お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「言付かっております」の意味とは? 例文と使い方、注意点や言い換えを紹介

にほんご倶楽部

「言付かっております」の注意点

「言付かっております」は丁寧な言葉ですが、シーンによっては注意が必要なこともあります。細かく見ていきましょう。

(1)「言付かる」と「預かる」はニュアンスが違う

「言付かる」と「預かる」は、人から用件や品物を受け取るところは同じです。

しかし「言付かる」はどちらかというと、伝言を残した人が主体です。「預かる」は自分が引き継いで世話をするという意味合いがあるため、「言付かる」とはややニュアンスが変わるのです。

わずかな違いですが、伝言や物を必要な人に届ける中間的なポジションの場合は「言付かっております」を使い、より能動的な印象を与えたい場合は「預かっております」を使うといいでしょう。

(2)対面では、現代的な敬語に言い換えることも検討する

「言付かる」という表現はやや古典的で堅苦しい印象があります。そこで、特に対面では「聞いております」といったカジュアルな表現を使うのもいいでしょう。

ただし「言付かっております」をスムーズに使えると、敬語の知識が深く、安心感のある相手だと印象づけられるかもしれません。相手や場の雰囲気によって使い分けましょう。

次のページを読む

SHARE