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会話につまったときに使える魔法のことば「最近どう?」「休みは何してる?」

会話が途切れたときの沈黙――。それは、人生の中で幾度となく訪れる、恐怖の時間です。早くこのときが過ぎればいい……と神頼みしていても、沈黙が終わることはありません。そこで、今回「会話をするときに上手くやるにはどうしたらよいか」をリサーチしてみました。

軽めの話題をテキトーに?

初対面だったり、久しぶりに会った知人などの場合、共通の話題や相手の情報はほとんどなさそうです。そんなときは、当り障りのない話題で様子を見る人が多いようです。

・天気
・季節
・ニュース
・最近流行っているもの
・経済
・交通情報

最初のうちは自分の意見などは控えておくのがベターだとか。あくまで軽く、が肝心みたいです。もし相手が興味を示さなければ、すぐに話題を切り替えましょう。会話のとっかかりになりさえすればよいのです。

「最近どう?」

よく知っている人だけれど、話題が思い浮かばない……そんなときには、「最近どうですか?」と聞くのは非常に効果的のよう。言われてみれば、漠然としていながら相手に会話の全権を渡しうるこの質問は、仕事、趣味、家族、恋人、珍しいエピソード、爆笑ものの体験談……さまざまな話題に転がる可能性があり、無限の可能性を秘めていそう。

しかしあまり親しくない相手には、少し唐突な印象を与えてしまいそう。すごく便利な話題の振り方ではありますが、使いどころは注意したほうがよさそうですね。

休日について尋ねてみる

「お休みの日は何をされているんですか?」も、汎用性が高いようで話題に困ったときに使う方が多いみたいです。休日のない人はあまりいません(たまにいますが……)。せわしない日々、休日について考えるのはは楽しいことです。休日の話題は話を振られた方も機嫌よく応じてくれる場合が多いとか。

たとえば何かの趣味に熱中している方だったら、誰かに話がしたくてうずうずしているかもしれません。

「ずっと寝てました」なんて返答が来るかもしれませんが、やりたいことをやってる結果なので、雰囲気は悪くならないでしょう。

恋人がいる方からは、のろけ話を聞かされるかもしれませんが、沈黙よりはよいですよね!(だめ?)

タイプ別ハズレのない話題

相手のパーソナリティがわかっている場合は、切り出す話題も増えますよね。しかし話題があったとしても闇雲に切り出すのはちょっと待ったほうがよいかも。「こういう人ならこの話題」というセオリーがあるようなのです。

小さなお子さんがいるパパやママには、子供の話題は鉄板です。また、年配の方には健康関連の話題だと興味を示してくれやすいとか。サラリーマンの方なら、職場の近くにある飲食店の情報を常に知りたがっているそうです。

そのほか、若い女性は恋愛話が好きな人が多い、男性はスポーツの話に食いつきやすい、などの意見もありました。個人差がありそうですが、相手によって使えそうな感じがします。

ほめ言葉で攻める!

会話に詰まったときは、相手のよい所を探して褒める――という高等テクニックを使う方もいるみたいです。褒め言葉で会話の沈黙を解消すれば、それまでの暗く沈んだ空気は一変し、明るい雰囲気で会話を続けることができそうです。

たとえば、女の子が話し相手の場合は、服装を褒めてみるのがよいのだとか。ただ、あなたが特におしゃれに精通していれば別ですが、「そのブランド……」「そのアップリケ……」「それは80年代の……」などと細かく分析するのはボロが出るかもしれません。

そういう場合は、「その服可愛いね」とだけ言っておけばOKのよう。ちなみに間違っても批判めいたことを言うのはやめた方がよいです。女性の容姿についてひやかすのは、猛獣に石を投げることくらい危険なことです。

相手の美点は逃さずに褒めます。なければないなりに、「○○さんは雰囲気がありますね」などと、漠然と褒めてみるという方もいるよう。ちょっと不誠実な感じもしますが……。

「何かを話さなければ」と思うからこそ、会話が途切れたときの沈黙は気まずいものになるのだと筆者は思います。しかし人は、誰かと会えば言葉を交わさずにはいられない生き物です。もしかすると私達は話しかけられるだけでも「少しうれしい」のかもしれません。どんな話題でも相手は「少しうれしいはず」と思って気軽に話しかけて、会話を楽しむとよいのではないでしょうか。

(横田まき/サイドランチ)

参考記事はこちら▼

あなたは会話が苦手なタイプ? 診断でチェックしてみましょう。

※この記事は2013年10月18日に公開されたものです

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