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約47%が経験! “新生活必需品の買い忘れ”を防ぐ、引越し専門家の対策とは?

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総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」を運営するauコマース&ライフは、引越しオーガナイザー門野内絵理子さん監修のもと、全国20代〜60代の男女600名を対象に「新生活の見落とし必需品に関する調査」を実施しました。

また、調査結果から可視化された課題に対する解決策や、ストレスを溜めない引越しのコツについて門野内さんからアドバイスが寄せられています。

直近の新生活の準備にかかった費用平均は約36万円

調査の結果、直近の新生活の準備にかかった費用平均は約36万円、最大500万円。時間平均は約38時間、最大200時間となりました。

専門家コメント

新生活の準備には時間もお金もかかります。荷造り前に持ち込む荷物を厳選しておくことで引越し業者への支払いを抑えることも可能です。買い足すものはリストアップしておき、衝動買いや二重買いを防ぎましょう。

各準備物の価格を比較することやポイント還元を利用することも費用を抑える上で効果的です。比較検討は時間を忘れて没頭しやすいので目的とゴールを明確にすることをお忘れなく。

また、引越し準備をより効率的に進めるためには、事前の準備が大切です。

1:新居の採寸 
2:梱包前に物を減らす 
3:家具家電の配置決め 
4:収納計画 
5:梱包手順〜梱包は「部屋の「奥」から荷造りを始める」「ダンボールに収める部屋、収める収納先まで記載しておく」

などの工夫が有効です。加えて、必要な物の購入はECモールなどを利用することで外出の時間を省き、入居日に合わせた配達指定をすることで時間短縮につながります。

新生活に必要なものを買い忘れてしまった経験がある人は約半数

約47%が新生活に必要なものを買い忘れてしまった経験があると回答。半数以上が買い忘れによるストレスを感じると回答しており、引越しタイミングでの“買い物課題”が浮き彫りとなりました。

専門家コメント

新生活を始める際には、今の住まいの片付け、荷造り、家具、家電、生活用品の購入に加えて、住所変更、役所手続き、新居の立ち合いなどを並行して準備しなくてはなりません。

まずは、やることリストを作り、買うもの・捨てるもの・手続きと並べ、進捗を確認できるようにしましょう。記憶に頼るばかりでなくメモがあることで買い忘れも防ぐことができます。

新生活の“見落とし必需品”は「カーテン」と「防災グッズ」

多くの家庭にあるカーテンですが、新生活を始める際、3人に1人が買い忘れた経験があるなど、意外にも見落とされがちな必需品だということが明らかとなりました。

また、災害大国の日本において必須とされる防災グッズの購入を忘れた経験がある人が5人に1人と多く、いざというときの備えにまで、準備が行き届いてないことがわかります。

専門家コメント

家電や家具などの大物に気を取られて、カーテンを買い忘れることはよくあるケースです。カーテンはプライバシー保護の観点に加えて、室内の湿度や気温などを保つ効果もあるため、引越し後はなるべく早く準備しておきたい物です。

また、近くに大きめの家具屋がない場合は即日での入手が難しいため、内見などのタイミングで幅や高さなどを測っておくようにしましょう。

日本では地震や台風などの災害が多いため、防災用品の準備は大切です。防災グッズは一緒に住んでいる人の人数や年齢などを踏まえた準備が必要になります。必要な物や量については東京都が運営する「東京備蓄ナビ」にて簡単に調べることができます。

備蓄は保存期間の長いものを多めに用意しておき、使った分だけ買い足す方法なら、難しく考えることなく取り入れやすいのではないでしょうか。

新生活において便利な購入方法1位はホームセンターでの買い物

新生活の買い物をする場所として人気なのが幅広い商品が揃う「ホームセンター」「家電量販店」「100円ショップ」「ECモール」の4つという結果となりました。

「au PAY マーケット」などのECモールが便利だと感じている理由として、最も多く挙げられたのは「価格の安さ」でした。

また、4割以上の人が、ポイントがたまることを理由にあげていることからも、費用を押さえた買い物において、ECモールが選ばれていることがわかります。

専門家コメント

ホームセンターは幅広い商品が揃うため、段ボール・日用品・キッチン回り・小型家電・などが、一度の買い物で済ませることができる、引越しをする際には非常に便利なお店です。100円ショップは、店舗数も多く日常のこまごまとした買い物に適しています。

ECモールは幅広い品ぞろえや自宅までの配送などがあり便利なのはもちろん、移動時間や深夜早朝でも買い物ができるので忙しい方の引越しには便利です。価格の比較やポイント獲得などお得に引越したい方にもおススメです。

引越しのストレスは「友人との喧嘩」や「風邪」以上!?

生活の中でのストレスに関して聞いた設問では、「引越し準備」のストレス値の平均が「友人との喧嘩」や「風邪などの体調不良」よりも高く、強いストレスを感じている人が多いことが明らかとなりました。

専門家コメント

引越しのストレスを減らすためには「段取り8分(はちぶ)」事前準備が大切です。引越しのストレスは、決めることの多さ、手続きに追われる焦り、などが挙げられるでしょう。

「カーテンのデザインどれがいいかな」「ベッドを新しく買うことにしたけど大丈夫かな」「部屋に置けない服を捨てなくちゃ」…決めることが膨大です。手続きも「ガス立ち合いの次はエアコン取り付け、そのあとは……」「役所手続きの日、仕事休めるかな?」「住所変更終わった?」……などのタスクを抱えています。

やることのリストを事前に準備すること、進捗を更新することでストレスを減らしてくれます。

理想の隣人ランキングは「マツコ・デラックス」「綾瀬はるか」

女性が選ぶ理想の隣人ランキング1位は「マツコ・デラックス」、男性1位は「綾瀬はるか」に。大谷翔平選手は、男女ダブルでランクインしています。

引越し専門家 門野内絵理子さんコメント

「引越しは、段ボールに荷物を入れて新居で出すだけ」と捉えられがちですが、実は荷造り前の段取りが重要です。

まずは「この部屋の使い方は?」「誰が、いつ、何に使う場所?」「クローゼットには誰の何を入れたい?」「それには何が必要?」「どんなものを買い足せば使いやすい?」「ここに収まる?サイズは?」と、新居での暮らし方を想像しイメージしておくのです。

部屋の採寸、買い足すもの、手放すもの、手続き、引越しに関わる情報をひとつにまとめておくことが買い忘れや備え忘れを防ぐカギです。なんとなく“あったら便利かな”“たぶん置けるかな”と場当たり的に準備する方がストレスになり疲れやすく、抜け漏れが起こりやすいです。

引越しは物の移動だけでなく、暮らしや生活様式の変化でもあります。新しい生活が快適で満足のいくものとなるように、段取りを大切にしてください。

引越しオーガナイザー 門野内絵理子

大阪府吹田市在住。引越し歴11回。
リクルートキャリアを経て引越しオーガナイザーに。
自身の引越し経験から「新生活・入居二日で新居が片付く」引越し片付けサポートを提供。
新居での暮らしが楽になる家事導線や収納計画に育休ママを中心とした利用が広がっている。
著書に『引越しで「私」と「暮らし」を整えよう』がある

【調査概要】

調査方法:WEBアンケート方式
調査対象:20代〜60代の男女(100名ずつ)
有効回答数:600名
調査実施日:2024年3月11日から3月14日

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※この記事は2024年04月08日に公開されたものです

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