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「卵子凍結」で焦らず婚活できる? ペアーズとグレイスグループが「パートナー探しと卵子凍結に関する意識調査」を発表

#ヘルシーニュース

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グレイスグループは、恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカの「パートナー探しと卵子凍結に関する意識調査」を共同で企画し、男女別に集計した結果を2025年4月23日に公開しました。

卵子凍結保管サービスや妊活支援サービスを通して女性の健康維持・向上をサポートするグレイスグループは、価値観の多様化や生き方の選択肢が増えるなかで、恋愛や結婚、将来設計に関する価値観の変化を捉えるため、恋活・婚活マッチングアプリとして独身男女の出会いの機会創出に貢献するペアーズと同調査を共同で企画。ペアーズが、同社ユーザーを対象に調査を実施しました。

7割が「子どもを持ちたい」と回答、卵子凍結の認知度は96%

「将来どの程度お子さんを持ちたいと思いますか?」という質問に対し、70.3%の男女が「持ちたい」と前向きな意向を示しました。

20〜39歳の女性を対象に「卵子凍結(将来の妊娠に備えて、若い頃の卵子を凍結保存しておく技術のこと)についてどの程度知っています?」と尋ねたところ、「卵子凍結について聞いたことがあるが詳しく知らない」「卵子凍結についておおよそ内容を知っている」「卵子凍結についてよく知っている」「すでに卵子凍結を実施済み」と回答した人の割合の合計が96%に達し、婚活中の女性の間で卵子凍結が広く認知されていることがわかりました。

卵子凍結がもたらす安心感:「焦らず婚活できる」と考える女性が約半数

女性に対して「卵子凍結を実施することで、婚活/パートナー探しにどういう影響があると思いますか?」という質問をしたところ、「自分の年齢を気にせず、焦らずに婚活に取り組める」との回答が49%を占め、卵子凍結が“自分らしい婚活”を後押しする存在であることがうかがえます。

卵子凍結により“年齢のこだわり”が緩和? 交際相手に求める年下志向に変化

男性に対して「お相手の女性が卵子凍結をしていた場合、交際相手の年齢についてどう考えますか?」と尋ねたところ、年下を希望する割合が減少し、年上や同世代を希望する割合が増加する傾向が見られました。

この変化は、卵子凍結という選択肢に対する前向きな価値観が一部の男性に広がりつつあることを示唆しており、年齢にとらわれないパートナー選びが今後進む可能性も考えられます。

ただし割合の比較については、(1)依然として同世代〜年下の女性を希望する男性が多いこと、(2)卵子凍結前提の回答数が、卵子凍結質問前の回答母数(n=3,845)と比較して約10分の1にとどまることを考慮しなければなりませんが、卵子凍結に前向きな価値観を持つ男性の存在を確認することができました。

調査概要

「ライフステージと卵子凍結に関する意識調査」

調査名:「パートナー探しと卵子凍結に関する意識調査」
調査主体:エウレカ
調査手法:インターネット調査
日時:2025/3/19〜3/26
調査対象者:ペアーズユーザー(全国・20〜39歳・男女)
有効回答数:9,791人

(エボル)

※この記事は2025年05月08日に公開されたものです

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