「かもしれない」で広がる世界〜ヨシタケシンスケ 初の大規模展覧会を開催!
そごう美術館(神奈川県横浜市西区)では7月23日〜 9月2日まで、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を開催しています。
ヨシタケシンスケ 初の大規模展覧会が開催中!
絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(2013年)以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケさん。
頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけています。
ヨシタケさんは絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家として活躍してきました。
初の大規模個展となる同展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、同展のためにヨシタケさんが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示し、作家の「頭のなか」をのぞいてみます。
発想の豊かさに支えられたヨシタケさんの「かもしれない」展示空間をぜひ、体感してみてはいかがでしょうか。
「かもしれない」で広がる世界
『りんごかもしれない』は、どこにでもあるひとつのりんごから想像をふくらませて、視点を変えたり、考えたりすることの楽しさを教えてくれました。
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を見終わったあとには、いつものなにげなく見ているものの見方がちょっぴり変わっているかもしれません。
発想の源を探るスケッチ約2,500枚を大公開
ヨシタケさんが絵本作家デビュー以前から、日々描きためてきたスケッチの数々。小さな手帳の中に、ヨシタケさんの発想の源ともいえる、果てしない妄想やアイデア、そして世界の見方がつまっています。
同展では、1万枚を超える膨大なスケッチの中から約2,500枚を複製し一挙に公開。過去最大規模で、ヨシタケさんの「頭のなか」をのぞけます!
絵本の世界を体感できる仕掛けが盛りだくさん!
デビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、『つまんない つまんない』『なつみはなんにでもなれる』など約20作の人気絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどを多数紹介。
ヨシタケさんのアイデアから生まれた、作品の世界に入り込んだような体験展示も用意。大人も子どもも体と心を動かして楽しめます。
出品数400点以上! ヨシタケシンスケの謎を解き明かそう!
絵本を出版する以前から、イラストレーターや造形作家として活躍してきたヨシタケさん。その独自の発想がどこからやってくるのか、学生時代の立体作品や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションから、インスピレーションの源を探ります。
ヨシタケさんが1990年代に制作した「カブリモノシリーズ」という立体作品は、1997年にそごう横浜店 9階市民フロアで展示されました。その当時の作品の一部を同展でも鑑賞できます。
さらに6階=ミュージアムショップでは、展覧会オリジナルグッズを多数取りそろえています。
ヨシタケシンスケ プロフィール
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。これまで『りんごかもしれない』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)、『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)、『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。
『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。
開催概要
展覧会名:ヨシタケシンスケ展かもしれない
会 期:2024年7月23日→ 9月2日 *会期中無休
開館時間:午前10時〜午後8時 (入館は閉館の30分前まで)
※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
会場:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店 6階)
・〒220-8510 横浜市西区高島 2-18-1
・電話 045(465)5515[美術館直通]
・入館料(税込):事前予約不要 一般 1,400(1,200)円/大学・高校生 1,200(1,000)円/中学生以下無料
※公式オンラインチケット(e-tix)では、いつでも( )内の料金にて購入できます。
・オンラインチケット : https://www.e-tix.jp/sogo-seibu_yoshitake-ten_yokohama/
※会期中、クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリをそごう美術館チケット売場にて提示すると、( )内の料金にて購入できます。
※障がい者手帳各種の所持者、および同伴者1名は無料で入館できます。
※混雑時は入場制限および入館券の販売を中止する場合があります。
主催:そごう美術館、神奈川新聞社、朝日新聞社、白泉社
後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協力:アリス館、PHP 研究所、ブロンズ新社、ポプラ社
横浜会場協賛:(株)そごう・西武
グラフィックデザイン:大島依提亜 / 会場構成:五十嵐瑠衣
※入館前にそごう美術館ホームページおよび会場入口掲示の「ご入館の際のお願い」を確認してください。
※展覧会・イベントの中止や延期、一部内容が変更になる場合があります。
※最新情報は、そごう横浜店・そごう美術館ホームページにて確認してください。
▶「ヨシタケシンスケ展かもしれない」 公式サイト:https://yoshitake-ten.exhibit.jp/
▶そごう美術館 HP:https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/ X(旧 Twitter)@sogomuseum
▶公式オンラインチケット(e-tix):https://www.e-tix.jp/sogo-seibu_yoshitake-ten_yokohama/
(エボル)
※この記事は2024年08月05日に公開されたものです