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利用者の5割超! 英会話アプリの「成果を実感」、おすすめの使用法は?

#おしごとニュース

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ベンドが運営する「スキルアップ研究所」はこのほど、「英会話アプリの利用者傾向および使用体験に関する実態調査」を行いました。

調査背景

近年、グローバル化が加速する中で、英語力の重要性がますます高まっています。

そのような背景の中、場所や時間を選ばず学習できる「AI英会話アプリ」が注目されています。これらのアプリは、AIを活用して個々の学習者に適したレッスンを提供し、手軽にスピーキングやリスニングスキルを向上させることを目指しています。

そこで今回、AI英会話アプリの利用実態に迫るべく、幅広いユーザーを対象に調査を実施。その結果から見えてきた、ユーザーの特徴やアプリの魅力について詳しく解説しています。

英会話アプリの利用目的は旅行・基礎固めが約半数

英会話アプリ利用者の目標を尋ねたところ、回答が分散しました。最多となったのは「旅行の時に話せるようになりたい」で、全体の27.0%が回答。「基礎を学びたい」「仕事で使う英語を学びたい」などにも回答が集まっています。

利用者によって英会話アプリ利用の目的は異なりますが、裏を返せば、英会話アプリの提供するカリキュラムが「旅行で使う英語」「仕事で必要な英語」「基礎的な英語力の向上」など、多様な目的に対応しているといえます。

利用者がアプリを利用する時間帯は20時~23時が半数以上

英会話アプリの利用時間帯を聞いたところ、夜20時〜23時に利用する人が多いことがわかりました。

仕事や家事、子育てで昼間にまとまった時間が取れず、英語を勉強するならこの時間帯になるという人は多いと思われますが、夜は対面の英会話教室が営業していません。

こうした観点で、時間に拘束されずに利用できるのは、英会話アプリの大きな魅力と推測されます。

英会話アプリの成果を実感している人は半数以上に

英会話アプリの成果を実感するかについては、「はい」と回答したのは全体の約55%となり、人によって使用体験に差があることがうかがえる結果となりました。

継続しやすい=成果が出やすいではない

アプリの成果の実感率をアプリの選択基準別に見たところ、実感率にばらつきが出ました。

全体の成果実感率は約54%でしたが、一般的に重要視されがちな「継続しやすさ」を基準にした人たちは成果実感率が50%を下回りました。

また、多くの回答が集まった「予算」「レベル感」に関しても、顕著に成果実感率が上がるわけではない様子がうかがえます。

課題と展望

英会話アプリは、国際化が進む中で日常生活やビジネスにおいて英語を必要とする多くの人々にとって、時間や場所を選ばず学べる効率的なツールとして注目されています。

アプリの選択においては、自身の予算や英語レベルに合っているかが重視される傾向にあります。しかし成果を実感するかどうかは、総じて人によって差があるようです。具体的なゴールの設定や習慣化といった自主的な取り組みが成果を左右するのだと思われます。

英会話アプリは、より多くの人に成果を実感してもらえるよう進歩が求められることでしょう。近年ではAIを使ってカリキュラムをユーザーに最適化できるものも出てきています。

今後、その利便性を武器に、英会話アプリはさらに普及していくと見込まれます。

調査概要

「英会話アプリの利用者傾向および使用体験に関する実態調査」

対象者:英会話アプリを使った経験のある人
対象地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年1月4日〜1月11日
回答数:200
出典元:https://reskill.gakken.jp/4668
(スキルアップ研究所:https://reskill.gakken.jp/

(エボル)

※この記事は2025年02月01日に公開されたものです

エボル

ネットを中心にさまざまなサービスやビジネスを創造する企業。特にコンテンツ開発分野においては、さまざまな分野で活躍する多彩なライター陣と経験豊かなエディターを中心に各ネットメディア向けて最適化された、品質の高いコンテンツを企画制作しています。マイナビウーマンではニュース記事を担当。
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