。

「ロシア料理は本当に種類が豊富で、いろいろな食材を使った多様な味があります。季節のお料理も多く、年間を通じて楽しめるんですよ」と久保さんはその魅力を語る。

場所柄、「ボルシチランチ」が食べられる平日のランチ時は混み合うが、13時以降になると少し落ち着く。ただし、上述の「ゴルブッツィ」がメインのCセットは、数量限定のため、13時には売り切れていることが多い。

「ゴルブッツィ」目当てなら、開店前に並ぶのがベター。

【店舗データ】
店名:ロシア料理 スンガリー
所在地:東京都新宿区西新宿1-7-2 スバルビル B1
※ほかに東口店(夜のみ営業)もあり
営業時間:月~金/ランチ 11:30~14:30
ディナー 16:30~22:30
土・日・祝/ランチ 11:45~15:00
ディナー 17:00~22:30
定休日:年中無休(年末年始、ビル休館日を除く)
HP:http://www.sungari.jp/

※この記事は2014年05月11日に公開されたものです

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