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「ご丁寧にありがとうございます」とは。目上の人に使えるか、例文・言い換えも紹介

にほんご倶楽部

「ご丁寧にありがとうございます」の類語・言い換え表現

「ご丁寧にありがとうございます」と似た意味を持った表現を知ると、相手への感謝の言葉がマンネリになるのを防げます。

また、シーンによっては「ご丁寧にありがとうございます」だと堅苦しい印象になってしまうため、相手に合わせて言い換え表現を取り入れましょう。

(1)「ご配慮いただきありがとうございます」

「配慮」とは、こちらを「慮る(おもんばかる)」「心を配る」ということを表す言葉です。

つまり「ご配慮いただきありがとうございます」は、自分を気遣って丁寧に対応してくれたことへの感謝を意味するのです。

例えば相手の方でスケジュールを調整してくれたり、資料を用意してくれたりと、特別な待遇に対してお礼を言う場面で使いましょう。

(2)「手厚いご対応をありがとうございます」

「手厚い」とは、接し方が丁寧で親切な様子を意味します。

「ご丁寧にありがとうございます」と同様に、丁寧に対応してくれたことへの感謝や、温かいもてなしに感動した気持ちを伝える際に使用するといいでしょう。

(3)「きめ細やかにありがとうございます」

「きめ細かい」は、物事に対して、すみずみまで気が配られていることを表します。

「きめ細かにありがとうございます」を用いれば、相手が細かい部分にまで気を遣ってくれたり、漏れがないように対応してくれたりしたことに気付いている、そしてそれに感謝していると伝えられるのです。

「ご丁寧にありがとうございます」は気遣いへの感謝の言葉

「ご丁寧にありがとうございます」は目上の人にも使える敬語表現であり、敬意と感謝を同時に伝えられます。

とても丁寧なお礼だからこそ、相手に心からの感謝が伝わるように、しっかりとお辞儀をするなど行動でも示すことが大切ですよ。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2024年06月25日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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