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あの人が「私ってこうじゃないですか?」と言う本当の意味→「周囲が無関心なので振り向いてほしい」

「私はこうじゃないですか」と言う人、あなたの周りにはいませんか?いわゆる“自分定義”と言われるこの言葉には、実は意味があったんです!普段耳にする“自分定義”の言葉の意味とは、一体どういったものなのでしょうか?

自分定義する意味とは?

自分定義とは、その言葉の通り「自分を定義する」ことです。自分がどんな人、どういった人間であるかを決定づけているともいえるかもしれません。

自分定義をする意味は、主に「自己暗示」か「周りへの印象付け」です。自分に対しての自分定義は、「自分はこういう人なんだから」と思い込むことによってプラスの効果を得られるようにしたり、逆にマイナスの定義を持ってしまい、実力以下の力しか出せないということもあります。

他人への「印象付け」の場合、「周りにこう思われたい」や「よく思われたい」という心理から、自分を定義してそう思われるように吹聴します。多くの場合正しい自分の定義ではなく、「こうなりたい」定義を自分、もしくは周りの人間に押しつけていることが多いです。

自分定義をする理由

「私はこう思う」

「私ってこういうところあるのよね~」

こういった自分定義をする人たちは、主に周りからの反応を求めています。自分が“こういうもの”だと周りに言うことで、人から「そうなんだ」等、同調してもらいたいのです。自分定義をする人は自分の考えや思っている事を他人に賛同してもらい、同調してもらうことで満足したい心理が働いています。

また、「自分はこういう人間」だと定義し、周りに同意を求めるのは、「こういう人間」だということをアピールし、いざという時の逃げ道を作っておきたい心理の表れでもあります。「私は○○だから、こういうことがあっても仕方ない」、「○○だから許容してほしい」と思っており、自分定義をする理由の大部分といえるかもしれません。

案外、周りは無関心

自分定義をして周りに話している人のことを、聞いている人は案外気にとめていないことがほとんどです。興味がない、といってしまえば聞こえが悪いかもしれませんが、その人がどんな人間かというのは自分の基準で考えて決めていくもので、その人本人の自己評価はあまりあてにならないというのが本音でしょう。

自分定義に対して、周りの反応は自分で思うほど影響のあるものではありません。あまりしつこくしても逆に印象が悪くなりますし、自分定義もほどほどにしておきたいですね。

※この記事は2013年07月23日に公開されたものです

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